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平成22年6月16日(水)於:経団連ホールにて

平成22年度 第53回JATA通常総会報告

2010年6月21日

平成22年6月16日(水)午後2時30分より、経団連ホールで第53回JATA通常総会を開催しました。金井会長は冒頭の挨拶の中で「状況が厳しければ厳しいほど、明るいものを見つけ出す努力をしなければいけない」「力強い“反転攻勢”の年にすべく全力を挙げる」と呼びかけました。

(平成22年6月16日現在、正会員会社 1183社 総会出席108社・委任状提出782社 出席計890社)

 

第53回通常総会議事次第

14:30〜17:00 来賓挨拶
第1号議案 「2009年度(平成21年度)事業報告(案)及び同収支決算報告(案)並びにその承認の件」
第2号議案 「2010年度(平成22年度)事業計画(案)及び同収支予算報告(案)の審議承認の件」
第3号議案 「公益法人制度改革への対応の件」
第4号議案 「役員選任の件」
17:30〜19:30 意見交換会

開会の挨拶:金井 耿JATA会長


金井 耿 JATA会長

今年度は、成田空港の発着枠の拡大・羽田空港の本格的国際空港化、東北新幹線の青森までの延伸があり、これらは旅行市場にとって期待の膨らむ追い風といえます。当協会としては観光庁とも協働して、観光立国推進基本計画の5つの目標達成に向け、国内と併せてインバウンド・アウトバウンド双方向の交流の拡大を図り、政府の成長戦略の実現と共に、力強い「反転攻勢」の年にすべく全力を挙げてまいります。具体的には次のような取り組みを主軸に、需要喚起と業界の活性化・強化に努めてまいります。

まず第一に、海外旅行については、各国政府観光局・航空会社・地域の協力を得て、各空港・各地域において時宜を捉えたプロモーション活動を展開すると共に、各社の営業力強化に役立つ様々なセミナーや研修団の設定などにより、早期の2000万人達成に努力を重ねます。

第二に、国内旅行については、2年目となる宿泊旅行拡大キャンペーン「もう一泊、もう一度」を、宿泊関係者との連携を強化してさらにその浸透を図り、「季節のリズムで旅しよう」年間宿泊数4泊の推進を図ります。

第三に、訪日外国人旅行については、中国の個人観光ビザの7月1日からの発給要件緩和を踏まえ、特に近隣諸国からの訪日旅行に会員各社が積極的に取り組めるよう観光庁のご指導・ご支援を賜りながら、引き続き訪日外国人受入促進地域フォーラムの開催など、外国人受入の環境の整備にご協力してまいります。

第四に、その他の事業については、植林・間伐などの社会貢献、リスクマネジメントにかかわる意見交換の促進などへの取り組みを強化します。

加えて、公益法人制度改革については、本総会の意思を踏まえて、その実現を図ってまいります。

「ローマ人の物語」の著者、塩野七生さんは『興隆・安定期と衰退期を分けるのは、問題の 本質に関心を戻せるかどうかにかかっている。言い換えれば、問題の単純化である。単純化 ができなければ改革は頓挫する。』と述べています。
こうした非常に重要なヒントを我々の新たなビジネスモデルにも追求して活かす必要があるだろう。

幸い、お客様の「旅への強い思い」は、顕在化するかしないかの違いはあっても、常に失われることはありません。JATAが掲げる5つの「旅の力」を、実際にお客様に感じとっていただけるよう、お客様の旅への思いを封じ込めている大小様々なバリアーを一つ一つ取り除いていくことが、我々にとって最も大切な課題だと思います。苦難を乗り越えてきた先人の叡智と努力に負けないよう我々も力を尽くして行こうではありませんか。

来賓祝辞:溝畑 宏観光庁長官


溝畑 宏観光庁長官

新政権は2010年の成長戦略の重要な柱として観光戦略を挙げております。観光立国にむけた取り組みについて皆さまの努力に感謝申し上げます。

観光は国民一人ひとりが参加する、支える、楽しむ分野であります。
観光には地域の振興、地域経済の活性化を促し、どの業種よりも経済の波及効果があります。また、自分の住む地域や国を大切にする気持ちホスピタリティーを持つことができます。国民をあげて旅行の価値を高め、進んで旅行にいくという運動を皆さんと一緒に盛り上げて行きたい。若者には人と出会い、感動し、自分の自立心を養ってもらう。団塊の世代の方には「もう一回、青春しましょう」というようなムーブメントを起こしていきたいと思っております。

観光市場を拡大するために、日本から海外に出かけ、交流し、その海外から日本に訪問してもらうというように、インバウンドとアウトバウンドを車の両輪として強力に推進していきます。また、休暇の分散化を進める一方、関係省庁と連携し、医療、文化、スポーツなど様々な分野で新しい観光のアイテムを増やすことも大きな柱としていきたいと思っております。

金井会長からのお話もありましたように、今の逆境こそチャンスと捉え、アジアでまず一番を取り、その後世界を目指すという気概を持って、観光の将来を大きく展望できるものにしていきます。

この総会にお集まりの皆さまは全国各地の魅力ある観光資源に接しておられる皆さまです。皆さまと一緒になって、日本を元気な国にし、観光を通じて世界に向けて日本の魅力をアピールし、日本を輝かせていきたいと思っております。
本日はありがとうございました。

第1号議案:「2009年度(平成21年度)事業報告(案)及び同収支決算報告(案)並びにその承認の件」
第2号議案:「2010年度(平成22年度)事業計画(案)及び同収支予算報告(案)の審議承認の件」
第3号議案:「公益法人制度改革への対応の件」

奥山理事・事務局長より第1号議案から第3号議案の説明がなされ、すべて提案どおり承認されました。

第4号議案:「役員選任の件」

役員改選では、理事20名、監事2名、運営役員25名の新役員が承認されました。

意見交換会


意見交換会でお客様を迎える、右から金井会長、
佐々木副会長、菊間副会長、柴田理事長


  • 金井 耿JATA会長

  • 藤本祐司
    国土交通省政務官

  • ミゲル・ルイス・カバーニャス
    駐日メキシコ合衆国大使

挨拶:金井 耿JATA会長
祝辞:藤本 祐司国土交通省政務官
乾杯:ミゲル・ルイス・カバーニャス駐日メキシコ合衆国大使

総会終了後、意見交換会が開催され、会員会社、旅行・観光関係、政府観光局やメディアの方など、多くの方々が出席されました。

金井会長は「世界経済の緊密化、情報通信技術の発達、金融のグローバライゼーションなどにより、様々な局面で変動の激しい状況が続いております。旅行業界もそうした荒波を受け、昨年は特にH1N1型新型インフルエンザの恐怖などにより、大変厳しい一年を経験しました。旅行市場全体としては徐々に明るさを取り戻しつつあるとはいえ、旅行業界を取り巻く環境の変化は多くの会員各社にとって大きな変革を求めるものとなっております。こうした観点から総会では政府の成長戦略の実現に強く期待しつつ、自らの努力によって“反転攻勢”を図るべく、今年度の事業計画を決定いたしました。そして、我々会員各社の得意分野である国内旅行と海外旅行に加えて、さらに質の高い訪日旅行への取り組みを政府のご支援も得て、強化して行こうと確認いたしました」と挨拶されました。


大勢の方々が参加した、なごやかな歓談の場となった意見交換会

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