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旅行動向調査

第34回JATA旅行市場動向調査〜海外(2010年9月期)

2010年9月15日

海外DI、国内DIともに引き続き上昇が続く。
特に海外DIが大きく上昇。
「2010年9月期(第2回) 旅行市場動向調査」

(社)日本旅行業協会(JATA)では、旅行市場の動向を捉えるため、会員各社に定期的にアンケートを実施し、旅行の種類、方面、顧客層別に業況判断を指数化して四半期ごとにまとめている。
(調査の概要については末尾に記載)
2010年8月上旬から8月中旬にかけて実施した「旅行市場動向調査」によると、海外DIは5期連続、国内DIは3期連続で上昇した。3ヵ月後(10〜12月)については、海外DIはやや悪化、国内DIはほぼ横ばいが見込まれる。

海外旅行全般の業況について

現況は全ての顧客層、方面で上昇。
3ヵ月後もインセンティブ、ハネムーンは上昇、中国、アジア、韓国ではDIのプラスを維持する見込み。

現況:全ての顧客層、方面で上昇、特にファミリー、ヨーロッパが大きく伸ばす。

  • 「家族向けの施策やアクティビティの充実など特にファミリー層向けが好調に推移。」(総合旅行会社)
  • 「円高でお得感が増した欧州も人気。」(総合旅行会社)
  • 「韓国は根強い人気が続き、中国は上海万博で更に人気が上昇している。」(海外旅行系旅行会社)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(4〜6月)より24ポイント上昇し、-6であった。

3ヵ月後(10-12月)の見通し:現況より悪化するものの、中国、アジア、韓国で好調を維持

  • 「上海万博閉幕までのブームを期待している。」(海外旅行ホールセラー)
  • 3ヵ月後(10〜12月)は11ポイント下落し、-17。

総合

現況は円高の影響もあり、全般に海外旅行需要が拡大した。
上海万博開催中の中国をはじめ、韓国、アジアのほかヨーロッパでもDIがプラスに転じている。
3ヵ月後(10〜12月)も、引き続き中国、アジア、韓国で好調な旅行需要が期待される。

(単位:DI)

  2年前
(7-9月)
1年半前
(1-3月)
1年3ヵ月前
(4-6月)
1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
海外旅行全般 -62 -72 -80 -72 -66 -50 -30 -6 -17
-24(

※は2010年3月期調査見通し数値

  1年半前
(1-3月)
1年3ヵ月前
(4-6月)
1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
総合旅行会社 -66 -76 -60 -46 -33 -14 21 18
海外旅行
ホールセラー
-85 -84 -72 -83 -68 -53 -15 -15
海外旅行系
旅行会社
-82 -100 -73 -89 -63 -25 9 0
リテーラー1 -81 -77 -86 -64 -64 -17 16 -5
リテーラー2 -62 -74 -71 -67 -50 -37 -23 -34
インハウス -84 -95 -72 -65 -36 -28 -2 -17

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況はファミリーで30ポイント上昇したのを筆頭に全ての顧客層で上昇。
3ヵ月後はインセンティブ、ハネムーンでさらに上昇が見込まれる。

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、全ての顧客層で上昇。特にファミリーでは30ポイントと大きく上昇し、インセンティブ、シニア、商用・視察でも20ポイント前後の上昇。
    特にシニアでは11期ぶりにDIがプラスに転じている。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、インセンティブ、ハネムーンでさらに上昇が見込まれる。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
ハネムーン -59 -57 -54 -43 -36 -34
ファミリー -60 -66 -65 -47 -17 -34
OL -63 -66 -59 -49 -33 -39
学生 -73 -75 -63 -60 -48 -56
シニア(※) -42 -33 -31 -15 5 -3
インセンティブ(※※) -81 -78 -71 -54 -33 -30
商用・視察 -80 -70 -63 -36 -17 -21

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

海外旅行の需要動向(方面別)

現況はヨーロッパ、ハワイをはじめ全ての方面で上昇。
3ヵ月後はアメリカ・カナダ、オセアニアを除き現況より悪化するものの、
中国、アジア、韓国ではDIのプラスを維持する見込み。

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、ヨーロッパの30ポイント、ハワイの22ポイント、アジアの19ポイントをはじめとして全ての方面で上昇。
    上海万博開催中の中国、アジア、ヨーロッパと韓国の4方面はDIがプラスになっている。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、アメリカ・カナダ、オセアニアが横ばいの見込み。
    中国、アジア、韓国ではやや悪化するものの、DIのプラスを維持する見込み。

(単位:DI)

  1年前
(7-9月)
9ヵ月前
(10-12月)
6ヵ月前
(1-3月)
3ヵ月前
(4-6月)
現況
(7-9月)
3ヵ月後
(10-12月)
ハワイ -60 -61 -50 -36 -14 -24
アメリカ・カナダ -80 -75 -69 -44 -31 -31
ヨーロッパ -53 -50 -39 -28 2 -13
オセアニア -84 -78 -65 -61 -47 -47
ミクロネシア -54 -60 -53 -43 -35 -38
中国 -59 -43 -35 -1 15 9
アジア -45 -41 -23 -15 4 3
(うち 韓国) - - - - 7 2

旅行市場動向調査について

(社)日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった620社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。
「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2010年8月2日(月)〜8月18日(水)
設定数
:620社
回収数
:300社
回収率
:48.4%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 41
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 28
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 11
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 10
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 39
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 122
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 49

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室:
TEL (03)3592-1244

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