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JATAニュースリリース

2014年3月期(第4回)旅行市場動向調査

2014年 3月19日

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった589社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施しております。今回、3月期(1月〜3月)の調査がまとまりましたのでお知らせします。

海外旅行DI現況は、12月期(-19)より7ポイント悪化して-26

  • ※ オフ期を迎え、全体に一服感。3期連続の改善はならず下落へ。
  • ※ ハワイがプラスに転じるも、アジア、韓国、アメリカ・カナダで微減。タイ情勢も影響。
  • ※ 季節要因で学生に動き。商用・視察、インセンティブが反落。シニア優位は変わらず。

3ヵ月後は回復を見込む

  • ※ 前期改善のハワイ、オセアニアで微減も、その他の方面は総じて回復傾向

国内旅行DI現況は、7ポイント下落も前回見通しを上回って+6

  • ※ 東北と式年遷宮の愛知・岐阜・三重、山陰には反動減。
  • ※ 東京人気は継続、沖縄がプラスに転じる。
  • ※ 団体は教育旅行に回復傾向が続く。シニアはプラスを維持。

3ヵ月後は、現況維持も消費増税と需要一巡に懸念を残す。

  • ※ 好調を続けた方面に一服感も、教育旅行は震災後の混乱を脱する。

(単位:DI)

  2年前
(1-3月)
1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
海外旅行全般 -9 7 -30 -24 -31 -23 -19 -26 -16
-15(
国内旅行全般 -24 -4 -7 -16 8 12 13 6 5
2(

※は2013年12月期調査見通し数値

海外渡航自由化50周年

2014年に海外渡航自由化50周年を迎えます。
1964年4月1日に留学や商談など目的を持たない「観光」を目的としたパスポートが発行され、日本人の海外渡航が自由化されました。

海外旅行全般の業況について

現況は、3期連続の改善はならず、7ポイント下落して(-26)。
3ヵ月後は回復に転じる見込み。

総合

3期連続の緩やかな改善を見込んでいたものの、見通しに反して下落した。ハワイがプラスに転じ、オセアニアで改善がみられたものの、韓国が下落、中国が変わらず、台湾が健闘するもののタイの政情不安の影響でアジアが全般に弱含み。顧客層では、学生には動きがあったものの、見通しは下回った。3ヵ月後は、再び反転して回復を見込む。

現況(1月〜3月):全体に一服感。学生を除いて全般に鈍い動き。

  • ビジネストラベルは引き続き堅調を維持。レジャ-トラベルは円安の影響もあり受注は弱含み。アジア方面では中国、韓国が低調で昨年好調だったタイが国内情勢により大幅受注減。(第1種/海外旅行系旅行会社)
  • 中・韓の不調が続いている。消費税増税前は耐久消費財などの購入、4月以降は様子見といった状況があり、勢いが弱い。(第1種/総合旅行会社)
  • ハワイ、ヨーロッパの中・長距離方面は良いが、近場のアジアが悪い。(第1種/リテーラー1)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(10〜12月)より7ポイント下落し、-26。

3ヵ月後(4〜6月)の見通し:反転して回復へ向かう。

  • シニアのヨーロッパ旅行は順調(第1種/総合旅行会社)
  • 羽田発の伸びが良い(第1種/リテーラー1)
  • インバウンドの影響で座席が取りにくい時期、運賃がこれまでと変化していると感じる。今後は相互の需要のバランスがとられ、フライトの増便などで往来が活発になると感じる。(第1種/リテーラー2)
  • 3ヵ月後(4〜6月)は10ポイント上昇し、-16。

(単位:DI)

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(1-3月)
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(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
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(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
海外旅行全般 -9 7 -30 -24 -31 -23 -19 -26 -16
-15(

※は2013年12月期調査見通し数値

  1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
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(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
総合旅行会社 25 -43 -21 -42 -26 -26 -20 -12
海外旅行
ホールセラー
-6 -44 -40 -37 -37 -21 -53 -42
海外旅行系
旅行会社
5 -20 -25 -25 -6 22 -10 5
リテーラー1 13 -26 -33 -52 -40 -24 -16 -17
リテーラー2 0 -29 -24 -34 -25 -24 -31 -21
インハウス 19 -23 -15 2 -2 -8 -11 -7

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、ボリュームゾーンのアジア、韓国をはじめ、主要なディティネーションで微減。
ハワイがプラスに転じて、好調を維持
3ヵ月後は、反動減のハワイ、オセアニアを除いて改善を見込む。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、ハワイ(4ポイント増)が再びプラスに転じ、オセアニア(9ポイント増)が大きく改善、ミクロネシア(1ポイント増)が微増。アジア(5ポイント減)、韓国(2ポイント減)、アメリカ・カナダ(2ポイント減)、ヨーロッパ(1ポイント減)、などで微減。中国は変わらず。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、中国(5ポイント増)、韓国(4ポイント増)、アメリカ・カナダ(4ポイント増)、ヨーロッパ(3ポイント増)、アジア(2ポイント増)など改善。ハワイ(6ポイント減)、オセアニア(2ポイント減)と一部で前期上昇の反動減。ミクロネシアは変わらず。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
ハワイ -3 -6 3 -2 2 -4
アメリカ・カナダ -31 -23 -19 -27 -29 -25
ヨーロッパ -15 -5 -5 -9 -10 -7
オセアニア -41 -45 -38 -46 -37 -39
ミクロネシア -29 -26 -28 -28 -27 -27
中国 -84 -78 -83 -78 -78 -73
アジア -10 -20 -19 -7 -12 -10
(うち 韓国) -58 -69 -77 -73 -75 -71

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、全体に一服感ただようものの、シニアの優位は変わらず。
学生が二桁の伸び。
3ヵ月後は、学生が反動減も、総じて改善へ。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、学生(12ポイント増)が2桁の動きで目立つ。それ以外は、総じて減少。インセンティブ(9ポイント減)、商用・視察(8ポイント減)、OL(5ポイント減)、シニア(3ポイント減)、ハネムーン(2ポイント減)、ファミリー(2ポイント減)。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、インセンティブ(9ポイント増)、ハネムーン(4ポイント増)、OL(3ポイント増)、シニア(3ポイント増)、商用・視察(2ポイント増)と増加。減少は、前期の反動が出た学生(15ポイント減)が大きいものの、ファミリー(2ポイント減)の微減にとどまる。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
ハネムーン -32 -28 -29 -30 -32 -28
ファミリー -31 -36 -18 -25 -27 -29
OL -38 -44 -39 -34 -39 -36
学生 -40 -54 -48 -48 -36 -51
シニア(※) -15 -9 -9 -4 -7 -4
インセンティブ(※※) -40 -34 -38 -29 -38 -29
商用・視察 -27 -19 -19 -8 -16 -14

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

国内旅行全般の業況について

現況は、下落も、見通しを上回って(+6)と好調を維持。
3ヵ月後も、好調を維持してほぼ横ばい。

総合

国内旅行は、懸念されたほどの下げにはならず、(+6)と好調を維持。奄美・沖縄(+5)がプラスに転じ、東京(+20)も微減にとどまる。団体は、教育が(-6)まで改善。シニアが減少も(+12)で需要を牽引。3ヵ月後は、好調だった方面には調整減がみられるものの、団体には期待感。

現況(1月〜3月):一部方面に一服感がみられるものの、プラスを維持。教育が大幅に回復。

  • 募集型企画旅行を中心に、全方面で順調な滑り出し。特に九州・沖縄方面が好調なのは、不調な海外(韓国・中国)から、シフトしていると思われる。宿泊単価が堅調に上昇。(第1種/総合旅行会社)
  • 少し落ち着いてきたが、伊勢神宮、出雲大社方面、東京、TDL方面が好調である。(第1種/リテーラー2)
  • 学生団体の人数が下降基調からゆるやかな上昇基調に変化してきている。(第1種/国内旅行ホールセラー)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(10〜12月)より7ポイント下落し、+6。

3ヵ月後(4〜6月)の見通し:好調を維持。懸念は、消費税増税とイベント不足、訪日との競合。

  • 外国人観光客(訪日旅行)の大幅な伸びにより今後日本人マーケットとの競合が予想される。北海道などでは、バスや一部ホテルで影響がでてきている。(第1種/総合旅行会社)
  • 4月以降は特に大きなイベントもなく、昨年と比較して旅行需要の勢いがなくなる懸念が大きい。(第1種/総合旅行会社)
  • 小・中学校の修学旅行が動き、各種団体の旅行も動き始める。(第1種/リテーラー2)
  • 3ヵ月後(4〜6月)は1ポイント下落し、+5。

(単位:DI)

  2年前
(1-3月)
1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
国内旅行全般 -24 -4 -7 -16 8 12 13 6 5
2(

※は2013年12月期調査見通し数値

  1年半前
(7-9月)
1年3ヵ月前
(10-12月)
1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
総合旅行会社 7 9 -3 29 53 52 44 41
国内旅行
ホールセラー
-38 -22 -25 -8 29 9 20 10
リテーラー1 14 -35 0 20 28 8 19 15
リテーラー2 -15 -7 -28 5 -9 6 -7 -8
インハウス 12 -2 -10 2 22 14 -6 0

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は、東京が好調を維持、奄美・沖縄が二桁増でプラスに転じる。
東北が大幅減、愛知・岐阜・三重、山陰も大幅減で遷宮効果が一巡か。
3ヵ月後は、総じて改善も、好調だった東京、愛知・岐阜・三重、山陰では調整が継続。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、増加は、奄美・沖縄(10ポイント増)のほか、京阪神、近畿、山陽・四国の3方面が2ポイント増で並ぶ。東北(21ポイント減)、山陰(15ポイント減)、愛知・岐阜・三重(13ポイント減)、北陸(8ポイント減)、北海道(6ポイント減)、甲信越(3ポイント減)、静岡(3ポイント減)、東京(2ポイント減)と減少が目立つ。関東と九州は変わらず。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、北海道(13ポイント増)、東北(11ポイント増)、北陸(6ポイント増)、甲信越(3ポイント増)、静岡(3ポイント増)、近畿(3ポイント増)、京阪神(2ポイント増)、関東(1ポイント増)、山陽・四国(1ポイント増)と増加が多く、減少は、東京(9ポイント減)、山陰(8ポイント減)、愛知・岐阜・三重(4ポイント減)。九州、奄美・沖縄は変わらず。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
北海道 -30 -4 10 -15 -21 -8
東北 -43 -10 -7 -7 -28 -17
東京〈含横浜・浦安〉 9 28 27 22 20 11
関東 -11 -2 -4 -3 -3 -2
甲信越 -29 -17 -19 -17 -20 -17
静岡〈含伊豆〉 -29 -19 -15 -10 -13 -10
愛知・岐阜・三重 -25 -11 -8 9 -4 -8
北陸 -34 -26 -25 -22 -30 -24
京阪神 -17 -11 -7 -6 -4 -2
近畿 -21 -11 -5 -14 -12 -9
山陽・四国 -30 -18 -16 -23 -21 -20
山陰 -34 -18 -11 0 -15 -23
九州 -5 -14 -12 0 0 0
奄美・沖縄 2 -6 -1 -5 5 5

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、教育(10ポイント増)の二桁増以外は、職場(14ポイント減)、サークル・親睦(9ポイント減)、招待・報奨(5ポイント減)と減少傾向。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、招待・報奨(6ポイント増)、サークル・親睦(5ポイント増)、職場(5ポイント増)、教育(5ポイント増)と全分野で増加。教育は2期連続の増加。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
招待・報奨 -44 -21 -23 -17 -22 -16
職場 -44 -22 -25 -14 -28 -23
サークル・親睦 -29 -15 -17 -11 -20 -15
教育 -32 -8 -16 -16 -6 -1

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、シニア(11ポイント減)、OL(9ポイント減)と減少が目立つものの、シニアは2桁のプラスを維持。ファミリー(2ポイント増)は微増。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、シニア(2ポイント増)、OL(2ポイント増)、ファミリー(1ポイント増)と、大きな変動はなく、微増傾向。

(単位:DI)

  1年前
(1-3月)
9ヵ月前
(4-6月)
6ヵ月前
(7-9月)
3ヵ月前
(10-12月)
現況
(1-3月)
3ヵ月後
(4-6月)
OL -33 -28 -17 -13 -22 -20
ファミリー -23 -12 8 -14 -12 -11
シニア(※) 4 16 22 23 12 14

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった589社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2014年2月3日(月)〜2月19日(水)
設定数
:589社
回収数
:314社
回収率
:53.3%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 36
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 19
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 21
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 10
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 32
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 141
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 55

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

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