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JATA NOW

 
P6-7 【JATA国際観光会議・世界旅行博2008開催報告】



開催日:2008年9月18日(木)
会場:東京ビッグサイト[国際会議場]
会議テーマ:日本旅行市場の再活性化に向けて Part 2 −アジア大旅行時代、徹底検証−
参加者:1,150名(97カ国・地域から)

 開会式において、金井耿JATA国際観光会議・世界旅行博2008実行委員会会長が、会議のテーマを「注目され急成長するアジアの旅行市場の徹底検証などを通じて、日本の海外旅行市場を活性化する方策を探ること」と説明し、アジア大旅行市場の誕生と成長を促すため、業界を挙げてその取り組みを加速させていくことを宣言しました。
 続いて、ご来賓の谷垣禎一国土交通大臣・観光立国担当大臣(当時)が「観光によって生じる国際間の交流は、国際社会に平和と安定をもたらす重要なものです。日本旅行市場の再活性化をテーマにした本日の国際会議の開催は、誠に意義深いものだと考えます」と会議の開催を祝いました。

金井耿実行委員会会長

ご来賓の谷垣禎一
国土交通大臣・観光
立国担当大臣(当時)


 最初に、佐々木隆VWC2000万人推進特別委員会委員長がVWCの概要を説明。急激に進行する高齢化社会など内向きの社会情勢に対してツーウェイツーリズムを通じて日本社会の充実が図られることを説き、VWCが果たすべき役割や観光庁への期待を表明しました。
 VWCの具体的な施策については、澤邊宏VWC2000万人推進室室長が、旅行会社、航空会社、政府観光局など関係機関同士の連携強化、地方空港でのイベント開催を通じた地方の活性化への取り組み、インターネットを利用したダイレクト・マーケティング、旅行博開催に合わせたトレインジャック、10〜12月に行われるパスポートキャンペーンなど数々の取り組みについて説明しました。

佐々木隆VWC2000万人推進特別委員会
委員長(左)と
澤邊宏VWC2000万人推進室室長(右)


 マレーシアのLCC、エア・アジアグループCEOのトニー・フェルナンデス氏が登壇。経営破たん寸前だったエア・アジアに2001年、CEOとして就任してからの会社再生のプロセスや、ローコスト化の徹底した取り組みなど独自戦略を、ジョークを交えた軽妙な語り口で紹介しました。ブランドの国際的な拡大を狙った広告戦略として、コーポレートカラーの赤にちなんで、サッカーの試合に使うレッドカード(退場を意味する)にロゴを入れたいと言って反対されたエピソードを披露し、会場を大いに沸かせる場面も。

トニー・フェルナンデス氏

アブドゥラ・
マウスーム大臣
 
 また、LCCの就航は新たな需要の創造であることを強調。注目される日本への就航については、インバウンド市場の拡大やツーウェイツーリズムの確立など、日本が利する点を挙げた上で、ビザの規制緩和や手続きのコンピュータ化など、日本側の協力に期待する旨を表明しました。
 続いて、モルディブ共和国のアブドゥラ・マウスーム民間航空・観光大臣が「観光業は環境を守るための手段の1つ。観光業は環境への救世主」と提言の口火を切り、地球温暖化に重点を置いた環境問題を指摘。モルディブの環境問題と照らし合わせながら、旅行業界の役割を説きました。


ファシリテーター
の原優二氏

 
Part.1:今、アジアで何が
起きているのかの現状把握(1)

Part.2:今、アジアで何が
起きているのかの現状把握(2)
 
Part.3:日本の旅行会社の戦略、そして再活性化へ左から
高橋哲夫ジャルパック代表取締役社長、
田川博己ジェイティービー代表取締役社長、
平林 朗エイチ・アイ・エス代表取締役社長、
今 真純トラベル世界代表取締役社長

開催日:2008年9月19日(金)〜21日(日)
会場:東京ビッグサイト[東1・2・3ホール]
会議テーマ:「旅の力 vol.3 〜The Dynamism of Travel〜」
参加者:109,391名(業界・プレス39,307名)(一般70,084名)
 世界136カ国・地域から980のブースの出展は過去最多。テーマ地域の「大洋州」「北米」エリアをはじめ、「旅のストリート」「ホテルグルメ」「美術で巡る世界の旅」など、昨年以上の多彩なフロア展開で「旅の力」をアピールしました。

来賓によるオープニングの鏡開き

 
 
写真上左:商談風景会場を視察する
加納時男国土交通副大臣(右)(当時)
写真上右:会場内で行われた商談風景
写真下:初の試みである
北米サプライヤーの大商談会
 


 9月19日(金)10時15分より、東1ホール2階の記者会見場にて、主催者記者会見(2部形式)が行われました。1部には金井耿実行委員会会長、柴田耕介実行委員会委員、奥山隆哉運営委員会委員が出席し、「過去最大の出展数となった。今後、会場設営や運営方法も工夫してきたい」と述べたほか、震災後の中国・四川省へのJATAの支援について説明。続く2部では、佐々木隆VWC2000万人推進特別委員会委員長、澤邊宏VWC2000万人推進室室長が出席し、VWCの活動を報告しました。
 

(左から)
柴田耕介JATA国際観光会議・世界旅行博実行委員会委員/JATA理事長
金井耿JATA国際観光会議・世界旅行博実行委員会会長/JATA会長
奥山隆哉JATA国際観光会議・世界旅行博運営委員会委員/JATA事務局長


 台風14号による風雨が心配されたものの、一般日の初日は晴れ間ものぞく天候に回復し、開場前から入り口には長蛇の列ができました。各ブースでは、最新の現地情報のほか、伝統舞踊や音楽のショー、ワークショップ、ご当地グルメなど、来場者を引きつける工夫が満載でした。



メインステージ。司会のイザベル&ベネ(中央・右)

開場を待つ来場者

今年のデスティネーション・ゾーンの大洋州と北米。
華やかな各国のブースが出揃う

映像と写真で中国・四川を応援



ブラジルのサンバガール


  海外旅行市場の拡大と観光産業の発展に寄与した関連産業団体を顕彰する「JATAツーリズム大賞」の第3回表彰式が開催されました。政府観光局部門では「フランス政府観光局」と「韓国観光公社」の2局、旅行関連メディア部門では東京放送とテレビマン・ユニオン制作による「世界ふしぎ発見!」が選ばれ、表彰状と記念品が贈呈されました。

表彰式で挨拶する
西阪 昇 国土交通省
総合政策局大臣
官房審議官(当時)

受賞の喜びを伝える
韓国観光公社の
呉 支社長

フランス政府観光
親善大使の
滝川クリステルさん

受賞後の挨拶をする
「世界ふしぎ発見!」
佐藤チーフ
プロデューサー


 企画力の優れた旅行商品を表彰する「JATAツアーオブザイヤー2008」第15回表彰式が開催されました。今年から4つの部門別にグランプリを選出するほか、国土交通大臣賞や審査員特別賞が新設されました。

【グランプリ受賞作品】
パッケージ旅行企画部門:(株)ワールド航空サービス「南ポルトガルの田舎とシントラの景勝の旅」
市場拡大貢献部門:(株)JTBワールドバケーションズ「陽光のアドリア海とバルカン半島の国々」
デスティネーション開発部門:(株)ジャルパック「大自然を極めた達人と行く! グランドサークルを撮る旅9日間」
ニューツーリズム開発部門:(株)フィンコーポレーション「デンマークの庭園フュン島サイクリングとコペンハーゲン8日間」
国内: クラブツーリズム(株)「専用チャーター機利用で南の島をスカイクルーズ!久米島と宮古・八重山諸島 感動の新12島めぐり4日間」

 
 
兼高かおる審査委員長

第15回ツアーオブザイヤーの
審査員と受賞者の方々

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