ニューデスティネーション


バスクの美食を楽しむ人々
© EuskadiTurismo

ビルバオ(Bilbao)

  • 分野:ニューディスティネーション
  • 国名:スペイン
  • 期間:通年

企画概要

今や世界の料理界を牽引するスペイン料理、中でも最も美食が集約されていると言えるのがバスクである。そこで、同州の玄関口となるビルバオを起点に、美食を引き立てるスペインワインの名産地リオハを訪ねる旅を提案したい。

企画内容詳細

曲線のフォルムが美しいグッゲンハイム美術館
© FMGB Guggenheim Bilbao Museoa

スペイン北部の玄関口、ビルバオ

今や世界の料理界を牽引するスペイン料理だが、中でも最も美食が集約されていると言っても過言ではないのがバスク地方だ。
ピレネー山脈の両麓に位置し、フランスとスペインの両国にまたがるバスク地方は独自の言語を有し、また独特の文化が育くまれてきた。
その玄関口となっているのが、ビルバオである。

ビルバオは、工業都市から近代的観光都市へとの変貌を遂げた都市である。美しく整備され、機能的な都市としても知られ、2010年にはクリエイティブで魅力的なアーバンライフを提供する都市に贈られる「リー・クアンユー世界都市賞」を受賞した。
チタンを使った曲線のフォルムが美しい1997年オープンのグッゲンハイム美術館は、スペインが誇る現代アート美術館。単にビルバオのランドマークだけでなく、ビルバオ屈指の観光スポットにもなっている。
また、この美術館内には、ミシュラン1ッ星を獲得したレストラン「ネルア」がある。

その他にも完成までにおよそ4世紀も費やしたサンティアゴ聖堂、15世紀末に建造されたゴシック様式のサン・アントン教会、バロック様式のサン・ニコラス教会といった歴史的建造物も多く見られる。
近郊にある世界遺産ビスカヤ橋は見るだけでなく、実際に橋を渡って体感できることからインパクトが大きい観光スポットでもある。

ビルバオには昔ながらのバルやレストラン、商業施設も充実していることから、食べ歩きやショッピングを盛り込んだツアーにも最適。また、グループに対応可能なホテルも4ッ星を中心に揃っているので、アクセスの面も含めツアーの起点とするにも便利な都市と言えるだろう。

スペインワインの名産地、リオハ
© La Rioja Turismo

ビルバオを起点にしたリオハの旅

美食の地として名高いバスク地方。そうしたバスクの美食を、更に引き立ててくれるのがワインである。
ビルバオから車で約1時間40分の場所にあるリオハはワインの名産地として知られ、その品質は世界的にも評価が高い。また、ここは五感を刺激する旅の造成も可能なデスティネーションである。

特にリオハの中心であるログローニョ近郊にはワイン産業が発展し、観光産業と結びついている施設も多く見られる。近年は単なるボデガの見学に止まらず、レストランやホテルを併設した施設も増加。ワインツーリズムのリーダー的存在となっている。

リオハにあるボデガではワインの試飲や過程の見学はもちろん、巡礼路にあるイラーチェでは蛇口から出てくるワインも楽しめる。また、黄色や赤に染まったぶどう畑が広がる秋には、ワイン街道のドライブや、ワイン祭りなどもツアーのアクセントとして加えてみたい要素である。
このリオハでのワインツーリズムには、9月から11月にかけての週末にリオハ観光局が試験的に催行しているワインバスのルートや、プログラムなどを参考にしてみるのも良いだろう。

ポイント

ビルバオはスペイン北部の玄関口
世界遺産、ビスカヤ橋
バスク地方は美食の宝庫
ワインツーリズムのリーダー的存在(リオハ)
雨が多く緑豊かなこの地方は、グリーンスペインとも呼ばれている
独自の言語を持ち、独特の文化が育くまれてきたヨーロッパの異郷
周辺の州にも魅力的な観光素材が充実
企画可能な期間 通年
アクセス

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ビルバオへはエールフランス航空、ルフトハンザドイツ航空、アリタリア、トルコ航空などが就航。ビルバオ空港から市街地までは約15分。

主なルートの移動距離/所要時間(移動手段)
ビルバオ=サン・セバスティアン間:120キロ(約1時間15分) 
ビルバオ=リオハ地方(ログローニョ):150キロ(約1時間40分)
ビルバオ=サンタンデール:110キロ(約1時間30分)
ビルバオ=ブルゴス:160キロ(約2時間)
ビルバオ=サラゴサ:300キロ(約3時間)
レストラン ニ・ネウ
Restaurante ni neu
営業時間:〔レストラン〕13:00〜15:30、20:30〜22:30
住所:Avda de la Zurriola 1, 20002 Donostia - San Sebastián
Tel:(+34) 943 00 31 62
E-mail:info@restaurantenineu.com
http://www.restaurantenineu.com
美食の町、サン・セバスチャンのクルサール国際会議場1階にあるレストラン。
以前は「クルザール」というミシュラン1ッ星だったが、2010年より店名を変えて営業している。季節の素材を使ったコース料理が堪能できる。
世界遺産

ビスカヤ橋
世界最古の運搬橋、ビスカヤ橋
© Eusko Jaurlaritza - Gobierno Vasco

ビスカヤ橋
Puente Colgante de Vizcaya
ビルバオ近郊にあるビスカヤ橋は、イバイサバル河口に架かる世界最古の運搬橋。パリのエッフェル塔を設計したエッフェルと親交のあった、バスク人のアルベルト・パラシオが設計した。
見どころは両岸を結ぶ空中のゴンドラ。このゴンドラは、一回に6台の車と約200人を運ぶことが出来る。近代から現代への技術革新の証として2006年、世界遺産に登録された。
http://www.puente-colgante.com
モデルコース
美食の地バスクと美酒の地リオハを北の玄関口
ビルバオを拠点に巡る旅(9泊11日)


1日目 日本
ビルバオ
空路、乗継地を経由してビルバオへ
着後、ホテルへ

(ビルバオ泊)

2日目 ビルバオ
↓(30分)
ポルトガレテ
↓(45分)
ゲルニカ
↓(30分)
ビルバオ
ビスカヤ県の県庁所在地で経済、金融の中心地。周囲を丘陵に囲まれたバスク地方の海及び空の玄関口。
・ビルバオ市内観光
(グッゲンハイム美術館、旧市街)
・世界遺産ビスカヤ橋(高さ45mの鉄橋。対岸までの全160mを徒歩で渡るのはスリル満点!)
・平和博物館、県議会議事堂、ゲルニカの木見学

(ビルバオ泊)

3日目 ビルバオ
↓(1時間30分)
サン・セバスティアン
↓(1時間30分)
ビルバオ
美食をテーマに近年メディアの露出が多い街。旧市街でのピンチョスの食べ歩きもよし、ミシュランの星付きレストランで世界トップクラスとも言われる美食に舌鼓を打つのもよし。高級ビーチリゾートとしても知られるサン・セバスティアンには、美しい海岸があり多くの人で賑わう。また、ショッピングなども楽しめるおしゃれな街でもある。
・旧市街散策、食べ歩き、生鮮食品市場
・コンチャ海岸
(チジーダの作品「風の櫛」)
・イゲルド山からの景観展望

(ビルバオ泊)

4日目 ビルバオ
↓(1時間15分)
アロ
↓(30分)
サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ
↓(1時間)
エルシエゴ
↓(30分)
ブリオネス
↓(約1時間30分)
ビルバオ
ワインの名産地リオハの中心。この近郊にはワイン産業が発展して観光産業と結びついている施設も多い。近年は単なるワイナリーの見学だけでなく、レストランやホテルを併設するところも多い。ワインツーリズムのリーダー的存在でもある。
・ワインセラー「Bilbainas」見学
・旧市街散策(大聖堂、パラドールなど)
・ワインセラー「Marques de Riscal」見学(このワインセラーにはフランク・O・ゲーリー建築の斬新な建物が目を引くホテルが併設されているので、ここで昼食の時間にしても良い)
ワイン博物館見学

(ビルバオ泊)

5日目 ビルバオ
↓(約3時間)
サラゴサ
↓(1時間)
フエンデトドス
↓(1時間40分)
ヌエバロス
サラゴサは、マドリッドとバルセロナの中間地点に位置するスペイン第5の都市。新幹線AVEの停車駅でもあるので、この両都市からのアクセスは便利。
・サラゴサ市内観光
(聖母ピラール教会、ラ・アルハフェリア宮殿、考古学博物館等)。
・スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤの生家見学。
ピエドラ修道院自然公園見学
(サラゴサを中心都市とするアラゴン州で最も多くの観光客が訪れる観光地。川、池、瀧、洞窟などの自然を堪能できるように整備された美しい自然公園)。
6日目 サラゴサ
↓(2時間)
サン・フアン・デ・ラ・ペーニャ
↓(30分)
ハカ
↓(1時間)
パンプローナ
県庁所在地であるサラゴサを出発し、サラゴサ県のピレネー地区を目指す。
・岩山の窪みを利用したロマネスク様式の修道院見学
王家の霊廟が置かれ、聖杯伝説に深い所以がある。    
・サンティアゴ巡礼の道の要所でロマネスク様式建築の宝庫。11世紀建造の大聖堂や傑出した軍事建築の要塞が見どころ。
・かつてのナバーラ王国の首都であり、現在では牛追い祭りで世界的に有名な街。
7日目 サラゴサ
↓(1時間30分)
ウンカスティーヨ
↓(30分)
ソス・デル・レイ・カトリコ
↓(30分)
ハビエル
↓(45分)
パンプローナ
・ロマネスク様式の傑作と称賛される宗教建築の数々や高台に城がそびえる町全体が絵になる村。
・カトリック王フェルナンドの生誕地として知られ、パラドールがある。
・ナバーラ州の守護聖人であり日本に宣教師として渡ってきたフランシスコ・ハビエル(ザビエル)が生まれた村。ここにあるハビエル城にて生まれた。
8日目 ビルバオ
↓(2時間)
コミーヤス
↓(30分)
サンティヤーナ・デル・マル
↓(1時間)
サンタンデール
↓(1時間)
ビルバオ
ビルバオから西へカンタブリア地方を訪ねる
・ガウディ建築の建造物エル・カプリチョ、司教館見学
・中世の佇まいを今にそのまま残す村、サンティヤーナ・デル・マル散策。電信柱や公衆電話など現代を思わせる物は全て目につかないように景観が維持されている。ここから2キロ程離れたところには世界遺産になっている洞窟壁画で知られるアルタミラの洞窟がある。現在この洞窟の見学はできなくなっているが、横に併設されたレプリカのある博物館は必見。
・高級な避暑地として知られるサンタンデール、この街の海辺の散歩道はとても心地よい。ここから帆船にてカンタブリア海の遊覧もお勧め。
9日目 ビルバオ
↓(2時間)
ブルゴス
↓(30分)
レルマ
↓(30分)
サント・ドミンゴ・デ・シロス
↓(2時間)
ビルバオ
サンティアゴの巡礼の道の要衝として栄えた都市ブルゴス、カスティーヤ王国の首都でもあったこの街には大聖堂をはじめ、数多くの宗教建築がある。
・旧市街散策 (大聖堂)
・ブルゴスは「モルシーヤ」と呼ばれる豚の血でできた腸詰が特産品。
・重要な芸術遺産であるドゥカル宮殿はパラドールとして使われている。
・ロマネスク芸術の至宝とも言われるサント・ドミンゴ・デ・シロス修道院を見学
(ロマネスク様式の中庭回廊は必見。ここで行われるミサはグレゴリオ聖歌で有名)。

(ビルバオ泊)

10日目 ビルバオ 空路、帰国の途へ

(機中泊)

11日目 日本 帰国

注意事項
この地域のトップシーズンと言われる時期はやはり7月8月。特にリゾート地として人気のサン・セバスティアンは混雑が予想される。
9月後半はサン・セバスティアン国際映画祭が開催されるため、この時期も宿泊施設の予約手配が難しくなることが予想される。
その他 リオハを訪れるのであれば、収穫の時期の9月であれば一面に赤や黄色に色づいたブドウ畑の景色を楽しむこともできる。また、収穫祭も開催される後半には賑やかなイベントを楽しむことも可能。アロという町では、毎年6月29日にワインかけ祭りが行われる。
関連・参考サイト http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://turismo.euskadi.net (バスク自治州観光案内)
http://www.bilbao.net/bilbaoturismo (ビルバオ観光局)
http://www.sansebastianturismo.com (サン・セバスティアン観光局)
http://www.lariojaturismo.com (ログローニョ観光局)
http://www.haro.org (アロの観光局)
http://www.guggenheim-bilbao.es (グッゲンハイム美術館)
https://lariojaturismo.com/vinobus (リオハ・ワインバス)
現地コンタクト ビルバオ観光局
E-mail:informacion@bilbaoturismo.bilbao.net
問い合わせ先 スペイン政府観光局
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2013年9月6日