現在地:JATAホーム > 旅行データバンク > 旅行のトレンド > 旅行市場動向調査 > 2015年3月期(第4回)旅行市場動向調査〜海外

旅行動向調査

2015年3月期(第4回)旅行市場動向調査〜海外

2015年3月18日

海外旅行DIは、12月期(-27)より11ポイント悪化して-38

  • ※ 8期連続して見通しを下回る。
  • ※ ヨーロッパが9ポイント続落して、6ポイントの上昇をみせたオセアニアと並ぶ。
  • ※ 商用・視察が14ポイントの下落、シニアも6ポイント続落して主役が弱含み。

3ヵ月後は、踊り場へ

  • ※ 韓国に回復への期待感。

海外旅行全般の業況について

現況は、見通しを3ポイント下回って、-38へ下落。
ヨーロッパが9ポイントの続落、商用・視察が14ポイント下落など、比較的上位のセグメントに弱さ。
3ヵ月後は、低位ながらも韓国には明るい兆しを指摘する声。踊り場へ。

総合

底を確認する動き。見通しを下回って11ポイント下落して-38へ。ヨーロッパ(-39)の下げが止まらず、6ポイント上昇したオセアニア(-39)と並ぶ。ハワイ(-11)、アジア(-13)は安定して推移、中国(-73)、韓国(-72)については緩慢だが回復は継続。顧客層別では、商用・視察(-23)の14ポイントの下げが目立ち、インセンティブ(-39)、シニア(-23)なども続落する一方、学生(-49)は7ポイントの上昇。

現況(1〜3月) 前回見通しには届かず厳しい結果に。過去の不振を回復する動きが一部にみられる。

  • 円安の影響に加え、テロ等マインドが冷え込む要因が多数。但し、原油価格の急落により、燃油サーチャージが下がることでの需要増加を期待したい。 (第1種/リテーラー1)
  • 1月初旬のパリ襲撃事件までは、ヨーロッパ方面が好調だった。台湾など好調な方面は、昨年よりインバウンド・アウトバウンド両方が好調のため、航空座席の確保が厳しく量販できない。 (第1種/総合旅行会社)
  • 相変わらず中国、韓国は低調。代わりに台湾の引き合いが多い (第1種/インハウス)
  • 海外旅行全般は3ヵ月前(10〜12月)より11ポイント下落し、−38。

3ヵ月後(4〜6月)の見通し 韓国の動きに期待感。

  • 燃油サーチャージが下がるなどの多少の好転の兆しも。アジアではタイも昨年の政情不安による影響からは少しずつ回復傾向。中国・韓国ともに需要はなかなか回復していないが業界全体でも需要回復のための対策を実施しており、一定の回復を期待している。 (第1種/総合旅行会社)
  • 中国は相変わらず低空飛行状態だが、韓国の問い合わせが少しづつ増えてきた感じがする。(第2種/リテーラー2)
  • 安全面からオセアニアを推奨していく。(第3種/インハウス)
  • 3ヵ月後(4〜6月)は1ポイント上昇し、−37。

(単位:DI)

  2年前
(1〜3月)
1年半前
(7〜9月)
1年3ヵ月前
(10〜12月)
1年前
(1〜3月)
9ヵ月前
(4〜6月)
6ヵ月前
(7〜9月)
3ヵ月前
(10〜12月)
現況
(1〜3月)
3ヵ月後
(4〜6月)
海外旅行全般 -24 -23 -19 -26 -23 -21 -27 -38 -37
※-35

※2014年12月期調査見通し数値

  1年半前
(7〜9月)
1年3ヵ月前
(10〜12月)
1年前
(1〜3月)
9ヵ月前
(4〜6月)
6ヵ月前
(7〜9月)
3ヵ月前
(10〜12月)
現況
(1〜3月)
3ヵ月後
(4〜6月)
総合旅行会社 -26 -26 -20 -33 -31 -34 -56 -44
海外旅行
ホールセラー
-37 -21 -53 -50 -50 -50 -74 -65
海外旅行系
旅行会社
-6 22 -10 -11 15 26 6 -11
リテーラー1 -40 -24 -16 -14 -4 -42 -64 -71
リテーラー2 -25 -24 -31 -27 -30 -38 -37 -38
インハウス -2 -8 -11 -2 0 2 -16 -13

海外旅行の需要動向(方面別)

現況は、ヨーロッパが2期連続の減少でオセアニアと並ぶ。
ミクロネシアが反落も、オセアニア、アメリカ・カナダなど緩やかな回復をみせる方面も。
3ヵ月後は、全体に動意が薄いなかで、韓国の動きに注目。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、ヨーロッパ(9ポイント減)とハワイ(1ポイント減)が2期連続して下落がみられたものの、ミクロネシア(4ポイント減)が反落した以外は、オセアニア(6ポイント増)、アメリカ・カナダ(3ポイント増)、中国(2ポイント増)、韓国(1ポイント増)など4方面で緩やかに回復をみせた。アジアは変わらず。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、ヨーロッパとオセアニアの2方面で変わらないなど、全体に動きが少ないなか、韓国(9ポイント増)の動きが目立つ。中国(2ポイント増)、アメリカ・カナダ(1ポイント増)、ミクロネシア(1ポイント増)と4方面で増加。ハワイ(1ポイント減)、アジア(1ポイント減)の2方面で減少。

(単位:DI)

  1年前
(1〜3月)
9ヵ月前
(4〜6月)
6ヵ月前
(7〜9月)
3ヵ月前
(10〜12月)
現況
(1〜3月)
3ヵ月後
(4〜6月)
ハワイ 2 -4 -6 -10 -11 -12
アメリカ・カナダ -29 -26 -26 -34 -31 -30
ヨーロッパ -10 -12 -11 -30 -39 -39
オセアニア -37 -45 -45 -45 -39 -39
ミクロネシア -27 -28 -32 -27 -31 -30
中国 -78 -71 -81 -75 -73 -71
アジア -12 -16 -17 -13 -13 -14
(うち 韓国) -75 -75 -79 -73 -72 -63

海外旅行の需要動向(顧客層別)

現況は、前回上位の商用・視察、シニア、インセンティブで下落。
学生には動きを感じるものの、その他は横ばい。
3ヵ月後は、緩やかな回復を期待するものの、シニアは続落。

  • 現況は3ヵ月前(10〜12月)に比べ、前期上位の商用・視察(14ポイント減)、インセンティブ(7ポイント減)、シニア(6ポイント減)で下落する一方、前期下位の学生(7ポイント増)、ハネムーン(2ポイント増)、OL(1ポイント増)などで増加。ファミリーは変わらず。シニアが続落。
  • 3ヵ月後(4〜6月)は、ハネムーン(5ポイント増)が続伸するほか、商用・視察(4ポイント増)、OL(3ポイント増)、インセンティブ(1ポイント増)と続き、その他は、学生(7ポイント減)が反落、シニア(2ポイント減)が続落、ファミリー(1ポイント減)など。

(単位:DI)

  1年前
(1〜3月)
9ヵ月前
(4〜6月)
6ヵ月前
(7〜9月)
3ヵ月前
(10〜12月)
現況
(1〜3月)
3ヵ月後
(4〜6月)
ハネムーン -32 -30 -37 -39 -37 -32
ファミリー -27 -32 -24 -44 -44 -45
OL -39 -40 -39 -47 -46 -43
学生 -36 -47 -52 -56 -49 -56
シニア(※) -7 -8 -9 -17 -23 -25
インセンティブ(※※) -38 -31 -28 -32 -39 -38
商用・視察 -16 -16 -9 -9 -23 -19

※「シニア」:60歳以上の顧客
※※「インセンティブ」:企業・団体等が従業員への報奨として提供する旅行

旅行市場動向調査について

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)では、E-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった600社を対象として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。

「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートを実施し、旅行市場の動向を把握することを目的としております。

調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「良い」を選んだ割合(%)から「悪い」を選んだ割合(%)を引いて、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表しています。

DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て悪い(-100)の間の評価となります。

調査概要

調査地域
:全国
調査対象
:JATA会員各社の経営者など
調査方法
:インターネット調査
調査期間
:2015年2月9日(月)〜2月25日(水)
設定数
:595社
回収数
:325社
回収率
:54.6%

業態別区分について

「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合旅行会社 全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 36
海外旅行ホールセラー 海外旅行を専業とするホールセラー会社 24
海外旅行系旅行会社 旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 17
国内旅行ホールセラー 国内旅行を専業とするホールセラー会社 12
リテーラー1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 31
リテーラー2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 144
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 61

この資料に関するお問い合わせ

JATA広報室
  • TEL (03)3592-1244

このページの先頭へ戻る