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旅行動向調査

2014年9月期(第2回)旅行市場動向調査〜海外

2014年 9月17日

海外旅行DIは、6月期(-23)より2ポイント改善して-21

  • ※ 見通しを下回るものの、ゆるやかな回復は継続。
  • ※ ヨーロッパが微増のほかは、各方面で変わらずないし微減の傾向。
  • ※ 商用・視察がシニアに並ぶ。インセンティブも続伸。

3ヵ月後は変わらず

  • ※ 企業収益の向上による商用・視察、インセンティブに期待感

海外旅行全般の業況について

現況は、見通しを9ポイント下回ったものの、緩やかな改善が継続。
夏休みでファミリー(-24)が動き、商用・視察(-9)がシニアと並ぶ。
3ヵ月後は、インセンティブと商用・視察が続伸。

総合

見通しを下回ったものの、2ポイントの改善。方面別では、中国(-81)が再び二桁下落し、改善はヨーロッパ(-11)の1ポイント増にとどまり、その他は変わらずもしくは微減の傾向。顧客層別では、夏休みの主役ファミリー(-24)が8ポイント増、商用・視察(-9)が7ポイント増でシニア(-9)と並ぶ。悪化は、ハネムーン(-37)の7ポイント減と学生(-52)の5ポイント減。3ヵ月後は、ファミリーが減少も、総合では変わらず。

現況(7〜9月)見通しには届かないものの緩やかな回復が継続。

  • 普段出張の多いアジア、特に中国、韓国への個人旅行は少ない傾向、欧州は比較的年配者を中心に伸びている。(第1種/インハウス)
  • 円安、燃油高騰等に加え、航空座席もインバウンドの増加に伴い高値安定しており、これまでの需要喚起の手法が取れず、旅行会社は苦戦。(第1種/海外旅行系旅行会社)
  • 個人の旅行需要は若干下降気味だが、業務渡航は好調に推移している。(第1種/インハウス)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(4〜6月)より2ポイント上昇し、-21。

3ヵ月後(10〜12月)の見通し 総合では変わらずも、商用・視察、インセンティブに期待感。

  • 中国、韓国の低迷に加え、タイへの低迷の影響も大きい。今後のタイの回復に期待したい。ヨーロッパ、アメリカへのロングホールは、円安、燃油高騰の影響が大きく、しばらくは回復が難しいのではないかと想像。(第1種/海外旅行系旅行会社)
  • 業種により、会社により、好不調があるが、数年ぶりに社員旅行を復活した企業が増えている。(第1種/リテーラー2)
  • 消費者のボーナス増が旅行消費に回されるのは、半年後あたりかと考えている。(第1種/海外旅行系旅行会社)
  • 3ヵ月後(10〜12月)は0ポイントで横ばい、-21。

(単位:DI)

  2年前
(7〜9月)
1年半前
(1〜3月)
1年3ヵ月前
(4〜6月)
1年前
(7〜9月)
9ヵ月前
(10〜12月)
6ヵ月前
(1〜3月)
3ヵ月前
(4〜6月)
現況
(7〜9月)
3ヵ月後
(10〜12月)
海外旅行全般 7 -24 -31 -23 -19 -26 -23 -21 -21
※-12

※2014年6月期調査見通し数値

  1年半前
(1〜3月)
1年3ヵ月前
(4〜6月)
1年前
(7〜9月)
9ヵ月前
(10〜12月)
6ヵ月前
(1〜3月)
3ヵ月前
(4〜6月)
現況
(7〜9月)
3ヵ月後
(10〜12月)
総合旅行会社 -21 -42 -26 -26 -20 -33 -31 -25
海外旅行
ホールセラー
-40 -37 -37 -21 -53 -50 -50 -32
海外旅行系
旅行会社
-25 -25 -6 22 -10 -11 15 36
リテーラー1 -33 -52 -40 -24 -16 -14 -4 -21
リテーラー2 -24 -34 -25 -24 -31 -27 -30 -32
インハウス -15 2 -2 -8 -11 -2 0 0

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、中国の二桁減が目につくものの、総じて微減の傾向。
3ヵ月後は、冬季を迎えるヨーロッパを除いて、緩やかな動き。

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、中国(10ポイント減)が二桁減のほか、ミクロネシア(4ポイント減)、韓国(4ポイント減)、ハワイ(2ポイント減)、アジア(1ポイント減)など減少が目立ち、増加はヨーロッパ(1ポイント増)のみ。アメリカ・カナダ、オセアニアが変わらず。
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、オセアニア(4ポイント増)、ミクロネシア(4ポイント増)、韓国(3ポイント増)で増加。減少は、ヨーロッパ(7ポイント減)が気になるものの、アメリカ・カナダ(2ポイント減)、中国(1ポイント減)は微減にとどまり、ハワイは変わらず。

(単位:DI)

  1年前
(7〜9月)
9ヵ月前
(10〜12月)
6ヵ月前
(1〜3月)
3ヵ月前
(4〜6月)
現況
(7〜9月)
3ヵ月後
(10〜12月)
ハワイ 3 -2 2 -4 -6 -6
アメリカ・カナダ -19 -27 -29 -26 -26 -28
ヨーロッパ -5 -9 -10 -12 -11 -18
オセアニア -38 -46 -37 -45 -45 -41
ミクロネシア -28 -28 -27 -28 -32 -28
中国 -83 -78 -78 -71 -81 -82
アジア -19 -7 -12 -16 -17 -16
(うち 韓国) -77 -73 -75 -75 -79 -76

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、夏休みを迎えてファミリーに動きがあり、商用・視察がシニアと並ぶ。
安定していたハネムーンに下落がみられ、学生も続落。
3ヵ月後は、商用・視察とインセンティブが続伸。

  • 現況は3ヵ月前(4〜6月)に比べ、増加は、ファミリー(8ポイント増)、商用・視察(7ポイント増)、インセンティブ(3ポイント増)、OL(1ポイント増)で、シニアと商用・視察が並ぶのは2008年9月期調査以来。減少は、ハネムーン(7ポイント減)、学生(5ポイント減)、シニア(1ポイント減)
  • 3ヵ月後(10〜12月)は、ハネムーン(7ポイント増)が回復、インセンティブ(3ポイント増)は続伸。商用・視察(2ポイント増)は続伸して、シニア(1ポイント増)を逆転。OL(1ポイント増)も微増。ファミリー(7ポイント減)には反動減がみられ、学生(2ポイント減)は微減ながら3期連続して下落を見込む。

(単位:DI)

  1年前
(7〜9月)
9ヵ月前
(10〜12月)
6ヵ月前
(1〜3月)
3ヵ月前
(4〜6月)
現況
(7〜9月)
3ヵ月後
(10〜12月)
ハネムーン -29 -30 -32 -30 -37 -30
ファミリー -18 -25 -27 -32 -24 -31
OL -39 -34 -39 -40 -39 -38
学生 -48 -48 -36 -47 -52 -54
シニア(※) -9 -4 -7 -8 -9 -8
インセンティブ(※※) -38 -29 -38 -31 -28 -25
商用・視察 -19 -8 -16 -16 -9 -7

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった605社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。

調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。

DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2014年8月7日(木)〜8月28日(木)
設定数
:605社
回収数
:321社
回収率
:53.1%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 40
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 17
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 14
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 10
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 29
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 155
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 56

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

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