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富士山麓での外来植物の駆除活動 実施報告
社会貢献委員会・環境対策部会では観光と環境の両立の実現に向けて、環境保全活動を実施しており、世界文化遺産登録の期待が高まる富士山においてバイオトイレの設置や清掃活動をおこなってまいりましたが、本年度は新たな試みとして富士山麓での外来植物の駆除活動を実施しました。
実施日 | 平成24年10月19日(金) |
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参加者数 | 16名 |
協力 | 認定特定非営利活動法人富士山クラブ |
スケジュール |
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活動の前に、富士山クラブ舟津氏より富士山の現状などについて約1時間オリエンテーションがあり、日本固有の生物多様性や生態系に侵略的な影響を与える外来種生物及びその駆除の必要性について説明を受けました。
素晴らしい秋空と清々しい西湖の風の中、オオキンケイギク※にターゲットを絞り、群生している湖畔で1時間30分をかけて、竹べらで根から丁寧に抜き取り、ゴミ袋(45リットル)16袋、約1万1千本を駆除することができました。
- ※ オオキンケイギクは鮮やかな黄色の花をつけるキク科の多年生の草本ですが、あまりの強靭さに一度定着すると野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っているため特定外来生物に指定されています。
詳細は、下記の環境省のウェブサイトをご覧ください。個体が確認された場所を示した日本地図も掲載されております。
参加者からは、今回の活動は富士山の自然環境保全に取り組むうえで大変意義が有り、今後も活動を継続し広げていきたいとの声をいただきました。