会長挨拶(要旨):新町光示JATA会長
「会長として6年、その間、業界実績として足踏み状態、時に後退する局面もあったかと存じます。私見ではありますが、JATAとして、これから何をやっていけばよいのかということについて、3点あげさせていただきたいと思います。
第1点は、燃油サーチャージの問題。航空関係者からも、観光マーケットのみならず、ビジネスマーケットでも、大きな打撃を受けていると伺っております。今後も航空会社といろいろ話をして行きたいと思います。
第2点は、若年層の海外旅行離れ。若い人たちに、もっと海外旅行をしてもらいたいという
業界全体の思いがありますが、青少年海外交流など、若い人の目を外に向けるような官民あげての大きなプロジェクトの立ち上げなど、国の施策として検討していただければと思います。
第3点は、羽田空港の国際化。羽田空港は、“東京国際空港”であり、単に関東地区にある空港ではなく日本の空港です。今、地方と中央、東京の格差問題が出ておりますが、日本におけるアジアのゲートウェイとして、さらに多くの国際線が飛ぶようになれば、地方からの海外旅行にも行きやすくなり、そのメリットも大変あるのではないかと思います。我々業界として、地方マーケットをどう改善するかという問題がありますが、羽田の国際化につきましては、あらゆる努力をお願いしたいと思う次第です。
いずれも難しい問題ですが、こういう問題から手をつけていかないと、現状の下で、なかなか観光立国、旅行市場の拡大と申しましても、非常に難しいのではないかと思いますので、そういう政策的な、抜本的な問題に対しても、これからJATAとして発言していく必要があるのではないかと思う次第であります」
|