このように、実際に見ることで得られる驚きは海外旅行の魅力の一つだと思います。また、ヨーロッパでは、時間の流れが日本と違ってゆっくりだなぁと感じました。現地の人たちが平日の昼間からカフェでビールを飲んでいるなんて、日本ではあり得ないことです。そういった、日本と海外の違いを感じられるのも海外旅行のよいところですね。
山田 海外旅行と国内旅行の違いはどういうところだと思いますか。
橋本 僕にとって国内旅行は「行きたいときにいつでも行ける」もの、海外旅行は「準備をしないと行けない」ものです。海外旅行では、言葉の違いもあるので、トラブルに備えて現地の情報をなるべく集めるようにしています。以前行った国でふと路地に入ったら、そこがストリートチルドレンの溜まり場で、大変な目に遭ったことがありました。比較的安全と言われている国でストリートチルドレンがいること自体が意外だったのですが、知っていれば避けられる事態だったかもしれません。ですので、海外旅行では安全に関する情報を集めて、心の準備をしてから行くようにしています。調べるときは、インターネットは案外よい面の情報しか載っていないので、図書館に行って最新の雑誌や書籍を見るようにしています。
三井 そういう海外旅行でのトラブルの話を聞くと、行きづらくなってしまいますね。習慣や感覚がよく分からない土地で、言葉も通じませんから、それだけで大きな不安を感じてしまいます。また、海外で起こった事件や災害のニュースをテレビで見ると、やはり「海外=怖い」というイメージが残ってしまいます。私は世界遺産を見て回りたいと思っているのですが、実際に行くとしたら
一大決心して行かなければなりません。
佐久間 確かに、海外旅行は覚悟が必要になります。私はゼミ旅行で、10数人の団体で行き、現地での行動も数人のグループだったので、不安はありませんでした。ツアーのように団体で行動すれば安全ですし、ガイドさんがついていれば何かと安心です。でも、異文化を体験するという意味では大通りを外れて一歩路地に入ってみた方が、より深くその国のことを知ることができるだろうと思います。団体で動いていると、1人だけそういう行動をとるのは難しくなります。
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