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JATAニュースリリース

2013年3月期(第4回)旅行市場動向調査

2013年3月21日

海外旅行DIは、12月期より6ポイント上昇して(-24)、
3ヵ月後も回復は継続して(-16)へ。

※アジア、韓国、中国が3ヵ月後も継続して回復を見込む。

国内旅行DIは(-16)へ下落するも、3ヵ月後は(-5)へ回復。

※東京人気は変わらず(+9)、顧客層ではシニアが牽引(+4)。

海外旅行全般の業況について

現況は、見通し(-27)を若干上回って(-24)へ。
3ヵ月後も継続して回復し(-16)へ。

総合

12月期を底に回復の途上。中心はアジア。韓国、中国では回復感が異なる。ヨーロッパ、アメリカ・カナダには一服感があるものの先々には期待も。ハワイは微減が続くものの高位を維持している。昨年並みの好調さはないものの、総じて上昇傾向へ。顧客層では、シニア、商用・視察に力強さ。

現況(1月〜3月):アジア、韓国、中国に回復の動き。ハワイはピークアウト感も高位を維持。

  • 中国ツアーは依然低迷しているが、東南アジアやヨーロッパ方面がカバーしている。(第1種/リテーラー1)
  • アジアが好調。カンボジア、マレーシア等の認知度が上がって来ている。(第3種/リテーラー2)
  • 円安や株価上昇による企業業績の上向きによる業務渡航需要の回復と今下期から活発化しているレジャー層の動きはしばらく続くと思われる。(第1種/海外旅行ホールセラー)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(10〜12月)より6ポイント上昇し、-24。

3ヵ月後(4〜6月)の見通し:継続して改善を見込む。シニアにも動き。

  • GWの日並びの良さが好調を産んでいるが、「円安」の影響がどの時点で出てくるかが今後のポイント。(第1種/リテーラー2)
  • 中国、韓国の影響がまだしばらくは続きそう。中国は政治問題だけでなく、大気汚染の影響もあり、レジャーでは長引きそうな気配あり。(第1種/総合旅行会社)
  • 公示運賃が年間通じて設定されるようになった事と、日並びの良さから、ゴールデンウィークや年末年始の予約が例年以上に早い。オンライン販売の躍進とともに、WEBでは完結しない周遊型などの手配旅行については、旅行会社での対面販売のニーズも増えている。(第1種/海外旅行ホールセラー)
  • 3ヵ月後(4〜6月)は8ポイント上昇し、-16。

(単位:DI)

  2年前
(1-3月)
1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
海外旅行全般 -15 -20 -11 -9 4 7 -30 -24 -16
-27(

※は2012年12月期調査見通し数値

  1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
総合旅行会社 10 16 11 10 25 -43 -21 -6
海外旅行
ホールセラー
-41 -8 0 -12 -6 -44 -40 -35
海外旅行系
旅行会社
7 -23 -34 11 5 -20 -25 -12
リテーラー1 8 11 0 47 13 -26 -33 -12
リテーラー2 -33 -25 -13 -7 0 -29 -24 -22
インハウス -19 -6 -10 16 19 -23 -15 -2

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、中国、韓国、アジアが継続的に回復の傾向。
昨夏まで好調が続いていたミクロネシア、ハワイ、アメリカ・カナダが続落して弱含む。
3ヵ月後は、ヨーロッパ、アメリカ・カナダが反転し、緩やかに改善へ。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、アジア(9ポイント増)、韓国(8ポイント増)、中国(3ポイント増)と、下落幅が大きかった方面で改善したほかは、ミクロネシア(9ポイント減)、アメリカ・カナダ(7ポイント減)、ハワイ(6ポイント減)、オセアニア(3ポイント減)、ヨーロッパ(2ポイント減)と下落した方面が多い。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、ハワイ(3ポイント減)、オセアニア(3ポイント減)、ミクロネシア(2ポイント減)が続落も、韓国(11ポイント増)、中国(6ポイント増)、ヨーロッパ(4ポイント増)、アジア(3ポイント増)、アメリカ・カナダ(2ポイント増)と緩やかな回復へ。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
ハワイ -1 0 13 3 -3 -6
アメリカ・カナダ -41 -23 -19 -24 -31 -29
ヨーロッパ -21 2 5 -13 -15 -11
オセアニア -46 -48 -40 -38 -41 -44
ミクロネシア -22 -30 -22 -20 -29 -31
中国 -25 -9 -12 -87 -84 -78
アジア 20 22 23 -19 -10 -7
(うち 韓国) 22 22 12 -66 -58 -47

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、緩やかに回復傾向。
学生が13ポイント上昇して動きがみられた一方、ハネムーンは4ポイント減で弱含み
3ヵ月後は商用・視察やインセンティブ、OLなどが2期連続で改善を見込む。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、ハネムーンが微減(4ポイント減)した以外は、学生(13ポイント増)をはじめ、概ね回復傾向。シニアは変わらず。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、商用・視察(8ポイント増)、シニア(8ポイント増)、インセンティブ(5ポイント増)、OL(5ポイント増)など2期連続して上昇を期待する層が目立ち、ハネムーン(3ポイント増)とファミリー(1ポイント減)は横ばいで、学生(13ポイント減)のみ二桁の下落。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
ハネムーン -29 -24 -30 -28 -32 -29
ファミリー -29 -20 -1 -33 -31 -32
OL -30 -26 -24 -43 -38 -33
学生 -27 -38 -37 -53 -40 -53
シニア(※) -7 9 8 -15 -15 -7
インセンティブ(※※) -38 -23 -22 -46 -40 -35
商用・視察 -26 2 -4 -34 -27 -19

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

国内旅行全般の業況について

現況は弱含んで(-16)も、前回見通し(-18)は上回る。
3ヵ月後は全体に回復を見込んで(-5)へ。

総合

現状は弱含むものの、3ヵ月後は上昇に転ずる。東京が6四半期連続上昇後、初の下落もプラスを維持、3ヶ月後には再び回復を見込むなど需要の強さが再確認された。奄美・沖縄や九州など温暖な地域が上昇を見せたほかは、東北を中心に厳しいという回答が多かったが、スキーツアーについては好調との指摘も。先々は、TDR30周年や伊勢神宮式年遷宮への期待を挙げる声が多い。

現況(1月〜3月):閑散期を迎え、弱気な見通しであったが、下落は限られたものに。

  • 1〜3月は特に旅行需要喚起の大きな要素がない為、前年からは大きなプラスにはならないとみている。(第1種/総合旅行会社)
  • 東京のスカイツリーの商品のみ順調に販売されているが、他の地区は非常に厳しい。(第1種/リテーラー2)
  • スキーツアーは子供リフト無料のゲレンデもあり、ファミリー層の顧客が増加した。(第1種/国内旅行ホールセラー)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(10〜12月)より9ポイント下落し、-16。

3ヵ月後(4〜6月)の見通し:昨年に比べ、イベントには不足感も東京人気は継続。

  • 4〜6月はTDRの30週年や伊勢神宮の式年遷宮などのイベントに絡んだ需要が見込まれ、前年からはプラスでみている。(第1種/総合旅行会社)
  • どの方面も昨年とほぼ同様の傾向で、特に良くも悪くもない状態が続いている。(第1種/リテーラー2)
  • 会社の慰安旅行、ファミリー旅行、友人同士の旅行などがまとまりつつある。(第3種/リテーラー2)
  • 3ヵ月後(4〜6月)は11ポイント上昇し、-5。

(単位:DI)

  2年前
(1-3月)
1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
国内旅行全般 -32 -37 -14 -24 -2 -4 -7 -16 -5
-18(

※は2012年12月期調査見通し数値

  1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
総合旅行会社 -35 10 -16 10 7 9 -3 14
国内旅行
ホールセラー
-11 -12 -11 9 -38 -22 -25 -50
リテーラー1 -45 -19 -27 0 14 -35 0 13
リテーラー2 -41 -19 -34 -10 -15 -7 -28 -13
インハウス -28 -10 -13 0 12 -2 -10 -2

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は奄美・沖縄がプラスに転じ、九州が上昇するも、全体に動意薄く。
東北が大きく下落、東京も下落するもブラスを維持して安定。
3ヵ月後は北海道、東北が回復するほか、総じて微増の傾向。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、奄美・沖縄(12ポイント増)、九州(7ポイント増)、愛知・三重・岐阜(7ポイント増)、静岡(2ポイント増)が上昇。東北(18ポイント減)、北海道(6ポイント減)のほか東京(9ポイント減)、京阪神(9ポイント減)など下落が目立つ。上昇4方面、下落は10方面。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、北海道(13ポイント増)、東北(12ポイント増)を筆頭に14方面で上昇。減少は、前回上昇した奄美・沖縄(9ポイント減)、九州(3ポイント減)の2方面のみ。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
北海道 -37 -17 -1 -24 -30 -17
東北 -58 -38 -22 -25 -43 -31
東京〈含横浜・浦安〉 -8 9 15 18 9 13
関東 -27 -18 -10 -6 -11 -9
甲信越 -29 -30 -20 -23 -29 -28
静岡〈含伊豆〉 -30 -26 -27 -31 -29 -26
愛知・岐阜・三重 -30 -28 -26 -32 -25 -18
北陸 -41 -33 -25 -33 -34 -32
京阪神 -12 -1 -11 -8 -17 -13
近畿 -21 -12 -22 -19 -21 -19
山陽・四国 -21 -20 -23 -28 -30 -27
山陰 -40 -33 -33 -33 -34 -34
九州 -4 -1 -16 -12 -5 -8
奄美・沖縄 -10 -7 -1 -10 2 -7

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、動意薄く、全てにおいて2桁の下落。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、職場の2桁増を中心に総じて緩やかに上昇。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
招待・報奨 -50 -30 -22 -30 -44 -42
職場 -48 -29 -22 -26 -44 -31
サークル・親睦 -37 -15 -16 -14 -29 -26
教育 -31 -11 -13 -17 -32 -25

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、ファミリーが上昇、シニアは微減もプラスを維持。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、全ての顧客層で緩やかに上昇。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
OL -35 -25 -23 -29 -33 -30
ファミリー -27 -14 0 -28 -23 -20
シニア(※) -1 14 13 6 4 6

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった592社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2013年2月4日(月)〜2月20日(水)
設定数
:592社
回収数
:315社
回収率
:53.2%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 36
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 20
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 16
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 8
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 30
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 153
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 52

この資料に関するお問い合わせ

JATA企画・広報室
  • TEL (03)3592-1244

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