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旅行動向調査

2014年12月期(第3回)旅行市場動向調査〜海外

2014年12月17日

海外旅行DIは、9月期(-21)より6ポイント悪化して-27

  • ※ 見通しを下回って下落局面へ。
  • ※ 近距離方面で若干の改善がみられるも、ヨーロッパで19ポイントの下落。
  • ※ ファミリーも20ポイント下落し、シニアも8ポイント下落して商用・視察が優位に

3ヵ月後も続落

  • ※ 学生には期待感も、円安やエボラ出血熱など環境厳しく。

海外旅行全般の業況について

現況は、見通しを6ポイント下回って-27へ下落。
ヨーロッパが19ポイントの下落、ファミリーも20ポイントの下落へ。
3ヵ月後も、下落が継続し、底を探る動きへ。

総合

変わらないという見通しだったが、それを6ポイント下回って下落した。ヨーロッパ(-30)が大幅に19ポイント減少する一方、中国(-75)が6ポイント、韓国(-73)が6ポイント、アジア(-13)が4ポイント、ミクロネシア(-27)で5ポイントなど近距離方面では上昇。顧客層別では、ファミリー(-44)が20ポイント減のほか、 強かったシニア(-17)が8ポイント減で、変わらずだった商用・視察(-9)と逆転した。3ヵ月後は、上昇する方面はなく、学生を除いて総じて下落する。

現況(10〜12月) 見通しに届かず、下落局面へ。

  • エボラ出血熱などの話題が消費マインドを冷やしているのか、欧米の高額商品の問い合わせが減っている。
    (第1種/リテーラー1
  • 消費税増税の影響が夏以降続いている。9連休の年末年始に期待していたが、キャンセルが多い。
    (第1種/リテーラー2)
  • 今年3月の羽田空港国際線発着便の増加は、非常に好材料。西日本のお客様が羽田から海外へ出発される割合が予測を上回る。
    (第1種/総合旅行会社)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(7〜9月)より6ポイント下落し、−27。

3ヵ月後(1〜3月)の見通し さらに下落へ。学生の動きに期待。

  • エボラ出血熱とイスラム国、円安の影響が大きい。 (第1種/リテーラー1)
  • 10-12月は、早めの予約が多かったが、エボラ出血熱や円安の影響で、旅行マインドが落ちている気がするので、1-3月は厳しい結果になりそう。
    (第1種/リテーラー2)
  • 円安が進行し、特にレジャーマーケットの需要が弱い。この先も状況が改善するとは思えない。アジアの中国、韓国、タイ、香港と言ったTOPデスティネーションが問題を抱えており、マイナス要因。エボラ出血熱の拡大も懸念材料。 (第1種/海外旅行ホールセラー)
  • 3ヵ月後(1〜3月)は8ポイント下落し、−35。

(単位:DI)

  2年前
(10〜12月)
1年半前
(4〜6月)
1年3ヵ月前
(7〜9月)
1年前
(10〜12月)
9ヵ月前
(1〜3月)
6ヵ月前
(4〜6月)
3ヵ月前
(7〜9月)
現況
(10〜12月)
3ヵ月後
(1〜3月)
海外旅行全般 -30 -31 -23 -19 -26 -23 -21 -27 -35
※-21

※2014年9月期調査見通し数値

  1年半前
(4〜6月)
1年3ヵ月前
(7〜9月)
1年前
(10〜12月)
9ヵ月前
(1〜3月)
6ヵ月前
(4〜6月)
3ヵ月前
(7〜9月)
現況
(10〜12月)
3ヵ月後
(1〜3月)
総合旅行会社 -42 -26 -26 -20 -33 -31 -34 -43
海外旅行
ホールセラー
-37 -37 -21 -53 -50 -50 -50 -54
海外旅行系
旅行会社
-25 -6 22 -10 -11 -15 26 5
リテーラー1 -52 -40 -24 -16 -14 -4 -42 -54
リテーラー2 -34 -25 -24 -31 -27 -30 -38 -41
インハウス 2 -2 -8 -11 -2 0 2 -14

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、ヨーロッパが19ポイントの減少。
中国、韓国を含むアジア、ミクロネシアで若干の改善がみられた。

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、ヨーロッパ(19ポイント減)をはじめ、アメリカ・カナダ(8ポイント減)、ハワイ(4ポイント減)と比較的上位方面での下落がみられた。中国、韓国(6ポイント増)、ミクロネシア(5ポイント増)、アジア(4ポイント増)で上昇がみられ、オセアニアは変わらず。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、上昇する方面はなく、ミクロネシア(9ポイント減)で二桁に近い減少が見られるほかは、ハワイ(4ポイント減)、韓国(3ポイント減)、ヨーロッパ、オセアニア(2ポイント減)、アメリカ・カナダ、中国、アジア(1ポイント減)など微減傾向。

(単位:DI)

  1年前
(10〜12月)
9ヵ月前
(1〜3月)
6ヵ月前
(4〜6月)
3ヵ月前
(7〜9月)
現況
(10〜12月)
3ヵ月後
(1〜3月)
ハワイ -2 2 -4 -6 -10 -14
アメリカ・カナダ -27 -29 -26 -26 -34 -35
ヨーロッパ -9 -10 -12 -11 -30 -32
オセアニア -46 -37 -45 -45 -45 -47
ミクロネシア -28 -27 -28 -32 -27 -36
中国 -78 -78 -71 -81 -75 -76
アジア -7 -12 -16 -17 -13 -14
(うち 韓国) -73 -75 -75 -79 -73 -76

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、商用・視察が横ばいのほかは全てにおいて下落。
特に、ファミリーの20ポイント減少が目立つ。

  • 現況は3ヵ月前(7〜9月)に比べ、上昇はみられず、商用・視察が現状を維持したのみ。下落は、ファミリー(20ポイント減)を筆頭に、OLとシニア(8ポイント減)、学生とインセンティブ(4ポイント減)、ハネムーン(2ポイント減)と続く。商用・視察がシニアを逆転した。
  • 3ヵ月後(1〜3月)は、学生(5ポイント増)には期待するものの、商用・視察(10ポイント減)、ハネムーン(6ポイント減)、ファミリー、シニア、インセンティブ(4ポイント減)、OL(3ポイント減)と下落が続く。

(単位:DI)

  1年前
(10〜12月)
9ヵ月前
(1〜3月)
6ヵ月前
(4〜6月)
3ヵ月前
(7〜9月)
現況
(10〜12月)
3ヵ月後
(1〜3月)
ハネムーン -30 -32 -30 -37 -39 -45
ファミリー -25 -27 -32 -24 -44 -48
OL -34 -39 -40 -39 -47 -50
学生 -48 -36 -47 -52 -56 -51
シニア(※) -4 -7 -8 -9 -17 -21
インセンティブ(※※) -29 -38 -31 -28 -32 -36
商用・視察 -8 -16 -16 -9 -9 -19

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった600社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。

調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。

DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2014年11月7日(金)〜11月26日(水)
設定数
:600社
回収数
:320社
回収率
:53.3%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 35
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 24
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 19
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 12
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 26
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 143
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 61

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

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