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JATAニュースリリース

2013年6月期(第1回)旅行市場動向調査

2013年6月26日

海外旅行DI現況は、3月期より7ポイント下落して-31

  • ※ 欧米やハワイに回復傾向がみられるも、北東アジアなど近距離方面の回復遅く、特に韓国が弱い。
  • ※ 近距離方面は、国内旅行へシフトか。顧客層別ではシニアと商用・視察、インセンティブに動き。

夏を控え、3ヵ月後は17ポイントの改善を見込む。

  • ※ ファミリー層や、方面ではハワイに対する期待感。
  • ※ 懸念は、個人の所得動向や選挙、為替と燃油サーチャージの動き。

国内旅行DI現況は、24ポイント改善
2007年7〜9月期以来23期ぶりのプラスへ転じ+8

  • ※ 前回予測を大幅に上回り、東京が牽引、東北も33ポイントの大幅回復。
  • ※ シニアの旺盛な旅行意欲、団体旅行も教育関係を中心に安定感。
  • ※ 核となるイベントや施設が明確な傾向(出雲大社、伊勢神宮の式年遷宮や東京スカイツリー、東京ディズニーリゾート30周年)。

夏を目前に、3ヵ月後も続伸して+15に。

  • ※ 夏のファミリーの動きに期待。

海外旅行全般の業況について

現況は前回の上昇見通しに反して下落。
3ヵ月後は、夏季の旅行シーズンを迎えて期待感。

総合

12月期を底に回復を見込んだものの、再び下落へ。シニアを中心にヨーロッパ、アメリカ・カナダなどで改善がみられたものの、数で圧倒的なシェアを占めるアジアの勢いが見込んだほどの強さがなく、方面では韓国の弱さか目立つ結果となった。夏を控え、ファミリー層の動きやハワイに期待感。

現況(4月〜6月):韓国方面に回復の鈍さ。ヨーロッパ、アメリカ・カナダなどでシニアの底堅い需要を確認。

  • ハワイ、ヨーロッパは好調だが、韓国の不振が続いており全体で補完できていない (第1種/総合旅行会社)
  • ゴールデンウィークの日並びの悪さにより前年悪化 (第1種/リテーラー1)
  • 円安の影響か、「買い物」が目的となりやすい方面(グアム・韓国)の数字は伸び悩んでいる。(第1種/リテーラー1)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(1〜3月)より7ポイント下落し、-31。

3ヵ月後(7〜9月)の見通し:総じて回復傾。ヨーロッパとハワイはDIプラスへ

  • 親日的な東南アジア(タイ・ベトナム・マレーシアなど)が伸びている。 (第1種/インハウス)
  • 中国、韓国の外交問題の影響が長期化している。昨年夏に起こったので、それ以降は前年並み或いは前年超えすると見込まれる。反面、アクティブシニアの活性化によりヨーロッパが好調。 (第1種/総合旅行会社)
  • 団体旅行の場合、グループ内でのビジネスクラスの利用が増えてきた。 (第1種/リテーラー2)
  • 3ヵ月後(7〜9月)は17ポイント上昇し、-14。

(単位:DI)

  2年前
(4-6月)
1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
海外旅行全般 -64 -11 -9 4 7 -30 -24 -31 -14
-16(

※は2013年3月期調査見通し数値

  1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
総合旅行会社 16 11 10 25 -43 -21 -42 -18
海外旅行
ホールセラー
-8 0 -12 -6 -44 -40 -37 -20
海外旅行系
旅行会社
-23 -34 11 5 -20 -25 -25 15
リテーラー1 11 0 47 13 -26 -33 -52 -7
リテーラー2 -25 -13 -7 0 -29 -24 -34 -20
インハウス -6 -10 16 19 -23 -15 2 -2

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、ヨーロッパとアメリカ・カナダ、ミクロネシア、中国が回復傾向も、
韓国中心にアジア、オーストラリア、ハワイが下落。
3ヵ月後は、総じて回復し、ヨーロッパ、ハワイはプラスに転じる。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、ヨーロッパ(10ポイント増)、アメリカ・カナダ(8ポイント増)、中国(6ポイント増)、ミクロネシア(3ポイント増)と4方面で改善がみられたものの、韓国(11ポイント減)、アジア(10ポイント減)、オセアニア(4ポイント減)、ハワイ(3ポイント減)など4方面で悪化した。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、ハワイ(8ポイント増)、アジア(8ポイント増)、ヨーロッパ(7ポイント増)、韓国(6ポイント増)、ミクロネシア(5ポイント増)、アメリカ・カナダ(5ポイント増)、中国(4ポイント増)、オセアニア(1ポイント増)、と全ての方面で改善を見込む。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
ハワイ 0 13 3 -3 -6 2
アメリカ・カナダ -23 -19 -24 -31 -23 -18
ヨーロッパ 2 5 -13 -15 -5 2
オセアニア -48 -40 -38 -41 -45 -44
ミクロネシア -30 -22 -20 -29 -26 -21
中国 -9 -12 -87 -84 -78 -74
アジア 22 23 -19 -10 -20 -12
(うち 韓国) 22 12 -66 -58 -69 -63

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、商用・視察、インセンティブ、シニア、ハネムーンに動きがみられるものの、
学生を中心に、OL、ファミリーの動きが鈍い。
3ヵ月後は、ファミリーに期待感。シニアとハネムーンが継続して底堅く推移する見込み。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、学生(14ポイント減)が目立つものの、OL(6ポイント減)、ファミリー(5ポイント減)で減少のほかは、商用・視察(8ポイント増)、シニア(6ポイント増)、インセンティブ(6ポイント増)、ハネムーン(4ポイント増)など、改善も多い。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、ファミリー(20ポイント増)で大幅に改善を見込むほか、学生(12ポイント増)、OL(10ポイント増)など、現況での悪化を取り戻して上昇する動きも。シニア(6ポイント増)、ハネムーン(3ポイント増)、商用・視察(1ポイント増)で改善。インセンティブは変わらず。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
ハネムーン -24 -30 -28 -32 -28 -25
ファミリー -20 -1 -33 -31 -36 -16
OL -26 -24 -43 -38 -44 -34
学生 -38 -37 -53 -40 -54 -42
シニア(※) 9 8 -15 -15 -9 -3
インセンティブ(※※) -23 -22 -46 -40 -34 -34
商用・視察 2 -4 -34 -27 -19 -18

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

国内旅行全般の業況について

現況は、見通しを大幅に上回り(+8)へ。
2007年7〜9月期以来23期ぶりにプラスへ転じる。
3ヵ月後も続伸して(+15)を見込む。

総合

予測を大幅に上回り、ブラスに転じた。九州と沖縄・奄美を除き全方面で改善がみられた。東京は5期連続でプラスを維持し、東北も33ポイントの大幅な改善。出雲大社、伊勢神宮の式年遷宮や東京スカイツリー、TDR30周年など核となるイベントや施設が明確な傾向。

現況(4月〜6月):東京人気が一年を超えて継続。東北が大幅に改善。

  • 気候変化(桜の早期開花)の影響を受けたものの、国内旅行は全般的に好調である。宿泊単品のweb利用が大きく伸長している。 (第1種/総合旅行会社/良い)
  • 円高による海外旅行から国内旅行へのシフトが起きてきている (第1種/総合旅行会社/良い)
  • TDR30周年により首都圏への商品が好調。東北域内の宿泊も伸びている。法人の需要も前年をやや上回っている。 (第1種/総合旅行会社/良い)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(1〜3月)より24ポイント改善し、+8。

3ヵ月後(7〜9月)の見通し:続伸して、4方面でプラスに転じる。

  • 北海道、九州・沖縄など、比較的長い期間のツアーが良い (第1種/総合旅行会社)
  • 年式遷宮の影響か、伊勢や出雲の需要が活発となり、宿泊施設の確保が難しくなってきた。(第1種/国内旅行ホールセラー)
  • 団体型の温泉地への送客が落ち込む傾向にあり、都市部のホテルに需要が集中しているように思われる。(第1種/総合旅行会社)
  • 3ヵ月後(7〜9月)は7ポイント続伸し、+15。

(単位:DI)

  2年前
(4-6月)
1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
国内旅行全般 -73 -14 -24 -2 -4 -7 -16 8 15
-5(

※は2013年3月期調査見通し数値

  1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
総合旅行会社 10 -16 10 7 9 -3 29 46
国内旅行
ホールセラー
-12 -11 9 -38 -22 -25 -8 33
リテーラー1 -19 -27 0 14 -35 0 20 20
リテーラー2 -19 -34 -10 -15 -7 -28 5 8
インハウス -10 -13 0 12 -2 -10 2 7

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は、東京人気が継続。東北も大幅に改善して2007年以来の水準へ。
14方面中12方面で改善。
3ヵ月後も継続して、4方面がブラスに転じる。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、東北(33ポイント増)を筆頭に、北海道(26ポイント増)、東京(19ポイント増)、山陰(16ポイント増)、愛知・三重・岐阜(14ポイント増)、など12方面で上昇。減少は、九州(9ポイント減)、奄美・沖縄(8ポイント減)の2方面。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、北海道(16ポイント増)を筆頭に、奄美・沖縄(11ポイント増)、関東(3ポイント増)がプラスに転じ、東京(2ポイント増)を含めて4方面がプラスに。東北(5ポイント増)も続伸。減少は山陰(1ポイント減)のみ

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
北海道 -17 -1 -24 -30 -4 12
東北 -38 -22 -25 -43 -10 -5
東京〈含横浜・浦安〉 9 15 18 9 28 30
関東 -18 -10 -6 -11 -2 1
甲信越 -30 -20 -23 -29 -17 -12
静岡〈含伊豆〉 -26 -27 -31 -29 -19 -12
愛知・岐阜・三重 -28 -26 -32 -25 -11 -6
北陸 -33 -25 -33 -34 -26 -23
京阪神 -1 -11 -8 -17 -11 -7
近畿 -12 -22 -19 -21 -11 -10
山陽・四国 -20 -23 -28 -30 -18 -17
山陰 -33 -33 -33 -34 -18 -19
九州 -1 -16 -12 -5 -14 -11
奄美・沖縄 -7 -1 -10 2 -6 5

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、全てのカテゴリーで二桁の増加がみられ、大幅に改善。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、微増。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
招待・報奨 -30 -22 -30 -44 -21 -18
職場 -29 -22 -26 -44 -22 -20
サークル・親睦 -15 -16 -14 -29 -15 -12
教育 -11 -13 -17 -32 -8 -8

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、シニア、ファミリーを中心に大幅改善。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、ファミリーもプラスに転じて、期待感高まる。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
OL -25 -23 -29 -33 -28 -21
ファミリー -14 0 -28 -23 -12 2
シニア(※) 14 13 6 4 16 13

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった622社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2013年5月23日(木)〜6月7日(金)
設定数
:622社
回収数
:337社
回収率
:54.1%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 40
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 31
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 21
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 13
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 28
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 156
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 48

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

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