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第1回イベント(10月24日〜25日 ;八戸市、階上町)実施報告

当協会では2014年10月24日と25日の2日間にわたり青森県八戸市と階上町で、環境省の設定する東北地方太平洋沿岸地域のトレイルコース“みちのく潮風トレイル”を活用した「JATAの道」プロジェクトの1回目となる取り組みを実施しました。

実施日
:2014年(H26)10月24日(金)〜25日(土)
実施場所
:青森県階上町および八戸エリア
活動内容
:道標・プレート等の設置作業、地元関係者と意見交換(1日目)、トレイルコース体験、案内板除幕式(2日目)
参加者
:66名(JATA役員・会員会社社員、日本エコツーリズム協会、プレス関係者など)
協力
:環境省、階上町、八戸市をはじめ地元関係者

10月24日〔1日目〕

トレイルを通じて東北の魅力を全国へ

開会式(階上岳・大開平)

主催者挨拶

団長・国内旅行推進委員会 委員長 吉川勝久JATA副会長

『2日間にわたる“みちのく潮風トレイル”での作業や踏査、体験を通じて、旅行業界のプロとして新たな観光資源の発掘にも努めたい。階上町と八戸市の関係者や環境省の皆さんのご協力により、「JATAの道」プロジェクトの第一歩を踏み出すことができました』と謝意を表明しました。

来賓挨拶

階上町 久保和子副町長

「JATAの道」プロジェクトが同町からスタートしたことに感謝の言葉を述べるとともに、『「東日本大震災による被害からの復興を目指して、行政のみならず、民間や地域が努力を続けてきている中で、三陸復興国立公園に編入された階上町のエリアも“みちのく潮風トレイル”の一部となり、旅行業界の皆さんには、観光素材としての可能性についてご教示いただきたい』と期待を示されました。

協力関係者挨拶

環境省自然環境局国立公園課 岡本光之課長

『自然を守ることと同時に、多くの方々に自然を知っていただくのも国立公園の大きな目的の一つ』であることを強調。『JATA会員の旅行会社には、“みちのく潮風トレイル”を通じて、東北の自然の素晴らしさを全国に伝えてほしい』と呼びかけられました。

道標・プレート設置作業(移動時間も含めて約120分)

参加者は、階上岳山頂、階上岳鳥谷部登山口、大開平、寺下観音の各エリアで8班に分かれて、環境省の方に指導いただきながら道標の設置作業と牧場の清掃活動などを行いました。

意見交換会(グランドサンピア八戸)

小林八戸市長、久保階上副町長、観光協会の方をはじめとした地元観光関係者と参加者が集まり、観光資源としての魅力づくりなどについて、意見交換を行いました。

10月25日〔2日目〕

旅行商品を通じて三陸エリアを活性化

トレイルコース体験(移動含めて約150分)

八戸市区間での起点・蕪島にある蕪島神社を訪れた後、葦毛崎展望台から種差海岸のトレイルコースを踏査しました。

650種類もの植物が自生する生物多様性の豊富さでも知られる種差海岸は、今年9月に私的な旅行で青森県をご訪問された天皇・皇后両陛下も散策されています。参加者は、その際にご説明役を務めた地元の専門家・高橋晃氏のガイドを受け、地域の歴史や植生などの解説を聞きながらコースを歩き、踏査しました。

案内板 除幕式(JR種差海岸駅)

JR東日本・八戸線の種差海岸駅には、第1回となったプロジェクトの取り組みに合わせて案内板を当協会が寄贈し、新たに設置しました。

来賓挨拶

八戸市 小林眞市長

『JATAが“みちのく潮風トレイル”を7年間にわたってバックアップするという壮大な事業を実施することは、地元にとって思いもかけない素晴らしい展開であり、心から感謝したい。東日本大震災で被災した三陸各地の復興に向けて大きな励みとなると同時に、旅行商品販売も含めて三陸エリアを盛り上げていただくのは、地域へのかけがえのないサポートとなる』と語り、当プロジェクトに大きな期待を表明されました。

種差海岸が三陸復興国立公園に編入された理由として、生物多様性という側面に加えて、古来から文人墨客に愛された景勝地であることと、市街地に隣接する海岸が市民やボランティアの手によって守られてきたことなどが評価された事実も指摘されたうえで、『今後は地域自らによる『おもてなし』の仕組みを作り上げて、多くの皆さんにおいでいただけるように努力を重ねていきたいと考えており、旅行業界による協力・支援をお願いしたい」と訴え、当プロジェクトの重要性を強調されました。

地元NPOによる振舞い

種差天然芝生地では、地元NPOによる漁師鍋のお振舞を受けました。
また、すでに来館者が10万人を超える環境省の施設「種差海岸インフォメーションセンター」にも立ち寄り、種差海岸の自然や地域の生活・文化に触れました。

参加者の声

Q.1日目の道標設置作業などについて

  • 道標の設置など有意義であった。
  • 自分の班は開会式場所から移動距離のない場所での作業だったので、道標5本では時間を持て余した感があり、物足りなさを感じました。
  • もう少し作業が多くても問題ないと思います。
  • 意見交換会では、せっかくなので、料理に地元の産品をもっと提供いただきたかった。
  • 名札かネックストラップなどで社名と名前が分かるようなものがあると交流しやすかったと思います。
  • 環境省の方と話ができて、いろいろ参考になった。

Q.2日目の体験ウォーク(種差海岸)などについて

  • 当社はすでに種差海岸「花の観察会(7月)」は催行しているが、秋のシーズンでも見るべきものがあることが理解できた。
  • ガイドの方がわかり易い説明がありよかったですが、もう少し距離を体験したかった。
  • 天気も良く、大変気持ち良く歩けました。ただもう少し長く歩きたかった。
  • 自然資源の素晴らしいさばかりではなく、八戸市民の環境保全活動の一端を見たり聞いたりできたのが有意義だった。
  • 振舞鍋は、地元でしか味わうことができないものだったのでよかった。
  • 振舞鍋について、もう少し料理や地場の食文化について説明して欲しかった。
  • 「序幕式」は、町の人が参加できるようにしたらもっと盛り上がったかもしれない。

Q.「JATAの道」第1回プログラム全体について

  • 天候にも恵まれ、良かった。実際にツアーを実施する際にもサポートして頂きたい。
  • 有意義でした。是非続けてください。 バスの中で自己紹介などがあったほうが溶け込め易かったと思います。
  • 復興支援を目的としているのであれば、朝市や漁港、HACCHI等地域物産等を購入できる場所の訪問があってもよかったのではないかと思います。
  • 地域の資源を磨き商品化して地域振興に繋げて行くのがエコツーリズム型観光を推進する旅行業の役割だ。他産業が行っているような、「森づくり」のような単なるCRS運動ではなく、今回のような新たな観光ルートづくりに継続して取り組んでほしい。
  • 新しい東北観光ができたら、それをどんどんPRしていくといい。
  • 継続的に行なっていくという意味では大変すばらしいプロジェクトと思える。ぜひ会員各社でしっかりサポートを行なっていくべきだと考える。

以上

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