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第5回イベント(10月26日〜27日) ;
岩手県宮古市、下閉伊郡山田町、上閉伊郡大槌町)実施報告

日本旅行業協会では、今年度、東北復興支援活動「JATAの道 プロジェクト」 の5回目となる活動を、三陸を代表する景勝地のひとつである「浄土ヶ浜」、総力をあげて観光復興まちづくりに取組む「山田町」、昔懐かしいNHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルと言われる「蓬莱島」にて実施しました。

 「JATAの道 プロジェクト」は、環境省が復興のシンボルとして、三陸復興国立公園内で整備している東北太平洋沿岸地域のロングトレイル「みちのく潮風トレイル」を活用しながら、観光による交流を活発にし、地域経済の振興を図ることを目的に、JATA会員会社が主体的に実地踏査等に取組む活動です。

実施日 : 2018年(H30)10月26日(金)〜27日(土)
実施場所 : 岩手県宮古市、下閉伊郡山田町、上閉伊郡大槌町
(「みちのく潮風トレイル」宮古市北部〜宮古市中部ルートを中心とした岩手県太平洋沿岸地域)
活動内容 : 「みちのく潮風トレイル」体験ウォーキング、岩手県太平洋沿岸地域の視察、地元観光関係者とJATA会員会社との意見交換会
参加者 : 73名(JATA役員・会員会社社員、プレス関係者など)
協力 : 環境省、岩手県、宮古市をはじめ地元関係者

スケジュール

月  日 時  間 行  程
10月26日(金)   東京〜仙台〜盛岡
13:00 真崎(灯台口)〜沢尻海岸 体験トレイルウォーキング
<「みちのく潮風トレイル」(岩泉町南部〜宮古市北部ルート)を歩く>
14:10 三王園地(三王岩) 見学
15:30 みやこ浄土ヶ浜遊覧船 乗船・視察
17:00 環境省・地元自治体・観光団体からのプレゼンテーション
岩手県太平洋沿岸の観光資源等についての紹介
18:45 地元観光関係者とJATA参加者との交流会(107名参加)
10月27日(土) 08:00 ホテル発
08:15 浄土ヶ浜展望台〜潮吹穴
体験トレイルウォーキング
<「みちのく潮風トレイル」(宮古市北部〜宮古市中部)を歩く>、
もしくは 浄土ヶ浜散策&浄土ヶ浜ビジターセンター見学
10:00〜 山田町での体験プログラム
(牡蠣剥き体験&復興まち歩き(悪天候の為、オランダ島上陸&養殖いかだ見学、より変更)、
もしくは いか徳利体験&復興まち歩き)
13:30〜 大槌町(波板海岸)体験トレイルウォーキング
<「みちのく潮風トレイル」(大槌町)を歩く>
→悪天候の為、中止。三陸花ホテル はまぎく 見学
14:30〜 蓬莱島 見学
  新花巻〜仙台〜東京

10月26日〔1日目〕

「みちのく潮風トレイル」 真崎(灯台口)〜沢尻海岸(岩泉町南部〜宮古市北部ルート)
体験トレイルウォーキング

“海のアルプス”を歩く約60分のコース。松林の間から太平洋の絶景を望むことができる。

参加者の声

  • 深い木立、木々の間から垣間見える太平洋の景観は一級品の感あり。景色もよく歩きやすいコース。
  • トレイル初心者にもちょうど良い距離と高低差。アップダウンも多少あり、素晴らしい景色を楽しむ ことができるということは、欧米系のインバウンドに受けると思われる。
  • スタート地点とゴール地点及び途中のルートが分かる詳しい案内表示が必要と感じた。

三王園地(三王岩)

海や風の浸食によって刻まれた3つの巨岩からなる海岸景勝地。

みやこ浄土ヶ浜遊覧船

国天然記念物のローソク岩や潮吹穴などの絶景を眺めることができる1周約40分の遊覧船。

参加者の声

  • うみねこパンの餌付けはなかなかできない体験、海からの景観も見ごたえがあり、40分の時間も飽きることが無い。
  • 団体ツアーでも、個人型での立ち寄りにも利用しやすい。
  • 遊覧船はメジャーな為、震災を乗り越えた船という点は、重要な売りの要素だと思う。
  • 外国語の放送案内、パンフレットなどもあれば、外国人でも楽しめると思う。

環境省・地元自治体・観光団体からのプレゼンテーション
(岩手県太平洋沿岸の観光資源等についての紹介)

セミナー形式で、まず環境省より「みちのく潮風トレイル」の概要とその魅力、全長900km以上 のうち約7割が開通している現況を説明いただいた。 続いて、宮古市・山田町・大槌町より各地域の概要、見どころ等を紹介いただき、最後に(公財)さんりく基金 三陸DMOセンターより、県と一体となった「観光地域づくり」の取組みや、自治体を超えた受け入れへの体制など旅行会社が企画、手配をする上での窓口としての三陸DMOの役割についてお話いただいた。

地元観光関係者とJATA参加者との交流会


交流会の様子
(左から 坂巻JATA副会長、佐藤副市長 、福田JATA理事)

宮古市 佐藤廣昭副市長をはじめ、岩手県や宮古市、山田町、大槌町などの各自治体、宿泊施設などの地元観光関係者ならびに環境省の総勢34名と参加者が、トレイルを通じた観光による復興支援や三陸の観光資源の魅力発掘・発信などに関して意見交換を行いました。

来賓挨拶


宮古市 佐藤副市長

宮古市 佐藤 廣昭 副市長
「いま、観光や地域の振興にかかせない交通体系の整備が進んでいる。森・川・海と雄大な自然に恵まれた宮古市にとって、みちのく潮風トレイルを活用した観光振興がますます重要性を増している。」とトレイルによる観光客の来訪に期待を示されました。

主催者挨拶


JATA 坂巻副会長

国内旅行推進委員会 委員長 坂巻 伸昭JATA副会長
「東北、三陸地域には魅力的な資源がたくさんある一方で、その魅力があまり知られていない。実際に歩き体験・視察し、トレイルコースの魅力や周辺観光素材などの情報を地元の方に伺いながら発信し、観光客に来てもらい、一緒になって地域を盛り上げたい。」と呼びかけました。


  • 岩手県 沿岸広域振興局 石川局長

  • 環境省 国立公園課 中尾課長

10月27日〔2日目〕

浄土ヶ浜

1)トレイルを実際に歩くコースと、2)浜辺を散策し、ビジターセンターを見学するコースに分かれて踏査した。

1) 「みちのく潮風トレイル」浄土ヶ浜展望台〜潮吹穴(宮古市北部〜宮古市中部ルート)体験トレイルウォーキング

岩のすき間から霧状に噴き出す潮「潮吹穴」を間近に眺めることができる約60分のコース。

参加者の声

  • 深潮吹穴はよかったが、天候が良いと潮吹穴の迫力がなくなるジレンマがある。
  • このコースだけでは歩く時間が少なく感じた。浄土ヶ浜まで歩いても良いのではないか。
  • 手すりや階段がしっかり整備されており、高低差をあまり感じず問題なく歩くことが出来る。
  • 入山口に簡単なマップの看板でもあれば良い。
  • 雨天やまた暑い時など、着替えの場所があると良い。
2) 浄土ヶ浜散策&浄土ヶ浜ビジターセンター見学

雨のため、主に浄土ヶ浜ビジターセンターを見学。センターでは、三陸復興国立公園全体の自然環境や各地域の最新情報、国立公園の情報などが提供されている。

参加者の声

  • ビジターセンターは見ごたえがあり、もっと積極的に案内しても良いのではないか。
  • 浄土ヶ浜の全体を自分の足で歩いて把握し、最後に立ち寄るビジネスセンターで知識を得る内容は、参加型ツアーとして良いのではないか。

山田町 体験プログラム

体験観光プログラムのうち、1) 牡蠣剥き体験&復興まち歩き、2) いか徳利体験&復興まち歩きに分かれて踏査した。昼食は、荷捌き所(水産物の陸揚げから出荷までの一連の作業を行う施設)で、地元の商店街の方に目の前で調理いただいた蒸し牡蠣やムール貝など三陸ならではの食材に触れた。

1) 牡蠣剥き体験&復興まち歩きコース

当初、オランダ島上陸&養殖いかだ見学の予定であったが、悪天候のため、船が出港できず、牡蠣の殻むき体験と復興まち歩きコースに変更。
牡蠣むき体験は、荷捌き所で地元の方からコツを教わりながら体験。
まち歩きは、地元の商店街の方が、自身の震災の経験や、新しいまちづくりについて語り部となりご案内。
各参加者にタブレットが配布され、震災前や震災直後の町の様子と現在を比べながら視察ができる。

参加者の声

  • 昼食の貝の蒸し料理やイカの白子汁はレストランの定食とは異なり、珍しくて面白いと思う。
  • 牡蠣むき体験と昼食、物販の組み合わせ大変良く、商品化したい。
  • 場所が、荷捌き所ということで、雰囲気も含めて地元、港らしさが出て特別感がある。お客様も喜ぶ素材。
  • 天気が悪い場合は、まち歩きは、(交通量も少なかったので)バス車内案内等に振替出来ると良いのではないか。
  • 悪天候にも関わらず代替プログラムがきちんと準備できる山田町の体験メニューの豊富さについては、よい印象を持った。
  • 地元の方々と触れ合う体験となった。高齢者向けのツアー内容も考えていきたい。
2) いか徳利体験&復興まち歩きコース

地元山田町の魚介類加工品店の方に教わりながら、乾燥させた「いかの胴」を使って徳利を作る体験。
まち歩きは、同じく地元の商店街の方が、自身の震災の経験や、商店街の再生への道のりを語り部となりご案内。配布されたタブレットを活用しながら、震災前や震災直後の町の様子と現在を比べながら視察。

参加者の声

  • (タブレットが配布され)自分がいる場所の震災前の風景と現在を見比べることができ、津波前後の変化がどれだけ大きかったかという点が非常にわかりやすい。
  • まち歩きの語り部の方、徳利体験の先生ともに、トークも上手く、商品価値が高いと思う。
  • 震災語り部や体験型プログラムは、教育旅行をはじめとした団体旅行向けのコンテンツとして大変有効である。現地に来た満足感がある。

大槌町 蓬莱島

雨天のため、体験トレイルウォーキングは中止。昔懐かしいNHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルと言われる「蓬莱島」を視察。
なお、防波堤を渡り蓬莱島に渡ることは、公式には許可されてはいない。

参加者の声

  • 蓬莱島への道は、長く続く防波堤とあいまって、とても絵になる光景。
  • せっかくの観光ポイントなので、手すりをつけて安全性を高めて欲しい。
  • 蓬莱島が綺麗に撮影出来るポイントをもっと案内しても良かった。

道の駅 遠野風の丘

遠野ならではの民芸・工芸・土産物の他、農産物直売所や遠野朝市の店等があり、岩手県で一番人気の道の駅。

参加者の声

  • 内陸の新幹線沿線と沿岸部(釜石)の間の休憩ポイントとしては場所もよく、かつ設備も充実しているので良い。新幹線乗車までの時間調整も可能。
  • 産直農産物の品揃えが充実しており、店内を見ているだけでも楽しい。

以上

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