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旅行動向調査

第49回JATA旅行市場動向調査〜海外(2014年6月期)

2014年 6月19日

海外旅行DI現況は、3月期(-26)より3ポイント改善して-23

  • ※ 見通しを下回るものの回復へ。
  • ※ 韓国の船舶事故、タイ、ベトナムなどアジアの政情不安が抑制要因に。
  • ※ インセンティブに動きが出始め、比較的優位なシニアと商用・視察は安定。

3ヵ月後も改善続く

  • ※ 需要を牽引してきたハワイが下落するものの、アメリカ・カナダ、ヨーロッパなどの長距離に期待感。

海外旅行全般の業況について

現況は、見通しほどの上昇はなかったものの、反転上昇して(-23)へ。
新学期で学生(-47)が反落、インセンティブ(-31)が上昇。
3ヵ月後はアメリカ・カナダ、ヨーロッパなどの長距離方面に期待感。

総合

見通しほどの回復はみられなかったものの、反転して上昇した。方面別では、アメリカ・カナダ(-26)が上昇、オセアニア(-45)とハワイ(-4)が下落し、アジア(-16)も政情不安で下落。低位ながらも中国(-71)に動きがみられ、韓国は変わらず。顧客層別では、新学期で学生(-47)が減少、インセンティブ(-31)が改善し、比較的強いシニア(-8)、商用・視察(-16)は横ばい。3ヵ月後は、継続して上昇を見込む。

現況(4〜6月) 見通しを下回るものの、反転して回復へ。

  • 消費税増税による買い控えで直近の4月、5月、6月は様子見。(第1種/海外旅行ホールセラー)
  • 韓国、中国が引き続き低迷し、タイの政情不安による落ち込み、ベトナムにも不安材料あり、先行きが不透明。(第1種/海外旅行ホールセラー)
  • 日中関係は相変わらずだが、韓国需要が少しずつ復調の兆しが見え始めたのもつかの間、韓国旅客船沈没事故の影響で再び急ブレーキ。(第1種/リテーラー2)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(1〜3月)より3ポイント上昇し、-23。

3ヵ月後(7〜9月)の見通し 長距離方面へ回復の期待。

  • 韓国の船舶事故・地下鉄の事故等の影響で安全面に対する意識が高まっている。(第2種/インハウス)
  • 消費増税、円安などの影響もあり、様子見の傾向が続いていたが、羽田発の増便や景況感の回復などにより、好転してきている。 (第1種/総合旅行会社)
  • 業務渡航、インセンティブが増加傾向にある。(第1種/総合旅行会社)
  • 3ヵ月後(7〜9月)は11ポイント上昇し、-12。

(単位:DI)

  2年前
(4〜6月)
1年半前
(10〜12月)
1年3ヵ月前
(1〜3月)
1年前
(4〜6月)
9ヵ月前
(7〜9月)
6ヵ月前
(10〜12月)
3ヵ月前
(1〜3月)
現況
(4〜6月)
3ヵ月後
(7〜9月)
海外旅行全般 4 -30 -24 -31 -23 -19 -26 -23 -12
※-16

※2014年3月期調査見通し数値

  1年半前
(10〜12月)
1年3ヵ月前
(1〜3月)
1年前
(4〜6月)
9ヵ月前
(7〜9月)
6ヵ月前
(10〜12月)
3ヵ月前
(1〜3月)
現況
(4〜6月)
3ヵ月後
(7〜9月)
総合旅行会社 -43 -21 -42 -26 -26 -20 -33 -25
海外旅行
ホールセラー
-44 -40 -37 -37 -21 -53 -50 -34
海外旅行系
旅行会社
-20 -25 -25 -6 22 -10 -11 11
リテーラー1 -26 -33 -52 -40 -24 -16 -14 21
リテーラー2 -29 -24 -34 -25 -24 -31 -27 -19
インハウス -23 -15 2 -2 -8 -11 -2 2

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、アメリカ・カナダに3ポイントの改善。
低位ながらも中国には変化、韓国は変わらず。好調が続いたハワイが下落局面へ。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、低位ながらも中国(7ポイント増)が改善、アメリカ・カナダ(3ポイント増)のほかは、オセアニア(8ポイント減)、ハワイ(6ポイント減)、アジア(4ポイント減)、ヨーロッパ(2ポイント減)と減少が目立つ結果に。韓国は、変わらず。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、継続して改善傾向のアメリカ・カナダ(11ポイント増)を筆頭に、ヨーロッパ(8ポイント増)、オセアニア(5ポイント増)、アジア(5ポイント増)、韓国(5ポイント増)、中国(4ポイント増)、ミクロネシア(1ポイント増)と改善が目立ち、ハワイ(2ポイント減)のみ微減。

(単位:DI)

  1年前
(4〜6月)
9ヵ月前
(7〜9月)
6ヵ月前
(10〜12月)
3ヵ月前
(1〜3月)
現況
(4〜6月)
3ヵ月後
(7〜9月)
ハワイ -6 3 -2 2 -4 -6
アメリカ・カナダ -23 -19 -27 -29 -26 -15
ヨーロッパ -5 -5 -9 -10 -12 -4
オセアニア -45 -38 -46 -37 -45 -40
ミクロネシア -26 -28 -28 -27 -28 -27
中国 -78 -83 -78 -78 -71 -67
アジア -20 -19 -7 -12 -16 -11
(うち 韓国) -69 -77 -73 -75 -75 -70

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、インセンティブとハネムーンが上昇。
学生は、新学期を迎えて二桁減。
3ヵ月後は、OLとファミリーを中心に総じて改善へ。

  • 現況は3ヵ月前(1〜3月)に比べ、学生(11ポイント減)の反動減とインセンティブ(7ポイント増)の改善とが目立つほかは、ハネムーン(2ポイント増)、ファミリー(5ポイント減)、OL(1ポイント減)、シニア(1ポイント減)、商用・視察が変わらずと大きな動きがない。シニア、商用・視察は高位安定傾向。
  • 3ヵ月後(7〜9月)は、OL(11ポイント増)とファミリー(10ポイント増)が二桁増で牽引、学生(6ポイント増)、商用・視察(4ポイント増)、シニア(2ポイント増)、インセンティブ(1ポイント増)と改善。ハネムーン(1ポイント減)のみ微減。

(単位:DI)

  1年前
(4〜6月)
9ヵ月前
(7〜9月)
6ヵ月前
(10〜12月)
3ヵ月前
(1〜3月)
現況
(4〜6月)
3ヵ月後
(7〜9月)
ハネムーン -28 -29 -30 -32 -30 -31
ファミリー -36 -18 -25 -27 -32 -22
OL -44 -39 -34 -39 -40 -29
学生 -54 -48 -48 -36 -47 -41
シニア(※) -9 -9 -4 -7 -8 -6
インセンティブ(※※) -34 -38 -29 -38 -31 -30
商用・視察 -19 -19 -8 -16 -16 -12

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった622社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。

調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。

DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2014年5月13日(火)〜5月28日(水)
設定数
:622社
回収数
:341社
回収率
:54.8%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 38
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 24
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 17
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 16
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 29
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 159
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 58

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

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