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JATAニュースリリース

JATA旅行市場動向調査海外・国内(2011年9月期)

2011年9月22日

海外、国内とも大幅に回復。震災前の水準にまで近づく。
海外:アジア、韓国のDI値がプラスに転化
国内:西日本好調、西日本から東日本への旅行は伸び悩む

海外旅行全般の業況について

現況はいずれの方面、顧客層とも大きく回復。
アジア・韓国はDI値がプラスに転化。円高も追い風に。
3ヵ月後はアジアなど近場を中心にさらに回復の見通し

現況:東日本大震災の影響が少なくなり、円高の追い風もありいずれの顧客層、方面とも回復。
アジア、韓国はDI値がプラスへと大幅に上昇した。

  • 震災の影響が薄れ、円高が追い風となり予約が増えている。(総合旅行会社)
  • 韓国を中心としたアジア圏とハワイ等近場を中心に好調(海外旅行ホールセラー)
  • 震災後と比べ円高と長期休暇取得の影響で予約数が増えた。(リテーラー2)
  • 旅行を控えていた個人客に動きが出てきた。(リテーラー1)
  • 円高の好材料もあるが、燃油高騰、景気の先行きなど不安材料も多い(リテーラー2)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(4〜6月)より44ポイント上昇し、-20。

3ヵ月後(10〜12月)の見通し:オセアニア、アジアなど近場を中心に上昇が見込まれる。

  • 夏以降、震災の影響を脱し、需要の伸びが期待できる。(総合旅行会社)
  • 円高、ユーロ高が海外旅行を右肩上がりに牽引する感じがある(リテーラー2)
  • 燃油サーチャージの高騰が需要の足を引っ張る可能性がある。(リテーラー2)
  • 予約の間際化が進んでいる(総合旅行会社)
  • 3ヵ月後(10〜12月)は1ポイント上昇し、-19。

総合

震災により前期は大きく悪化したが、急激に回復。震災の影響は前期で完全に底を打ったと考えられる。
今後も円高が追い風となる一方、燃油サーチャージの動向により海外旅行需要への悪影響が懸念される。
現況の-20ポイントは、前回の3ヶ月後の見通しから19ポイント高い上昇を示した。

(単位:DI)

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(7-9月)
1年半前
(1-3月)
1年3ヵ月前
(4-6月)
1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
海外旅行全般 -72 -50 -30 -6 -16 -15 -64 -20 -19
-39(

※は2011年6月期調査見通し数値

  1年半前
(1-3月)
1年3ヵ月前
(4-6月)
1年前
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(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
総合旅行会社 -33 -14 21 14 -6 -72 10 7
海外旅行
ホールセラー
-68 -53 -15 0 -4 -78 -41 -23
海外旅行系
旅行会社
-63 -25 9 -7 0 -45 7 0
リテーラー1 -64 -17 16 8 -23 -81 8 -4
リテーラー2 -50 -37 -23 -39 -26 -65 -33 -28
インハウス -36 -28 -2 2 2 -43 -19 -19

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は全ての顧客層で上昇。ファミリー46ポイント、シニア43ポイントと大幅に上昇
その他の顧客層も20ポイント以上の上昇
3ヵ月後はインセンティブ、商用・視察を中心に上昇する見通し

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、全ての方面で20ポイント以上上昇した。特に前期、大幅にポイントを減らしたシニア、ファミリーが大幅に上昇。自粛ムードで減少していた旅行需要が回復してきた。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、ファミリー、学生、OLでポイントが下落するもののいずれも一桁の下落幅にとどまり、インセンティブや商用・視察などの法人関係も序々上昇する見込み。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
ハネムーン -36 -29 -39 -45 -25 -24
ファミリー -17 -35 -36 -70 -24 -32
OL -33 -36 -45 -62 -29 -34
学生 -48 -59 -45 -74 -49 -51
シニア(※) 5 -8 -12 -54 -11 -10
インセンティブ(※※) -33 -35 -46 -79 -58 -43
商用・視察 -17 -25 -22 -57 -29 -21

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は全ての方面で上昇。アジアが48ポイント、ハワイ39ポイントなど
オセアニア、中国を除き20ポイント以上の上昇。
3ヵ月後はアジア、韓国は引き続きDI値がプラスを維持する見通し

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、全ての方面で上昇。アジア48ポイント、韓国40ポイント、ハワイ30ポイント、ミクロネシア33ポイント、ヨーロッパ30ポイントと大きく上昇した一方、オセアニアは9ポイントの上昇にとどまった。中国は依然低迷している。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、オセアニア、ミクロネシア、中国、アジアの近場が上昇するが10ポイント以下の上昇にとどまる。アジア、韓国は引き続きDI値がプラスの見通し。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
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6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
ハワイ -14 -16 -14 -46 -7 -8
アメリカ・カナダ -31 -35 -29 -62 -38 -39
ヨーロッパ 2 -11 -15 -42 -12 -15
オセアニア -47 -41 -44 -69 -60 -50
ミクロネシア -35 -26 -30 -65 -32 -28
中国 15 -48 -41 -55 -39 -37
アジア 4 2 2 -38 10 4
(うち 韓国) 7 14 -15 -32 12 11

国内旅行全般の業況について

現況は北海道、九州、沖縄は30ポイント以上の大きな上昇。一方、
東北、関東は10ポイント台の上昇にとどまり、西日本好調、東日本の伸び悩みの傾向。
3ヵ月後は今期伸びが少ない東日本を中心に上昇する見通し。

現況:東日本大震災の影響が少なくなりつつあるが、東北、関東では回復が遅れている。

  • 西高東低の傾向が続き、関西、九州、沖縄の好調が関東、東北の不振をカバーしている(総合旅行業者)
  • 新幹線の開通効果でJR関係は好調に推移している(リテーラー2)
  • 夏休み期間が伸びたことで、海外旅行への関心が高まり、国内旅行に関しては前年並み(リテーラー2)
  • 原発の影響でファミリー層のTDLの需要が回復が遅れている(リテーラー2)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(4〜6月)より36ポイント上昇し、-37。

3ヵ月後(10〜12月)の見通し:全般では上昇し、今期伸びが比較的少なかった東北、関東、東京(含む横浜・浦安)、静岡で伸びが見込まれる。

  • 4〜6月に中止になった旅行が秋に復活しつつある(リテーラー2)
  • 自粛ムードの影響が少なくなり、夏から秋にかけて旅行する意欲が上がってきた感じ。(リテーラー2)
  • 東北に関しては様子見の傾向が残っている。(リテーラー1)
  • 3ヵ月後(10〜12月)は13ポイント上昇し、-24。

総合

震災の影響も徐々に少なくなり、全般的に旅行需要が上昇する結果となった。震災と原発の影響がない西日本における伸びが特に大きくなった。東北については他の地域に比べ回復度合いが少ない状況となっている。
現況の-37ポイントは、前回の3ヶ月後の見通しから10ポイント高い上昇を示した。

(単位:DI)

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6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
国内旅行全般 -57 -50 -28 -27 -19 -32 -73 -37 -24
-47(

※は2011年6月期調査見通し数値

  1年半前
(1-3月)
1年3ヵ月前
(4-6月)
1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
総合旅行会社 -47 -17 -25 -14 -18 -89 -35 -25
国内旅行
ホールセラー
-37 -33 -56 -34 -36 -85 -11 -20
リテーラー1 -64 -50 -37 -41 -52 -85 -45 -32
リテーラー2 -57 -33 -27 -18 -46 -76 -41 -21
インハウス -41 -12 -11 -9 -9 -49 -28 -22

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は全方面で上昇し、北海道、九州、奄美・沖縄、甲信越で30ポイント以上の伸び。
一方、東北、関東、東京(含む横浜・浦安)は20ポイント程度の伸びにとどまる。
3ヵ月後は東北、関東、東京(含む横浜・浦安)では回復が続く見込み。

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、全ての方面で大きく上昇。北海道45ポイント、奄美・沖縄33ポイント、九州と甲信越が30ポイントの大きな伸びを示した。一方、東北と北陸は17ポイント、関東19ポイント、東京(含む横浜・浦安)20ポイントの伸びにとどまる。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、現況で伸び幅が少なかった東京(含む横浜・浦安)で10ポイント、関東で7ポイント、東北で4ポイント上昇を続ける見通し。一方、現況で大幅に伸ばした北海道、奄美・沖縄、九州では下落する見通し。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
北海道 -12 -31 -36 -59 -14 -25
東北 -32 -41 -45 -91 -74 -70
東京〈含横浜・浦安〉 -3 -3 -6 -71 -51 -41
関東 -22 -19 -25 -75 -56 -49
甲信越 -39 -32 -46 -65 -35 -34
静岡〈含伊豆〉 -41 -34 -38 -66 -46 -42
愛知・岐阜・三重 -36 -44 -45 -52 -34 -33
北陸 -38 -37 -47 -54 -37 -37
京阪神 -9 -13 -25 -38 -14 -13
近畿 -18 -22 -34 -40 -14 -20
山陽・四国 -21 -24 -36 -45 -22 -24
山陰 -37 -36 -44 -52 -29 -30
九州 -25 -12 -26 -32 -2 -5
奄美・沖縄 -15 -10 -21 -32 1 -3

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、いずれの顧客層も10ポイント以上上昇。サークル・親睦旅行が22ポイント、職場が20ポイント上昇した。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、職場19ポイント、招待・報奨14ポイントと企業関係を中心に、いずれの顧客層も引き続き10ポイント以上の上昇が見込まれている。

(単位:DI)

  1年前
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9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
招待・報奨 -53 -47 -52 -86 -69 -55
職 場 -50 -41 -55 -81 -61 -42
サークル・親睦 -32 -31 -33 -66 -44 -33
教 育 -26 -27 -20 -47 -34 -24

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、いずれの顧客層も上昇し、特にファミリーが49ポイント、シニアが45ポイントの大幅な上昇となった。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、シニアが2ポイント上昇の横ばい傾向の一方、夏休み需要で大幅に伸長したファミリーが一休みで12ポイント下落する見通し。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
OL -42 -38 -40 -64 -41 -43
ファミリー -18 -39 -33 -70 -21 -35
シニア(※) 2 -2 -8 -57 -12 -10

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、会員会社にE-mailによるWEB調査へのモニター登録をお願いし、今回登録のあった615社を対象として、「旅行市場動向調査」を実施。四半期ごと旅行市場の「現況」「(3ヶ月後の)先行き」の動向を調査を行い、その動向を把握して結果を発表しております。
WEBアンケート調査では各質問事項に対して「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、総回答から「取り扱っていない」(無回答を含む)を除いた数を母数として各回答のシェアを算出した上で、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を差し引くことにより、景気動向指数(「DI」=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という形に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(−100)の間の評価となります。また、調査回答のあった会員旅行会社の業態の区分も毎回発表しています。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2011年8月1日(月)〜8月17日(水)
設定数
:615社
回収数
:303社
回収率
:49.3%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 34
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 23
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 14
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 10
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 28
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 144
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 50

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室:
TEL (03)3592-1244

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