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2月26日(水)、「JATA経営フォーラム2014」開催
総合テーマは「新しい価値創造への挑戦」

JATAは2月26日(水)、東京・日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで「JATA経営フォーラム2014」を開催しました。「新しい価値創造への挑戦」を総合テーマに掲げ、22回目を迎えたフォーラムには、会員会社など約340人が参加。特別講演や全体パネルディスカッションに加えて、「今後50年の旅行業ビジネス」「環境変化に伴う国内旅行商品の提案」「訪日旅行の取り扱い拡大」といった海外・国内・インバウンドの各分野における課題や「女子力の活用」「若手社員参加型セミナー」といったテーマによる5つの分科会でも、熱い議論が繰り広げられました。


  • 会長挨拶

  • 特別講演

フォーラムの冒頭で挨拶に立った菊間潤吾会長は、リーマンショック前の水準は超えたものの利益率がJATAの目指す1%に遠く及ばず、低いままにとどまっており「JATAとしては、政策提言で取り上げた経営環境の改善に貢献できることを着実に実施していきたい」と改めて決意を表明しました。
また、「現在の潮流を考えるなら、海外・国内に加えて訪日旅行にも大きなビジネスチャンスがあると捉えるべきだ」と訴えました。
「時代に要請されている役割を業界がきちんと果たせるよう、JATAとして環境の整備や機会の創出に努めていきたい」と締めくくりました。

衆議院国土交通委員会で来年度予算の審議が行われていたため、予定されていた出席ができなかった観光庁の久保成人長官は、篠原康弘審議官が代読したメッセージの中で、「今年は海外旅行の自由化から50年という節目の記念すべき年でもある」と指摘。「ツーウェイツーリズムの促進という観点も踏まえ、観光庁としてもアウトバウンドの振興にもより一層取り組んでいきたい」考えを明らかにました。「JATAとの緊密な連携」を通じた今後の展開に期待を示しました。


  • 菊間潤吾JATA会長

  • 篠原康弘審議官

  • 坂根正弘氏

日本経済団体連合会の副会長で産業競争力会議や国家戦略特別区域諮問会議のメンバーなども務めるコマツ(小松製作所)の坂根正弘相談役が、「世界の基本的変化と日本の構造改革」と題して特別講演を行いました。
メーカーとしては、まず、”ダントツ商品”を造らなければなりませんが、坂根相談役は、「商品の場合、必ず、(競合他社が)追いついてくる」ため、「顧客の稼働コスト低減や安全オペレーションの実現などの”ダントツサービス”、さらには、顧客が困っている問題を解決する”ダントツソリューション”の実現がより重要だ」と強調しています。
「困った時に助けることが信頼獲得の鍵」と指摘する坂根相談役は、「旅行業でいえば、予期しない突発事項が発生した時に、いかにテキパキと処理してもらえたかという印象は、強烈に残るはずだ」と語り、「日本の旅行業の最大の特色も、そこにあるのではないか」と指摘しています。
坂根相談役は、「今まで日本はビジネスモデルを後追いして、物づくりの現場だけで勝負してきたが、ビジネスモデルづくりで成功し、現場での勝負も、モノづくりだけでなくサービスやソリューションも含めた現場力を武器にしなければならない」と主張。大企業も含めて日本の企業が自信喪失に陥っている現状に対し、坂根相談役は「失わなくてもいい自信を無くしている」と喝破しました。
自身は島根県出身で、会社の創業地が石川県であることも踏まえ、坂根相談役は「東京への一極集中が最大の課題」と指摘し、「高度成長期には効率的だったが、現在の状況では、日本は元気にならない」と断言。
「地方を活性化しないと、日本の成長はないだろうし、そのキーワードが農業・林業と観光だ」と指摘しています。

全体パネルディスカッション、各分科会の詳細については3月17日発信のニュースメールでご案内予定です。


  • 全体パネルディスカッション

  • 分科会(B)

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