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英国研修旅行報告書

2018年6月10日

1. 目  的

昨年(2017年)にJOTC欧州部会で選定した「ヨーロッパの美しい街道20選」に、英国からは北ウェールズの「古城街道」とイングランドの「田園街道」が選ばれたことから、商品造成を拡大する目的で、英国政府観光庁及びウェールズ政府のサポートを得て、主に企画担当者を中心に研修旅行を実施することとなった。

2. 参加者(アイウエオ順)

お名前 会社名
岡本 珠実 (株)サイクルツアー
梶原 貴 (株)ミキ・ツーリスト、東京
鈴木 脩馬 (株)旅工房
高橋 紗香 (株)JTB
長谷川 つとむ (株)ミキ・トラベル、ロンドン
Ana Belen クオニイ・ジャパン、ロンドン

【主催者側】

お名前 会社名
小堀 洋子 ウェールズ政府
久木 智子 英国政府観光庁
保坂 明彦 JATA海外旅行推進部

3. 実施期間

6月3日(日)〜10日(日)現地6泊8日、現地集合・現地解散

4. 日  程

1 日目

マンチェスター空港14:20集合、専用車にてコンウィヘ(約90分)

【The Quay Hotel & Spa泊】

2 日目

午前、ホテルにてサプライヤーとの商談会(9社)
午後、コンウィの視察(スランドゥドゥノの街の「不思議の国のアリスの物語」を辿るトレイルツアー、トラム試乗してGreat Orme(グレート・オーム)の頂上へ。「ヨーロッパの美しい村30選」コンウィ城壁内のB&Bや店舗散策)

【The Quay Hotel & Spa泊】

3 日目

専用車にてコンウィ〜ポートメリオンへ(コンウィ城、ボトナントガーデン・ウェルシュ・フードセンター、Caerhun Hall、ブレナイ・フェステェイニオグ、The Slate Caverns(Slate鉱山炭鉱時代の歴史体験ツアー)
Zip-World Adventure(高速空中ZiP滑走)

【Portmerion Hotel泊】

4 日目

ポートメリオン〜カナーヴォン城〜アングルシー島へ(ポートメリオン施設内ツアー・ウェールズハイランド鉄道体験乗車(ポーツマドッグからカナーヴォン、カナーボン城、アングルシー島メナイブリッジを渡りHalen Monシーソルト工房見学・アングルシー海洋動物園等視察、ビューマリス城)

【Chateau Rhianfa(シャトー・リンファ/古城ホテル宿泊】

5 日目

アングルシー空港から空路カーディフへ(08:55/09:45)
着後、カーディフ市内をバス車内より視察、その後ワイナリー見学とSudeley Castleにて地元サプライヤーとの商談会(6社)。終了後チェルトナムヘ。チェルトナムの街では、ジン蒸留所見学&テイスティング及び、マルメイゾンホテル&併設レストランの視察、ディナー。

【Ellenborough Park Hotel泊】

6 日目

ホテル視察後、コッツウォルズ地方〜ロンドンへ(Cotswold Lavender、Snowshill Manor and Garden、Broadway Tower、Kiftsgate Court Garden、Rugby School等)

【Hilton London Metropole泊】

7 日目 朝食後、解散

5. 現地面談者

  • * Mr. Jim Jones (Managing Director of North Wales Tourism Ltd. )
    今回の研修旅行のウェールズ地方に関する現地受け入れ責任者、例年EXPOにも参加し、ウェールズのセミナーを実施
  • * Mr. Zoran Nikolovski, (Head of Department) : Zhivkaの上司でMacedonia Villageの造成責任者
  • * Ms. Lowri Jones (VisitWales ) : ウェールズのB28及びプレス日本窓口担当者

6. 商談会

1回目 : 6/4 10:00〜11:45  コンウィのQuay Hotel & Spaにて(計9社、1社10分)

  • (1) Quay Hotel & Spa :  Ms. Fiona Gresty, Business Developing Manager   宿泊ホテル
    www.quayhotel.co.uk別ウインドウ     Fiona.gresty@quayhotel.co.uk別ウインドウ
    コンウィ川の川面に映るコンウィ城の美しい遠景が終日楽しめるリバーサイドのおしゃれなスパホテル
  • (2) Baravelli’s: Mr. Mark Baravelli, Artisan Chocolatier   昨年クレアが取材紹介した手作りチョコの工房
    www.baravellis.com別ウインドウ     sweetstuff@baravellis.comk
  • (3) Gwinllan Conwy: Ms.Charlotte Bennett   コンウィのワイナリー
    conwyvineyard@btinternet.com
  • (4) Royal Penrhos School: MS. Susan Hogan, Director of Communications   語学学校
    www.rydalpenrhos.com別ウインドウ
    SHogan@rydalpenrhos.com
    コンウィにある日本人の語学研修サマースクールでも実績のある学校
  • (5) Trefriw, woolen mills: Ms. Elaine Williams   羊の毛織物ショップ兼織物工房
    www.t-w-m.co.uk別ウインドウ      info@t-w-m.co.uk
  • (6) Caer Rhun Hall (Giant Hospitality Limited) :  Ms. Tansy Rogerson
    8年夏にリニューアルオープンする歴史ある邸宅ホテル(カイリン・ホール)
    www.gianthospitality.com別ウインドウ      tansyrogerson@gianthospitality.com
  • (7) Gareth Wyn Jones   羊のファームで牧羊犬や四駆体験等、奇抜な農場体験が可能
    (高原での牧羊/ヒル・ファーマー)が家族経営する牧羊犬訓練や四駆で高台まで高速で駆け上がるエキサイティングで奇抜な牧場体験が可能)
    tynllwyfan@aol.com
  • (8) Aber Falls: Mr. James Wright, Managing Director   ウィスキーの蒸留所
    ツアー客ひとりひとりのオリジナルのフレーバーで、ジン醸造体験可能なウィスキーとジンの蒸留所(美味しいウェールズのミネラルウォーターが決め手)
    www.aberfallsdistillery.com別ウインドウ      James.Wright@halewood-int.com
  • (9) Warnaerlesurehotels   コンウィの古城ホテル
    Darren.andrews@bourne-leisure.co.uk

2回目 : 6/7 15:30〜16:30 Sudeley Castleにて

7. 視察個所の情報

  • (1) 6/4  Great Orme Tram
    スランデュデュノからGrand Orme Country Parkを結ぶ1車輌のみで40名ほどの定員のケーブルカー。途中で2つ目のケーブルカーに乗り換えて山頂を目指す。乗車時間は途中の乗り換えも入れて片道約30分、頂上で20〜30分程度の自由時間が必要。山頂からの景色は、天気が良いとリヴァプールの眺望も可能。
  • (2) 6/4  コンウィ城と市内散策
    城周辺のチョコレート工房、英国一小さい家等の城周辺を英語ガイドが案内。コンウィだけでも年間3千人を超える日本人が訪れているので、世界遺産の城の歴史等をはじめコンウィの魅力を正確に伝えるためには、日本語ガイドの育成が必要。この点をJimに強くお願いした。
  • (3)nbsp;6/5  ボトナントガーデン
    この時期は有名なキングサリ(藤のような種類の黄色い花)が藤棚となって満開のため、非常に込み合っていることから朝一番で訪問。来場者が少ない中キングサリや多種類のバラの花、アジサイ等を堪能できた。
  • (4) 6/5  ボトナント・ウェルシュ・フードセンター
    地元の質の高い食品を中心に展示販売を行っている、日本の「道の駅」のようなショッピングセンター。上階にこぎれいなレストランがあり、希望があれば北ウェールズの名物料理である「ウェリッシュ・レアビット」等をテーマにした料理教室の実施も可能。ボトナントガーデンから車で5分。ガーデンと組み合わせてショッピング・昼食を行うと、3〜4時間程度は必要。
  • (5) 6/5  スレート鉱山
    北ウェールズでかつての地場産業であったスレート採掘跡地を訪問し、悲惨な炭鉱労働者の労働条件や労働環境を理解する。ヘルメットを着用して1回20人程の定員のケーブルカーに鉱山専用のガイドが同行し、地下150mにある採掘跡に向かい1時間ほどのガイドツアーを体験。地下水等で足場も悪く暗闇の中を見学するので、高齢者には不向き。
  • (6) 6/5  ジップワールド用の衣服やヘルメット・器具等を着用して、3か所に用意されたケーブルを猛スピードで下り降り、スリリングなひと時を体験。準備等も含めて2時間程度は必要。
  • (7) 6/6  ポートメリヨン(イタリア村)
    50年かけて巧の技駆使し、有名建築家が作り上げたイタリアの街並みを模したテーマパーク。志摩のスペイン村等を創造すると良い。海岸沿いの園内は風光明美で、ホテルやビラ等が点在し、宿泊滞在して楽しむことも可能。園内見学だけであれば60〜90分程度必要。
  • (8) 6/6  ウェリッシュハイランド鉄道(ポーツマドック〜カナーヴォン)
    5蒸気機関車が数両〜10両近い客車を牽引して風光明媚な丘陵地帯の景観を2時間近く堪能できる。6月上旬の北海道の道央〜道東をローカル線で楽しむような体験。車内では飲み物(コーヒー紅茶等)や軽食(ウェリッシュケーキ等)も別料金で事前手配可能。
  • (9) 6/6  カナーヴォン城
    北ウェールズに4か所点在する世界遺産に登録された城。イングランド王のウェールズ併合の時代より英国王室の代々王位継承者第一王子の戴冠式が行われる「プリンス・オブ・ウェールズ」ゆかりの城。城の規模・見学内容の充実度等についてはコンウィ城と比較しても優劣付けがたいが、ショッピングや街の散策等ではコンウィの方が適しているかも知れない。
  • (10) 6/6  ビューマリス城
    カナーヴォン城から40分程のアングルシ―島内にある4つの世界遺産の城のひとつ。コンウィ城やカナーヴォン城に比べて規模は小さいが、海に続く堀が張り巡らされており、城内にチャペルがあるのも特徴の一つ。見学時間は30〜60分程度で十分か?コンウィ城・カナーヴォン城との対比が面白いので、古城街道をテーマにする企画であれば訪問箇所に入れるべきだろう。
  • (11) 6/6  海洋生物水族館
    ファミリー・学生向け。一般のツアーとしての魅力は少ないが、名産の塩の工場に隣接している。
  • (12) 6/6  アングルシー・シーソルト製塩工場見学とショッピング(ハレン・モン)
    海から海水を組み上げて食塩に製塩するまでの行程を見学し、生産した多種多様の塩やシーソルトを使ったスィーツや生活雑貨や小物を直販するおみやげ店併設。
  • (13) 6/7  ラグビーを国技とするウェールズの聖地、カーディフ市内の見学
    フライトが1時間ディレイしたため、カーディフ城と港周辺を車窓見学。
  • (14) 6/7  Three Choirs Vinyards
    コッツウォルズ地方のワイナリー。ブドウ畑の中にレストランがありここで昼食。この地域を周遊するツアーでは、特色あるワイナリーでの食事も旅のアクセントとなりお勧め。
  • (15) 6/7  Sudeley Castle
    貴族が居住を目的とした歴史的にも由緒ある城でかつてヘンリー8世の最後の妻、キャサリン・パーの居城だったことでも知られ、現在もオーナーである貴族が暮らしいる。美しいガーデンも見どころの一つ。コンウィ城やカナーボン城とは目的が異なり一見の価値あり。
  • (16) 6/7  Brennen & Brown Ltd (Gin Tasting)
    ジンのテイスティングができる地元のジン醸造所を訪問。数種類のジンのテイスティングを行いながら、醸造方法から販売までの地場産業としての魅力を理解できたが、一般のツアーでの組み込みは難しそう。
  • (17) 6/8  Cotswold Lavender
    見頃は6月下旬〜7月上旬までの2〜3週間。農園は有料で、すぐ近くにラベンダー関連の土産品店有り。見頃の時期に実施のツアーは是非とも組み込みたい。
  • (18) 6/8  Snowshill Manor and Garden
    入口から10分近く歩いてマナーハウスに到着し、眼下の庭園を眺めると絵になる景色が目に入る。ガイドブックや観光資料等で多数紹介されている。
  • (19) 6/8  Broadway Tower
    大型バスでの駐車は不可、16名までのミニバスが限度とのこと。駐車場から徒歩数分なだらかな丘を登りタワー入口に到着し、塔の階段を60メートル程登って展望台へ。見晴らしが素晴らしく、天気が良いとウェールズまで見渡せるとのこと。ショッピングやカフェが駐車場に併設している。
  • (20) 6/8  Kiftsgate Court Garden
    3代続いている個人経営の庭園で、以前NHKに放映された実績を持つ。季節ごとに咲く花が異なる庭園を眺めながらのティータイム・軽食等は、グループ手配も可能。
  • (21) 6/8  Rugby School
    ラグビー発祥の地を記念した500年の歴史を誇るパブリックスクールの名門校で、ガイドツアーが可能(有料)。現在は洪水の被害を受けてクローズ中であるが、貴重な歴史資料が保存されているギャラリー(ミュージアム)が敷地内に併設されている。建物前にラグビー創始者の銅像があり、又構内のチャペルには同様の木造彫像があり、ステンドグラスの一つに、ウィリアム・モリス商会が手掛けたものが残っているのも見どころの一つ。学校の向かいにはラグビーの歴史を語る小さな博物館と、ここから徒歩2〜3分のところには2016年に開館した「World of Rugby(無料)、HALL of FAME(有料)」の博物館があり、日本語オーディオガイドも用意されている。ラグビー校と博物館とのセットプライスなども用意されている。

観光施設担当者からのコメント(ミキトラベル 長谷川つとむ)

6/4  Great Orme Tram : ケーブルで引っ張る車道を走るトラムとしては、英国で唯一。トラムの終点、山の頂上では天気が良いと湖水地方まで見える。

6/4  コンウィ城と市内散策 : 城壁の上を歩けるというメリットは嬉しい。そしてコンパクトな街並み、駅が街の中心にある、メインストリートにショップが集中しているなど、「ぶらり街歩き」を好むFITには最適。

6/5  ボトナントガーデン : 英国の庭園は、通常広大なため、見所が広範囲に渡る場合が多いが、ボドナントはアッパーガーデンとロウワーガーデンに分かれ、滞在時間が限られるグループには、アッパーのみでの見学でも十分楽しめることがわかったのは収穫。

6/5  スレート鉱山 : 個人的には、ここは国内旅行者向けだと思うが、元炭鉱夫が語る「今まで語られなかった真実」的な話には心が動かされた。

6/5  ジップワールド : 3つに分れたケーブルは、距離、角度、スピードがそれぞれ異なる。器具を装備してミニバスに乗り、丘の頂上付近へ。4名同時に滑走。角度や距離の異なるジップを3種類楽しめる。

6/6  ポートメリヨン(イタリア村) : 滞在もしくは訪問までできるかは別として「不思議の国」の名称にふさわしいアイコンになりうる街。カラフルな街の画像は、南ウェールズのテンビーなどとともにイメージ画像として宣伝用に効果的に使いたいところ。

6/6  ウェリッシュハイランド鉄道(ポーツマドック〜カナーヴォン) : 滞北ウェールズ観光のハイライトとも言うべきアトラクションの一つ。車窓から見える風景もさることながら、ポーツマドッグの駅舎、プラットホームと列車、客室乗務員のレトロなユニフォームなども合わせて、この保存鉄道をアピールしたい。

6/6  カナーヴォン城 : 英国内では、プリンス・オブ・ウェールズの戴冠式が行われる城というイメージがかなり強く、イングランド、スコットランドに比べると、「ロイヤル」というテーマでは見所の少ないウェールズの中にあって、かつての王宮でもあるカナーヴォン城は貴重。

6/6  ボーマリス城 : ここは建築の観点から見て大変素晴らしい城。外壁は六角形、内壁は正方形となっており、幾何学的対称を成した、世界で最も美しい軍事要塞とも言われた城。ローカルガイドがその点を説明しなかったのは少々残念。

6/7  Sudeley Castle : 中世以前まで遡る古い歴史とそれを物語る荘厳な外観、だが一歩中へ入ると生活の温かさが感じられる室内空間のギャップが面白い。また廃墟と化した城壁の前に作られた美しいバラ園とエリザベス1世の緑の像などは、訪れる者を必ず驚かすだろう。

6/8  Cotswold Lavender : ロンドンの南や東にもラベンダー園はあるが、コッツウォルズエリアにあるという点で、非常に観光スポットとして取り入れやすい場所である。ラベンダー園の散策、ギフトショップでのお買い物などを含め1時間15分〜1時間半ぐらいの滞在で十分楽しめる。

6/8  Snowshill Manor and Garden : ブロードウェイからのアクセスが良く、ラベンダー園からも至近。ショートコース、ロングコースといくつかルートがあるようで、滞在時間に応じた楽しみ方ができる。近くのスノーズヒル村には、映画「ブリジットジョーンズの日記」で使われたロケ地がある。(ただし村にはミニバスでしか行けない。)

6/8  Broadway Tower : 今回は残念ながら行けなかったが、ブロードウェイタワーからブロードウェイの村までフットパスが続いており、緩やかな坂を下って村まで下りていける。所要約45分〜1時間程。フットパス・ウォーキングなどの売り出し方も可能。

6/8  Kiftsgate Court Garden : オープン時間などが季節により不規則のため、予約時は注意が必要。隣接しているヒドコート・マナーガーデンほど大きくなく、コンパクトにまとまっている。イメージ的には個人のプライベートガーデンを大きくした感じ。細部まで手が加えられ、オーナーの愛着が隅々まで感じられる英国らしい美しい庭園。

6/8  Rugby School : ロンドンからの日帰りツアーであれば、北コッツウォルズ、ストラットフォード・アポン・エイヴォン、ウォリック城などとの組み合わせが可能。2019年のラグビーワールドカップに合わせ、特別企画的に組み込むのも効果的と思われる。


観光施設担当者からのコメント(サイクルツアー 岡本珠実)

自然の美しさや歴史的な物を保存している観光地が特に魅力的で、是非FITのお客様にも訪れてほしいと強く思いました。観光地によっては、足がなく、行くのが難しい場所もありますので、FITでも楽に訪れられる方法を探すことを今後の課題としたいです。

8. 食  事

6月3日 夕食 コンウィ城近くのガストロパブにて、メインのみ各自で選択。ウェールズは季節的にもラム(子羊)肉がお勧め。日曜日だったこともあり、英国伝統料理のサンデーローストをオーダーすることができた。
因みに「ガストロパブ」は通常のパブよりも高級感がありメニューも多彩。「ガストロパブ」とは美食を提供するレストラン要素を含んだパブのこと。パンフレット等の表記は要注意。
6月4日 昼食
6月4日 夕食
ホテル内でビュッフェ
ホテル内「Marina」レストランにて3コースアラカルト
6月5日  昼食
6月5日  夕食
視察先Caerhun Hallでのミニアフタヌーンティー
ホテル内レストランでの3コースアラカルト
6月6日  昼食
6月6日  夕食
列車内での軽食(サンドウィッチ)
ホテル内レストランでの3コースアラカルト
6月7日  昼食
6月7日  夕食
Three Choirs Vinyardsでのイングリッシュ・スパークリングワインとアラカルトからメイン1品
ホテルMalmeisonでの3コースアラカルト
6月8日  昼食
6月8日  夕食
ホテルLygon Armsでの1コースアラカルト
レストラン「Royal China」での中華料理

食事担当者からのコメント(ミキ・ツーリスト 梶原貴)

  • ウェールズの子羊のロースト(Welsh Roast Lamb)
    既にTeam EUROPEの素材研究として取り上げられているが、2017年下期から、プレサレとして有名なモンサンミッシェルにて、供給過剰、及びプレサレの羊が少なくなってきたことにより、冬季期間でも例年提供できていたプレサレが通常の羊肉となる事象が発生。2018年上期も、通常提供する骨付き肉ではなく、もも肉(Gigot/ジゴ)での提供になることもあり、希少性が高まっている。そんな中、ウェールズのプレサレはまだまだ提供する供給量は、塩分を含んだ牧草を食む羊の群れを見る限り、まだまだ豊富かと思われる。ウェールズの食としての一押しはこれに尽きると思われる。
  • ハレンモン海塩(Halen Mon sea salt)     https://www.halenmon.com/別ウインドウ
    塩の精製工場見学とレクチャーを見ても一目瞭然だったが、かなり良質の塩を生産している。三ツ星レストラン(エルブジ)も認めた世界最高峰の塩「ハレンモン海塩 Halen Mon sea salt」。こういう謳い文句に弱い日本人は、アングルシー島という、まだまだ一般消費者には未開で遠い地でも、わざわざ出かけてみたくなる場所とも言える。今回の研修では、精製工場見学とショップ訪問だけだったが、ここの塩と地元の食材で作られる料理を提供するレストランを行程に含めることができれば、北ウェールズ訪問する意義付けになり得る。

8. ホテル

  • (1) 6/3〜5  Quay Hotel & Spa
    市内から10分ほどで、コンウィ川の川面に映るコンウィ城の美しい遠景が終日楽しめるリバーサイドのおしゃれな4つ星ホテル。スパ・プール・フィットネス等も完備され、英国らしい雰囲気があり部屋も広く快適。
  • (2) 視察  Ty Lliety Guest House
    市心にあり教会を改装した4つ星のB&B。自由行動には至便だが、客室の大半はシャワーのみ。
  • (3) 視察  Caerhun Hall
    コンウィから15分ほどの郊外にある貴族の館を改築中の宿泊施設で、今年夏にオープン予定の4星、グループよりもFIT向き。客室数は26室(19年春には70室予定)で、バス付は4つのスイートルームのみ、他は全てシャワーのみ。建物前には大木がある開放感あふれる広大な庭が広がり、ゆったりした雰囲気で滞在できる。
  • (4) 6/5〜6  Portmeirion Hotel
    イタリア村のテーマパーク内にあるホテルで、今回参加者はパーク内に点在するビラに宿泊。部屋は2ベッドルーム+キッチン付リビングがベースなので、2泊は滞在したい。荷物はカートでの運搬となり、食事はホテルのレストラン利用となるため、ビラによってはレストランまで徒歩数分以上のところもある。
  • (5) 6/6〜7  Chateau Rhianfa
    その名の通り古城ホテルで、海に面しており客室数は20程度。部屋の大きさ・内装・設備等はそれぞれに異なるため、シャトーの雰囲気と静かで落ち着いた景観を好むFIT向き。
  • (6) 6/7〜8  Ellenborough Park Hotel
    チェルトナム郊外のチェルトナム・レースコースを眺める丘の上にある貴族の館を宿泊施設にした歴史あるホテル。外観は重厚さを感じるが、内部は綺麗に改装され落ち着いた雰囲気で滞在できる。部屋はJRスイートに広めのバスルームが設置されている部屋が主で、ここを拠点にコッツウォルズ地方の魅力を探訪したい。
  • (7) 6/7〜8  Malmaison(視察と夕食)
    Ellenborough Parkから車で15分ほどにあるチェルトナムのホテル。客室数は60程でモダンに改装された4つ星ホテル。客室(寝室)内にバスタブがあるユニークな部屋もあり、清潔感・明るさ・快適性は抜群。レストランの食事は2コースで20ポンド弱、3コース25ポンド弱のセットメニューがあり、グループで利用しやすい料金設定。
  • (8) 視察と昼食  Lygon Arms
    コッツウォルズの宝石と呼ばれるBroadwayの街の中心部に位置し、街の散策やショッピングに至便。外観は500年以上の歴史と文化を感じさせ、連泊してゆっくりとコッツウォルズを周遊したくなるような5つ星ホテル。
  • (9) 6/8〜9  Hilton London Metropole
    客室数千室の大規模ホテルで、3つのタワーから成る。今回は本館(タワー)のスタンダードツインに宿泊したが、今までのホテルが比較的ハイグレードだったため、見劣り感は否めない。地方都市に比べてロンドンは宿泊費用も高く部屋も狭いので、ロンドン泊であれば最終日ではなく初日に宿泊することで、ロンドンと比較して地方のホテルのクオリティの高さを感じてもらうほうがツアーの評価も高くなるだろう。

宿泊担当者からのコメント(JTB 高橋 紗香)

  • (1) The Quay Hotel
    ホテルに入った瞬間から、スパの独特な香りがしてとても清潔感があり、明るく好印象。部屋の目の前に広がる川も美しく、バーでもリバーフロントの席がありラグジュアリーな雰囲気がある。今回はホテル滞在時が少なかったが、初泊の高揚感もあり時間があればSPAを利用したかった。部屋の電源が少なく、充電がしづらい。
  • (2) Portmerion
    イタリア風のビラで物珍しさはあったが、英国に来てイタリア?と疑問が拭えない。坂道が多い。2階建のコテージにエレベーターはもちろんなく、年配のポーターに重い荷物を持たせるのはかなり気が引けた。トイレの流れが悪い。部屋は古い建物の匂い、ソファやカーテンにも清潔感を感じられない。添乗員の部屋周りも困難、ビラ内での迷子も懸念され(実際Anaが食事の後迷子)、GRP向きではないと思った。Wi-Fiのパスワードも毎回入力が必要なのも面倒。
  • (3) Chatau Rhianfa
    外観からTheお城でとてもかわいい。部屋はそれぞれ個性があり、差が出てしまうことを十分にご理解頂くことが必要。ホテル内の庭の芝が綺麗に手入れされており、海を見ながら外で飲むのが気持ち良い。食事が個室でできたのもとても良かった。古いがエレベーターもあり(日本にはない手動ドアなのでこれも良い体験)、清潔感があった。働くスタッフの対応が一番良かったように思える。
  • (4) Ellenbrough
    敷地が広く、ラウンジ、ジム、バー、スパ、屋外プールが揃いホテルに滞在することに意味があるホテル。ラウンジは15世紀からあるという歴史あるものだが、私がアサインされた離れに部屋は比較的新しく、エレベーターもあり古臭い感じはしない。バスルームが広く使いやすい。

▼ 参照 : 英国研修旅行報告書 ホテルについてのコメント
株式会社旅工房 本社ヨーロッパ企画セクション  鈴木 脩馬

9. 企画にあたって

  • (1) 不思議の国ウェールズ古城街道
    • * ウェールズ政府がPRに尽力しているが、古城街道の明確な範囲が確立されておらず、イラストマップ等を作成して地図上で見どころを紹介するような紙媒体やWeb媒体の制作が喫緊の課題。
    • * このエリアは100室を超える大型ホテルはスランドゥドゥノのみとなっているのが現状で、客室のクオリティが同じであることを前提の、20名を超えるグループツアーには不向き。部屋にばらつきがあることを事前に説明し理解する必要あり。
    • * 上記のような状況から、古城ホテルやマナーハウス等、歴史や伝統文化を感じさせる20〜30室程度の宿泊施設は各地に存在することから、客のニーズをくみ取ることができればFIT向き。
  • (2) イングランド田園街道
    • * 来年2019年に日本で開催のラグビ・ワールドカップに伴い、ラグビーブームが再来することを念頭に、ラグビー発祥の地、ラグビー〜ラグビーを国技とするウェールズの聖地、カーディフまでを「田園街道」と定義しているが、街道の中心地域はコッツウォルド地方であり、春〜秋の季節の花を楽しむ時期に2〜3泊してこの地域に宿泊する周遊旅行がお勧めか?イラストマップ等はウェールズ同様制作要。
    • * コッツウォルド地方は南北に長い地域なので、北又は南の地域に絞った企画が重要。北部のチッピングカムデン・ブロードウェイ・バイブリー・チェルトナム等の街並みを中心に、散策・食事・宿泊等で特色のあるツアーを企画したい。

10. その他(気候、物価等)

  • (1) 気候
    夏時間のため日没は21時30分頃で、天気が良いと湿度が少ないため気温が高くても快適。6月が最もお勧めシーズンか?
  • (2) 物価
    特に宿泊費用はロンドンに比べ割安。
  • (3) 安全面
    物乞い等も見当たらず極めて良好。
  • (4) トイレ
    コンウィ城をはじめとして主要観光箇所には無料トイレが整備されている。
  • (5) バス
    屋根が透明ガラスのため空の眺望が可能なミニバスを体験。展望は素晴らしいが天気が良いと直射日光で車内の温度がかなり高くなる。
  • (6) アングルシ―空港
    空軍の基地の一部を民間機が使用している空港で、カーディフ線毎日3便のみ運航。搭乗券は手書きだがセキュリティーチェックはかなり厳しい。首都カーディフまで21名乗りのプロペラ小型機で40分。

11. 参加者の感想

  • * ミキロンドン・長谷川(FIT担当)
    今回は天気に恵まれたことや、ウェールズでの商談会ではサプライヤーの熱意も感じた。今回の現地実踏の結果、従来のチェスター〜北ウェールズのコース修正の必要性を実感。北ウェールズの魅力を堪能できたので、今後はこれらを商品化することに傾注したい。イングランドは宿泊・視察したホテルとラグビーが印象に残った。
  • * ミキ東京・梶原(グループ担当、主にメディア)
    メディア向けの商品としては、機関車(絶景列車)・城(コンウィからカナーボン)等、見どころも多く商品としては面白い。ホテル使いとしては客室数の多いスランドゥノが唯一グループ向け宿泊地。
  • * JTB・高橋(ルック企画手配担当)
    少人数からの商品のラインアップが必要。高品質でホテルでの滞在時間の長い商品を開発したい。現在のルックツアーは多くが観光をするための宿泊になっているが、宿泊を早く終わらせてホテル滞在を楽しむことをメインとする日を含む行程があっても良いと思った。集客が今は少ないとはいえ、GRPは20名ほどに積みたいと考えているのでやはり今回滞在したホテルの多くでは難しいと思った。エレンボローのみ現在も赤(高額)パンフで利用中。ルックより高額であるロイヤルロードの旅彩々が4月より隣の部署なので今回のレポートを共有し、ルックに拘らずJTBとして展開を広げていきたい。また、ホテルと旅館の違いはハッキリ認識できるが、日本人の思うところのホテルとヨーロッパの歴史的ホテルの違いはあまり浸透していないように思えるので、無用なクレームを避けるためにはパンフレットに明記することと合わせて販売店への情報提供も必要だと思った。全ホテルドライヤーの風力が強くとても良かった。
  • * サイクルツアー・岡本(FIT担当)
    ウェールズでは日本語ガイドを付けたFIT向けの商品を強化したい。多彩な宿泊施設が実感できた、今後日本語ガイドの確保が重要。
  • * 旅工房・鈴木(FIT担当)
    ガーデン・王室・ラグビー等のテーマが英国の魅力。日本語ガイドが同行しての説明が必要、特にポートメリヨンはFIT向き。ホテルの多様性が売りなので、ホテルでの滞在を楽しんでもらうような商品を開発したい。
  • * 英国政府観光庁・久木
    世界的にマーケットがFITに推移しているので、今回の視察先が日本のFITに前向きにとらえてもらえる商品造成を強化することが重要。この点を今回の参加者に期待したい。又ロンドン及び今回の地域への若者の市場拡大にも結び付けたい。
  • * 英ウェールズ政府・小堀
    日帰りでコンウィ1日ツアーは増加傾向だが、大型グループはホテルが課題。数日間ウェールズ滞在・宿泊、地元食材堪能、歴史文化に触れ地元との交流・暮らすように旅する滞在・体験・学習型、数より質のリピーター開拓が鍵。
  • * JTBロンドン・倉西明美(オペレーション担当)
    現場レベルではOPの共同運行を実現したい。この点では日本からも声を上げてほしい。新しく提案した素材が商品化されていない、現地はどのように提案すればよいのか?
  • * HISロンドン・宮崎裕子(仕入担当)
    FIT(特にガイド付き)を強化したい。英国を盛り上げたい。他社との協業も非常に重要。
  • * JATA保坂
    美しい村・古城街道に選ばれた北ウェールズが今後更にハイエンドな日 本人を受け入れるためには、日本語ガイドの育成が不可欠。

【英国の画像】


  • ウェールズの子羊のロースト(Welsh Roast Lamb)

  • カナーヴォン城

  • コンウィ城

  • コンウィ世界一小さな家

  • スノードニア国立公園

  • ハレン・モン海塩(Halen Mon sea salt)の土産物店

  • アングルシー・シーソルト製塩工場

  • 「Hall of Fame」ラグビー場

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