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旅行動向調査

第39回JATA旅行市場動向調査〜国内(2011年12月期)

2011年12月21日

海外旅行、国内旅行ともDI値が震災前の水準を上回る。
東京、関東が大幅に上昇。東北も回復が本格化の兆し。

国内旅行全般の業況について

現況は東京〈含横浜・浦安〉、関東が大幅に上昇。京阪神、九州はDIがプラスに転換。
3ヵ月後も東京〈含横浜・浦安〉、関東はさらに上昇する見通し。

現況:国内旅行全般は3ヵ月前(7〜9月)より23ポイントと大幅に上昇し、-14となった。
全般的に上昇傾向にあり、東日本大震災からの回復が遅れていた東京〈含横浜・浦安〉、関東が大きく伸び、東北も回復の兆しが見えてきた。

  • ディズニー商品の回復と九州新幹線利用の南九州が好調。(総合旅行会社)
  • 10月、11月に、震災で延期になった招待旅行などのツアーの実施が多い。(総合旅行会社)
  • 震災後の市場全体は東北地方を除くとほぼ回復してきたと思われる。(総合旅行会社)
  • 東北地方は復興支援もあり、前年比70%程度まで団体旅行が受注回復。
    原発問題の福島は依然厳しい状況。(インハウス)
  • 震災後、急落した団体旅行(職場旅行、インセンティブ)が戻りつつある。(海外旅行系旅行会社)

3ヵ月後(1〜3月)の見通し:3ヵ月後(1〜3月)は6ポイント下降し、-20。
2期連続で大きく上昇した反動から微減となるが、東京〈含横浜・浦安〉、関東は引き続き上昇、遅れていた回復を取り戻す動きが見込まれる。

  • 東日本方面への需要はまだ前年を下回るものの、回復傾向に感じる。(リテーラー2)
  • 首都圏から九州までのエリアでは震災の影響はほぼなくなり、先行受注も好調の様子。(国内旅行ホールセラー)
  • 近距離、日帰り・一泊など安近短の傾向が強まっていると感じている。(リテーラー1)
  • 少しずつではあるが大きい団体、日程の長いツアーが出始めてきている。(リテーラー1)
  • 震災後、急落した団体旅行(インセンティブ、職場旅行)の需要が戻りつつある。(海外旅行系旅行会社)

総合

全般的には旅行需要が上昇し、特に東京〈含横浜・浦安〉、関東など東日本の伸びが大きくなっている。回復が遅れている東北も12ポイント上昇した。九州は九州新幹線の開業効果が続いている。3ヶ月後は全体的には横ばい傾向である中、TDL商品などが好調な回復している東京〈含横浜・浦安〉、関東はさらに上昇する見通し。

(単位:DI)

  2年前
(10-12月)
1年半前
(4-6月)
1年3ヵ月前
(7-9月)
1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
国内旅行全般 -66 -28 -27 -19 -32 -73 -37 -14 -20
-24(

※は2011年9月期調査見通し数値

  1年半前
(4-6月)
1年3ヵ月前
(7-9月)
1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
総合旅行会社 -17 -25 -14 -18 -89 -35 10 4
国内旅行
ホールセラー
-33 -56 -34 -36 -85 -11 -12 0
リテーラー1 -50 -37 -41 -52 -85 -45 -19 -19
リテーラー2 -33 -27 -18 -46 -76 -41 -19 -29
インハウス -12 -11 -9 -9 -49 -28 -10 -23

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は北海道、奄美・沖縄を除くすべての方面で上昇、特に東京〈含横浜・浦安〉は27ポイント、
関東が18ポイントと大幅に上昇。京阪神、九州はDI値がプラスに転換。
東北も12ポイント上昇し回復の兆し。
3ヵ月後はやや下降傾向の中、東京〈含横浜・浦安〉、関東は引き続き上昇の見通し。

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、特に東京〈含横浜・浦安〉は27ポイント、関東が18ポイントと大きく上昇。関西、静岡〈含伊豆〉も15ポイント上昇するなど北海道、沖縄・奄美を除いて上昇。回復の遅れている東北も12ポイント上昇。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、全般的には横ばい傾向の中で、東京〈含横浜・浦安〉、関東は若干ながらも上昇を継続する見通し。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
北海道 -31 -36 -59 -14 -25 -28
東北 -41 -45 -91 -74 -62 -69
東京〈含横浜・浦安〉 -3 -6 -71 -51 -24 -23
関東 -19 -25 -75 -56 -38 -35
甲信越 -32 -46 -65 -35 -34 -36
静岡〈含伊豆〉 -34 -38 -66 -46 -31 -33
愛知・岐阜・三重 -44 -45 -52 -34 -28 -29
北陸 -37 -47 -54 -37 -34 -34
京阪神 -13 -25 -38 -14 1 -7
近畿 -22 -34 -40 -14 -13 -16
山陽・四国 -24 -36 -45 -22 -19 -24
山陰 -36 -44 -52 -29 -26 -31
九州 -12 -26 -32 -2 3 -4
奄美・沖縄 -10 -21 -32 1 -6 -5

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、招待・報奨旅行は19ポイント、職場、サークル・親睦、教育は16ポイントといずれの顧客層も大きく上昇。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、ほぼ横ばいの見込み。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
招待・報奨 -47 -52 -86 -69 -50 -49
職 場 -41 -55 -81 -61 -45 -49
サークル・親睦 -31 -33 -66 -44 -28 -33
教 育 -27 -20 -47 -34 -18 -22

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、シニアが12ポイントの大幅増、OLは2ポイントの微増となる一方、ファミリーは6ポイントの下降となった。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、ほぼ横ばいの見通し。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
OL -38 -40 -64 -41 -39 -38
ファミリー -39 -33 -70 -21 -27 -29
シニア(※) -2 -8 -57 -12 0 -2

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、会員会社にE-mailによるWEB調査へのモニター登録をお願いし、今回登録のあった604社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。
WEBアンケート調査では各質問事項に対して「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、総回答から「取り扱っていない」(無回答を含む)を除いた数を母数として各回答のシェアを算出した上で、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を差し引くことにより、景気動向指数(「DI」=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という形に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(−100)の間の評価となります。また、調査回答のあった会員旅行会社の業態の区分も毎回発表しています。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2011年11月1日(火)〜11月16日(水)
設定数
:604社
回収数
:309社
回収率
:51.2%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 32
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 27
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 18
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 9
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 32
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 135
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 56

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報グループ
  • TEL (03)3592-1244

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