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旅行動向調査

第41回JATA旅行市場動向調査〜国内(2012年6月期)

2012年6月27日

前回見通しを上回り、震災前を超える水準に。
東京がDIプラスに転じて牽引、東北も震災前の水準に近づく。

国内旅行全般の業況について

現況は前回見通し(−16)を大きく上回り、22ポイント増加して上昇(−2)。
DIは2008年9月以来のマイナス一桁へ。
3ヵ月後も現状を維持。

現況:東京と団体が牽引し、前回見通しを大幅に超過して上昇。東北も震災前の水準に近づく。

(コメント)

  • 社員旅行などインセンティブが回復の模様。(インハウス)
  • 今年の気候も良かったのかゴールデンウイーク前後の桜前線、動きが目立った。(海外旅行系旅行会社)
  • 春休み、GWともに、例年に比べファミリー旅行の受注が多かった。夏の旅行についても同様の傾向で多くの受注をいただいている。(インハウス)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(1〜3月)より22ポイント上昇し、−2。

3ヵ月後(7〜9月)の見通し:現況の大幅上昇の反動もみられるるものの、夏季を迎え東日本や沖縄に期待。

(コメント)

  • 震災による影響も一段落して、今後は復活していくと思います。(リテーラー2)
  • スカイツリー効果で夏季旅行が拡大。ただし、西日本からの入り込みが不透明。(総合旅行会社)
  • 沖縄、北海道方面のロング商品の申し込み出足が早まっている。(リテーラー2)
  • 3ヵ月後(7〜9月)は1ポイント上昇し、−1。

総合

期待されていた東京スカイツリー開業など新しい観光名所のオープンが現実のものとなり、東日本を中心にDIが大きく上昇、顧客層別ではシニアのDIが大きくプラス(+14)となり、団体にも動きがみられた。3ヵ月後は、北海道や沖縄、ファミリーの動きに期待が高まる一方、九州など西日本の一部で減少を見込むが、総じて現況が維持される見込み。LCC就航への期待と不安、関越道バス事故の影響を懸念する声も聞かれた。

(単位:DI)

  2年前
(4-6月)
1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
国内旅行全般 -28 -19 -32 -73 -37 -14 -24 -2 -1
-16(

※は2012年3月期調査見通し数値

  1年半前
(10-12月)
1年3ヵ月前
(1-3月)
1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
総合旅行会社 -14 -18 -89 -35 10 -16 10 18
国内旅行
ホールセラー
-34 -36 -85 -11 -12 -11 9 0
リテーラー1 -41 -52 -85 -45 -19 -27 0 -6
リテーラー2 -18 -46 -76 -41 -19 -34 -10 -10
インハウス -9 -9 -49 -28 -10 -13 0 2

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は甲信越(1ポイント減)を除き、全方面で上昇。
東京は、DIがプラスに転じる。
3ヵ月後は総じて上昇を見込むものの、九州などで下降を見込む。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、北海道(20ポイント増)、東北(20ポイント増)、東京(17ポイント増)、京阪神(11ポイント増)などと2桁上昇した地域も多く、東日本を中心に大幅に上昇した。甲信越のみ微減(1ポイント減)
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、北海道(14ポイント増)、奄美・沖縄(6ポイント増)、東北(5ポイント増)、甲信越(5ポイント増)、東京(5ポイント増)など東日本を中心に夏季の継続的な上昇を見込む。九州(8ポイント減)、近畿(3ポイント減)、京阪神(2ポイント減)など西日本で下降を見込むが、総じて現状維持ないしは微増の見通し。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
北海道 -59 -14 -25 -37 -17 -3
東北 -91 -74 -62 -58 -38 -33
東京〈含横浜・浦安〉 -71 -51 -24 -8 9 14
関東 -75 -56 -38 -27 -18 -15
甲信越 -65 -35 -34 -29 -30 -25
静岡〈含伊豆〉 -66 -46 -31 -30 -26 -25
愛知・岐阜・三重 -52 -34 -28 -30 -28 -30
北陸 -54 -37 -34 -41 -33 -33
京阪神 -38 -14 1 -12 -1 -3
近畿 -40 -14 -13 -21 -12 -15
山陽・四国 -45 -22 -19 -21 -20 -21
山陰 -52 -29 -26 -40 -33 -30
九州 -32 -2 3 -4 -1 -9
奄美・沖縄 -32 1 -6 -10 -7 -1

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、DIは依然マイナスのままだが、全ての団体で19ポイント以上の上昇があった。サークル・懇親(22ポイント増)、招待・報奨(20ポイント増)、教育(20ポイント増)、職場(19ポイント増)。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、夏季にはいり、教育を中心に全ての団体旅行で若干の下降見通し。教育(10ポイント減)、職場(4ポイント減)、サークル・懇親(2ポイント減)、招待・報奨(1ポイント減)。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
招待・報奨 -86 -69 -50 -50 -30 -31
職場 -81 -61 -45 -48 -29 -33
サークル・親睦 -66 -44 -28 -37 -15 -17
教育 -47 -34 -18 -31 -11 -21

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、全ての層で10ポイント以上の大幅上昇。シニア(15ポイント増)はDIがプラスに。ファミリーが13ポイント増、OLも10ポイント増。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、ファミリー(8ポイント増)に期待が集まり、OLは2ポイントの微増、シニアは5ポイントの減少を見込むもののDIはブラスを維持。

(単位:DI)

  1年前
(4-6月)
9ヵ月前
(7-9月)
6ヵ月前
(10-12月)
3ヵ月前
(1-3月)
現況
(4-6月)
3ヵ月後
(7-9月)
OL -64 -41 -39 -35 -25 -23
ファミリー -70 -21 -27 -27 -14 -6
シニア(※) -57 -12 0 -1 14 9

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった624社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(−100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2012年5月15日(火)〜5月30日(水)
設定数
:624社
回収数
:321社
回収率
:51.4%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 32
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 27
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 18
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 11
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 20
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 153
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 60

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報グループ
  • TEL (03)3592-1244

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