欧州文化首都

欧州文化首都について

2016年6月1日

「欧州文化首都」とは、「真のヨーロッパ統合には、お互いのアイデンティティーとも言うべき、文化の相互理解が不可欠である。」というギリシャの文化大臣メリナ・メルクーリ(当時)の提唱により、1985年に発足された制度です。

以来、EU加盟国(当時EC)の文化閣僚会議において、EU加盟国の中から都市を選び「欧州文化首都」として定め、一年を通して様々な芸術文化に関する行事を開催。相互理解を深める事となりました。この制度には「政治的、経済的な条約や協定締結だけでは一つのヨーロッパの実現は難しく、統合実現には文化が重要な役割を果たす。」という各国文化大臣の考え方も込められています。

1993年にはヨーロッパ市場統合が完成し、この年より欧州文化首都は域内の文化交流にとどまらず、世界各国へ幅広くその参加を求め、1993年6月にはアントワープにおいて日欧交流事業「第1回EU・ジャパンフェスト」を開催。以来、毎年の欧州文化首都において日本との芸術文化の共同の取り組みが継続・発展しています。2011年以降に「欧州文化首都」に選出された都市は、以下の通りです。
 

「欧州文化首都」に選出された都市 (2011年〜2020年)

2011年:トゥルク(フィンランド)、タリン(エストニア)
2012年:ギマランエス(ポルトガル)、マリボル(スロヴェニア)
2013年:マルセイユ(フランス)、コシツェ(スロヴァキア)
2014年:ウメオ(スウェーデン)、リガ(ラトビア)
2015年:モンス(ベルギー)、プルゼニ(チェコ)
2016年:サンセバスチャン(スペイン)、ヴロツワフ(ポーランド)
2017年:オーフス(デンマーク)、パフォス(キプロス)
2018年:レーワルデン(オランダ)、ヴァレッタ(マルタ)
2019年:マテーラ(イタリア)、プロヴディフ(ブルガリア)
2020年:リエカ(クロアチア)、都市未定(アイルランド)


  出典:EUジャパンフェスト委員会
  https://www.eu-japanfest.org/n-culturalcapital/culturalcapital.html


JATA Team EUROPEでは、2016年から毎年「欧州文化首都」に選出された上記の都市を取材し、旅行商品の新しい企画素材としての情報を発信していきます。