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旅行動向調査

第43回JATA旅行市場動向調査〜国内(2012年12月期)

2012年12月21日

国内旅行は前回見通しを維持。
団体の減少傾向があるものの、海外旅行からの需要がシフトし、前回見通しを維持。

国内旅行全般の業況について

現況は前回見通しと変化はないものの微減。
東京、関東、京阪神、近畿など二大都市圏と豪雨の影響から回復がみられた九州で改善。
3ヵ月後の見通しは弱含み。

現況(10月〜12月):大都市圏と豪雨の影響から回復した九州で改善がみられた。

  • 中国や韓国といった近場の海外旅行客が国内にシフトしている。(総合旅行会社)
  • 関東エリアを中心にスカイツリー効果がまだ顕著(総合旅行会社)
  • 相変わらずディズニーとスカイツリーに引っ張られている状況で、宿泊客が伸び悩んでいる状況が続いている。(リテーラー1)
  • 国内旅行全般は3ヵ月前(7〜9月)より3ポイント下落し、-7。

3ヵ月後(1〜3月)の見通し:総じて弱含むものの、東京はプラスを維持する見込み。

  • 東京方面を中心に販売が好調で、1〜3月もアジアから国内へのシフトが見込める。(総合旅行会社)
  • 例年早い出足の北海道スキー等の新規受注が低迷している。(リテーラー2)
  • 1月〜3月については、例年通り、動きが遅いため。(リテーラー2)
  • 3ヵ月後(1〜3月)は11ポイント下落し、-18。

総合

東京のDIは6四半期連続での上昇で(+18)へ。良いと回答した会社からは、中国、韓国の海外旅行からのシフトを指摘する声も。3ヵ月後は、静岡、愛知・岐阜・三重、奄美・沖縄を除いて減少。

(単位:DI)

  2年前
(10-12月)
1年半前
(4-6月)
1年3ヵ月前
(7-9月)
1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
国内旅行全般 -19 -73 -37 -14 -24 -2 -4 -7 -18
-7(

※は2012年9月期調査見通し数値

  1年半前
(4-6月)
1年3ヵ月前
(7-9月)
1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
総合旅行会社 -89 -35 10 -16 10 7 9 -6
国内旅行
ホールセラー
-85 -11 -12 -11 9 -38 -22 0
リテーラー1 -85 -45 -19 -27 0 14 -35 -35
リテーラー2 -76 -41 -19 -34 -10 -15 -7 -27
インハウス -49 -28 -10 -13 0 12 -2 -10

国内旅行の需要動向(方面別)

現況は東京が続伸してプラスを維持。
東高西低の傾向は継続、二大都市圏が強含み。
3ヵ月後は総じて微減。

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、増加は関東、豪雨からの回復途上の九州(4ポイント増)のほか東京、京阪神、近畿(3ポイント増)の5方面。減少は、北海道(23ポイント減)を筆頭に、奄美・沖縄(9ポイント減)、北陸(8ポイント減)、愛知・岐阜・三重(6ポイント減)など8方面。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、増加は愛知・岐阜・三重(3ポイント増)、静岡(2ポイント増)、奄美・沖縄(1ポイント)の3方面。減少は、東北(13ポイント減)を筆頭に京阪神(11ポイント減)、東京(9ポイント減)、関東、近畿(7ポイント減)など10方面。北海道は増減なし。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
北海道 -25 -37 -17 -1 -24 -24
東北 -62 -58 -38 -22 -25 -38
東京〈含横浜・浦安〉 -24 -8 9 15 18 9
関東 -38 -27 -18 -10 -6 -13
甲信越 -34 -29 -30 -20 -23 -29
静岡〈含伊豆〉 -31 -30 -26 -27 -31 -29
愛知・岐阜・三重 -28 -30 -28 -26 -32 -29
北陸 -34 -41 -33 -25 -33 -37
京阪神 1 -12 -1 -11 -8 -19
近畿 -13 -21 -12 -22 -19 -26
山陽・四国 -19 -21 -20 -23 -28 -31
山陰 -26 -40 -33 -33 -33 -38
九州 3 -4 -1 -16 -12 -14
奄美・沖縄 -6 -10 -7 -1 -10 -9

国内旅行の需要動向(団体旅行)

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、サークル・親睦(2ポイント増)で増加。招待・報奨(8ポイント減)、職場、教育(4ポイント減)で減少。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、現況で伸びたサークル・親睦(10ポイント減)を筆頭に全ての領域で低下。職場(9ポイント減)、招待・報奨、教育(5ポイント減)。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
招待・報奨 -50 -50 -30 -22 -30 -35
職場 -45 -48 -29 -22 -26 -35
サークル・親睦 -28 -37 -15 -16 -14 -24
教育 -18 -31 -11 -13 -17 -22

国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、シニアはプラスを維持したものの、夏季の主役だったファミリー(28ポイント減)をはじめ、シニア(7ポイント減)、OL(6ポイント減)も減少。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、大きな変化はなない見込み。シニアはプラスを維持する。ファミリー(2ポイント増)、シニア(3ポイント減)、OL(1ポイント減)。

(単位:DI)

  1年前
(10-12月)
9ヵ月前
(1-3月)
6ヵ月前
(4-6月)
3ヵ月前
(7-9月)
現況
(10-12月)
3ヵ月後
(1-3月)
OL -39 -35 -25 -23 -29 -30
ファミリー -27 -27 -14 0 -28 -26
シニア(※) 0 -1 14 13 6 3

※「シニア」:60歳以上の顧客

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった602社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。
調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。
DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2012年11月2日(金)〜11月20日(火)
設定数
:602社
回収数
:313社
回収率
:52.0%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 39
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 23
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 16
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 10
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 29
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 143
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 53

この資料に関するお問い合わせ

JATA企画・広報グループ
  • TEL (03)3592-1244

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