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2009年2月24日開催

「JATA経営フォーラム2009」開催報告

2009年3月2日

平成21年2月24日(火)13:00より 東京・ホテルメトロポリタンにて、「待ったなし!旅行業の未来を切り拓け!」をテーマに、「JATA経営フォーラム2009」が開催されました。

「旅行業界にとっては決して楽観できるような状況下ではなく、このようなときにこそ、「旅行業経営」をもう一度見つめ直すきっかけとして、このフォーラムを活用してもらいたい…」というスローガンのもと開催されたフォーラムには、会員会社の経営幹部や管理職の方々、旅行関連関係者やプレスの方々まで350 名が参加されました。

西阪昇 観光庁審議官を来賓にお迎えしました。田坂広志氏の特別講演や、復活したパネルディスカッション、昨年の8つから4つに整理された分科会は、市場活性化や需要回復、海外旅行喚起に向けた取り組みの場、提案の場などとなりました。


JATA経営フォーラム2009オープニング

JATA経営フォーラム2009会場

今回の特徴

今回のフォーラムの総合テーマは、「待ったなし!旅行業の未来を切り拓け!」。 旅行業界にとって、厳しい需要動向、市場状況が続く今こそ、この経営フォーラムが「旅行業経営」をもう一度見つめ直す1つのきっかけになれば、という願いが込められています。

また、今回の経営フォーラムでは、多くの方に参加いただけるよう、さまざまな創意工夫をいたしました。開催時間を半日に短縮し開始時間を13:00に変更、参加費の値下げ、参加費より500円を地球温暖化対策として植林等に利用、参加対象者を「経営に携わる方」から「管理職」にまで拡大。また、参加者の認識を共通にするため、パネルディスカッションを復活しました。


JATA経営フォーラム2009「パネル・ディスカッション」

開催概要

13:00-13:20 主催者挨拶、来賓挨拶
13:20-14:20 特別講演;田坂広志氏
『これから何が起こるのか-未来を予見する-「五つの法則」-』
14:30-16:10 パネルディスカッション
「旅行業、生き残り戦略とは!-他業種からヒントを掴め-」
16:20-18:10 分科会
18:10-19:40 意見交換会

JATA経営フォーラム2009プログラム

13:00-13:20 主催者挨拶、来賓挨拶


金井 耿JATA会長

主催者挨拶:金井 耿JATA会長

「旅への想い」の出口を切り拓く仕組み作りを

旅行業界を取り巻く中長期的な課題と、昨今の経済不況という、極めて今日的な課題にどう対応していくかを問題認識として、「待ったなし! 旅行業の未来を切り拓け」をテーマに設定しました。私自身は、この状況を切り拓いていくことは、決して不可能ではないと思っています。なぜなら、消費者の皆様には「旅への想い」が熱く存在すると考えるからです。こうした想いの出口を見つけていく、切り拓いていくことが、旅行業界の担うべき新しい役割であると思う次第です。そのためには、JATAの標榜する「旅の力」が発揮されるような仕組みを作っていくことが必要だと考えます。今回のフォーラムで、皆様が今日よりも明日の、そして将来に向けての大きなヒントを、つかんでいただくことを心から祈念します。


西阪 昇
観光庁審議官

来賓祝辞: 西阪昇 観光庁 審議官

JATA会員ならびに観光関係の皆様が、日頃から観光立国の推進にご尽力いただいておりますこと深くお礼申しあげます。皆様のご支援のおかげで2008年10月に発足を迎えることができました観光庁では、新しい意識を持ち、開かれた役所をモットーにしています。発足してすぐに作成したアクションプランについて、定期的に外部のチェックを受ける体制をとるなど、従来なかった取り組みを行っております。
世界的な不況など、観光業界を取り巻く状況は厳しいものがありますが、観光は大きな需要が潜む分野、成長産業だと考えております。厳しい状況だからこそ、今一度足元をしっかり見つめて、今後の観光振興を考えていくべき時期ではないでしょうか。今回のフォーラムは、さまざまな知見のもとで、これからの観光業界を考えるたいへん意義のある大会だと考えております。

13:20-14:20 特別講演:田坂広志氏』
多摩大学大学院教授 シンクタンク・ソフィアバンク代表 社会起業家フォーラム代表


田坂 広志氏

『これから何が起こるのか-未来を予見する-「五つの法則」-』

国内外の企業や研究所での勤務経験を持ち、社会起業家の育成・支援に携わる田坂広志氏。弁証法の考え方を用いた5つの法則によって、インターネットの普及が経済社会にもたらしている変化を説明するとともに、今後のビジネスモデルのあり方を示唆しました。

14:30-16:10 パネルディスカッション


高松 正人氏

杉本 和繁氏

松尾 均氏

袁 文英氏

「旅行業、生き残り戦略とは!-他業種からヒントを掴め-」

※他業種の成功事例から旅行会社としての今後の取組みを探る。

  • モデレーター:高松正人 氏
    ((株)ツーリズム・マーケティング研究所 取締役マーケティング事業部長)
  • コメンテーター:
    杉本和繁 氏
    (富士フイルム(株)ヘルスケア事業統括本部ライフサイエンス事業部営業部長)
    松尾均 氏((株)はとバス 代表取締役社長)
    袁文英 氏(EGL tours 董事総経理)

他業種の成功事例から、旅行会社としての取り組みを探る試み。富士フイルム(株)の杉本氏は、フィルムで培った技術を利用したスキンケア化粧品の事業が成果を収めていることを挙げ、独自のノウハウを生かした新事業への展開にチャンスがあることを示唆しました。

子会社の解散や人件費削減なども「社員一同が危機感を共有していたから乗り越えることができた」と語ったのは、1998年から10年かけて経営改革を行った(株)はとバスの松尾氏。

また、心のこもったサービスを重視しているというEGL toursの袁氏の発表は、ユーモア溢れるコメントを交えて、人を飽きさせないようにという精神を見せてくれました。

16:20-18:10 分科会

総合テーマを機軸に、今回は4分科会で展開。現在の旅行業界を取り巻く厳しい状況を打開し、海外旅行の需要促進、喚起するためのさまざまなテーマを掘り起こし、今後求められる市場ニーズや新しいビジネスのモデル、仕組みについて模索、討議しました。


  • 分科会A

  • 分科会B

  • 分科会C

  • 分科会D

18:10-19:40 意見交換会


志賀 典人
旅行業経営委員会・
JATA経営フォーラム2009 部会長

志賀典人 旅行業経営委員会・JATA経営フォーラム2009 部会長の乾杯の音頭を皮切りに意見交換会が開かれ、和やかな参加者交流の時間と場面が設けられました。

挨拶・乾杯:志賀典人 旅行業経営委員会・JATA経営フォーラム2009 部会長

「多くの皆様にこのフォーラムにご参加いただきましたことを、たいへん感謝しております。田坂先生の特別講演に始まり、パネルディスカッション、各分科会など、長時間にわたって皆様にいろいろなご意見をお聞きいただき、たいへん有意義な時間だったと思います」と挨拶を述べ、4つの分科会で行われた議論の概要を紹介しました。

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