ニューデスティネーション

白亜の絶景セブンシスターズ
白亜の絶景セブンシスターズ
© Team EUROPE

南イングランド(South England)

  • 分野:ニューディスティネーション
  • 国名:英国
  • 期間:3月〜10月

企画概要

英国ツアーの大半がエディンバラ=ロンドンの南北ラインに偏重している現状を打開し、英国南部横断型の周遊ツアーを業界で足並み揃え市場投入、ニューデスティネーションとして定着させる。これにより南部の東西ラインを固め、グループ及びFITの新規需要創造に結び付ける。

企画内容詳細

エジンバラ⇔ロンドンの南北ラインに偏重している英国のツアーだが、今回提案するのはロンドンを最終宿泊地とし、カンタベリー(東)またはバース(西)の両世界遺産をゲートウェイとしてスタート。
その間、南イングランドにある魅力的な街や村、島などを巡る旅の企画である。

20世紀の傑作と称賛されるシシングハースト城庭園
© Team EUROPE

英国の箱庭、南イングランド

「英国の箱庭」と形容される南イングランド。のどかな田園風景の中にローマ時代に繁栄したバースや、18世紀中頃に貴族が避暑地として訪れ人気となったリゾート地ブライトン、13世紀建造の大聖堂があるソールズベリー、歴代のイングランド王妃が6人も住んだことから「貴婦人の城」と呼ばれるリーズ城など、南イングランドには中世の面影が息づく町や史跡が数多く残されている。

中でも今回のモデルコースでスタート地となっているカンタベリーは、6世紀末に英国に初めてキリスト教が伝わった町である。その中心となるのが、世界遺産にも登録されている荘厳なゴシック建築の傑作、カンタベリー大聖堂。中世にはヨーロッパで有数の巡礼地となった。

また、20世紀の傑作と言われるシシングハースト城庭園は、30〜40歳代の女性や熟年夫婦向けにお勧めの観光スポットである。現在はナショナル・トラストのプロパティの一つとなっているこの庭園は、「美の女神」が宿るガーデン・サンクチュアリと呼ぶに相応しい。同じくケントのセブンオークスには、英国で一番大きな館ノールがある。その館を囲むように広がるノール・パークの庭園は、ヴィクトリア女王が初代パトロンとなったザ・ナショナル・ガーデンズ・スキームの庭園福祉活動のために一般公開されている。
その他、イーストボーンやポーツマス、世界遺産にも登録されている景勝地セブンシスターズ、定番のコッツウォルズやストーンヘンジといった見どころが多く集まっているのも、南イングランドの奥深い魅力である。

さらに、アクティビティ好きには天国のようなニューフォレスト国立公園、鉄道マニアにはたまらない保存鉄道もある。英国最大の保存鉄道「ブルーベル鉄道」では月に数回、車内でアフタヌーン・ティーが楽しめる「アフタヌーン・ティー・ラウンジ・カー」が連結されたイベント列車を運行(2013年9月現在:£39/1名)。今回のモデルコースにあるケント&イースト・サセックス鉄道でも、ハロウィンやクリスマスなどに合わせたイベント列車を運行している。これらのイベント列車の運行日は、各社のウェブサイトで確認できる。

ライワイト島のシャンクリン
© Team EUROPE

南イングラドに点在する小さな街を旅のアクセントに

先述の通り、様々な魅力に溢れる南イングランドだが、あまり似たような観光や訪問が重なると、どうしても飽きが来るという課題が残る。
そこで対象顧客層を意識し、バラエティに富んだ組み方や組み合わせに工夫が必要となってくる。
そうした全体のバランスやツアーのエッセンスに活用できるのが、従来のツアーにはあまり組み込まれていなかった南イングランドに点在する海や島、自然、そして小さな街々であろう。

「南東イングランドで最も美しい場所」と謳われるライは中世の港町。旧市街に残るチュダー朝様式の建物や中世の城門が旅情をそそそる。玉石が敷き詰められたマーメイド・ストリートは少々坂が急ではあるが、しっとりとした気分で散策を楽しむのに最適である。
ライはゆっくり歩いても2〜3時間あれば見つくしてしまう程度の大きさだが、そこに30ものアンティークショップがある。取り扱っているのは、大物の家具からキッチンウェア、ジュエリーまで実に様々。気構えることなく掘り出し物が探せるアンティークショップ巡りも、アラフォー世代の女性をターゲットにしたツアーにお勧めの要素である。同様のアンティーク・ショップ巡りは、ペットワースでも設定することができる。

その他、南イングランドにはサクソン時代に起源を持ち11世紀に礎が築かれたアランデル城、カントリーサイド・ムードに溢れるアルフリストン村、「くまのプーさん」の舞台となったハートフィールド村、『ハリーポッターと賢者の石』ロケ地になったレイコックなど、その見どころは尽きることがない。また、現在はある種「島」がトレンドとなっていることからワイト島へ渡り、シャンクリン、ゴッズヒル、オズボーンハウスなどを訪れてみるのもお勧めである。
ポイントは企画するコースにより異なるが、これらの要素をうまくキャッチにしてパンフレット等に記載すると良いだろう。

ポイント

カッスルクーム
英国を代表する世界遺産を訪れる
思わず絶句!英国の絶景、セブンシスターズ観光
まるで英国を箱庭にしたような愛らしい島、ワイト島観光
フェリーにて英国海峡をクルーズ
20世紀の傑作と言われる、シシングハースト城庭園観光
保存鉄道のSL列車に乗車
グラストンベリーなど、人気のパワースポットも巡る
海峡沿いのブライトンでは新鮮なシーフードを堪能
マナーハウスでは本格的アフタヌーンティーを体験
英国の香り漂う、珠玉の愛らしい街や村を訪問
コッツウォルズの人気の村、カッスルクーム立ち寄り
英国の歴史や文化を堪能
企画可能な期間 3月〜10月
アクセス

地図をクリックすると拡大されます

主なルートの移動距離
ロンドン・ヒースロー=カンタベリー間:144キロ
カンタベリー=シシングハースト間:46キロ
シシングハースト=テンターデン(鉄道駅)間:31キロ
テンターデン=ライ間:38キロ
ライ=セブンシスターズ(イーストボーン)間:47キロ
イーストボーン(イーストボーン)=ブライトン間:35キロ
ブライトン=ポーツマス間:80キロ
ブライトン=ソールズベリー間:142キロ
ソールズベリー=ストーンヘンジ間:17キロ
ストーンヘンジ=バース間:56キロ
バース=ブリストル間:20キロ
バース=カッスルクーム間:24キロ
バース=ロンドン間:185キロ
バース=ロンドン・ヒースロー間:162キロ

所要時間についてはRACのルート検索(http://www.rac.co.uk/route-planner)を利用。fromとtoを入力するだけで、すぐに地図と距離、所要時間が表示される。基本は乗用車利用の時間なので、バスの場合はもう少し余裕を見ておく。
対象 @ 熟年夫婦 A 30・40歳代女性層(F1 / F2層)
※ 湖水地方、コッツウォルズ経験者の英国リピーター
※ ブライトン等沿岸部は、過去の語研体験者にとってはノスタルジック
観光ポイント一例
カンタベリー:カンタベリー大聖堂(世界遺産)
ケント&イースト・サセックス鉄道:テンターデン〜ボディアム間16.8キロを50分で結ぶ保存鉄道
シシングハースト:20世紀の傑作とされるシシングハースト城と庭園
ライ:市街散策や小物ショッピング、ティータイム
プー・カントリー:ハートフィールド村「くまのプーさん」の舞台
ブライトン:パレス・ピア、ロイヤル・パヴィリオン
ブライトン周辺郊外:ペットワース、アランデル城、アルフリストン、セブンシスターズ、サウスダウンズ(ステニング)
イーストボーン:イーストボーンピア、イーストボーン・リダウト
ワイト島:シャンクリン、ゴッズヒル、オズボーンハウス
ニューフォレスト:ビューリー村(国立自動車博物館)
ウインチェスター:ウインチェスター大聖堂(中世が漂う歴史的な古都)
バース(世界遺産):ローマンバス、バース・アビー、アセンブリールーム、ロイヤルクレセント
バース周辺:ブラッドフォード・オン・エイヴォン、エイブベリー(パワースポット)、グラストンベリー(パワースポット)、ストーンヘンジ(世界遺産&パワースポット)、ソールズベリー
コッツウォルズ:人気のコッツウォルズ・ビレッジ、カッスルクーム立ち寄り
レイコック:『ハリーポッターと賢者の石』ロケ地、コッツウォルズに似た雰囲気をも小さな村
ロンドン:ウエストミンスター寺院(世界遺産)など

これらの観光スポットを日数に応じて組み合わせ、宿泊地を決めてコースに仕上げる(モデルコース参照)。 カンタベリーから入る西行き、バースから入る東行きのどちらでも可能。また、組み込み箇所により日数の長短を調整できる。
モデルコース
英国複数都市周遊型(7泊9日)


1日目 英国航空にてロンドン・ヒースロー空港へ
着後、英国最大の巡礼地、カンタベリーへ(約120分・144キロ)

(カンタベリー泊)

2日目 午前 カンタベリー市内観光:カンタベリー大聖堂やウエスト・ゲート・タワーなど街の見どころを巡る
その後、シシングハースト城庭園へ(約60分・46キロ)
着後、20世紀の傑作と称賛される城と庭園を観光
午後 中世の香りが色濃く漂うライの街へ(約40分・28キロ)
着後、お洒落な街を自由に散策

(ライ泊)

3日目 午前 アッシュダウンの森「くまのプーさん」の舞台、プーカントリーのハートフィールド村へ(約80分・56キロ)
着後、村の散策と緑の草原をウォーキング
午後 その後、南下して愛らしいイングリッシュ・ビレッジ、アルフリストンへ(約60分・43キロ)
街の散策を楽しみ沿岸部の景勝地、セブンシスターズへ(約20分・7キロ):名勝セブンシスターズ観光と軽いウォーキング
夕刻 ブライトンへ移動(約40分・24キロ)

(ブライトン泊)

4日目 午前 ブライトン・ピアやロイヤル・パヴィリオンなどブライトン市内を観光
昼食は、海沿いの眺めの良いレストランにて
午後 丘陵地帯サウスダウンズのステニングへ(約30分・21キロ):着後、チャーチ・ストリートなど街の散策
その後、アンティークタウンとしても有名な街ペットワースへ(約40分・28キロ) 街歩きやお店めぐりを楽しみ、城下町アランデル経由ブライトンへ戻る(ペットワース・アランデル:約30分・19キロ/アランデル・ブライトン:約50分・35キロ)
夕刻 夕食に新鮮なシーフードディナーを

(ブライトン泊)

5日目 港町ポーツマスへ(約90分・80キロ)
午前 フェリーに乗り換え、ワイト島・フィッシュボーンへ(ワイトリンク社のフェリー:乗船時間約45分)
着後、ワイト島内観光:オズボーンハウス、シャンクリン、ゴッズヒルなど島内の見所を巡る
昼食は、シャンクリンの街でフィッシュ&チップス
午後 再びフェリーでポーツマスへ
着後、世界遺産として著名なストーンヘンジへ(約85分・85キロ):世界遺産、そしてパワースポットの巨岩遺跡であるストーンヘンジを観光
観光後、同じく世界遺産の街バースへ(約70分・55キロ)

(バース泊)

6日目 午前 世界遺産の街、バース市内観光 エイヴォン川のほとり、中世の香り漂うブラッドフォード・オン・エイヴォンへ(約25分・12キロ)
落ち着いた石造りの街並みの散策を
パワースポットのエイヴベリーへ(約50分・35キロ)
午後 着後、巨石をちりばめたパワースポット・エイヴベリー観光(パノラマ観光)
その後、コッツウォルズのカッスルクームへ(約50分・33キロ)典型的なコッツウォルズの村の散策を楽しむ
散策後、村のマナーハウスでアフタヌーンティー
バースへ戻る(約35分・25キロ)
夕刻 夕食はローストビーフを

(バース泊)

7日目 午前 一路、高速道路をロンドンへ(約160分・185キロ)
午後 着後、飲茶の昼食後、ロンドン市内観光(あるいは昼食後、自由行動)
OP「ロンドン半日観光 」

(ロンドン泊)

8日目 ロンドン・ヒースロー空港へ 途中:ブリティッシュ・エアウェイズ本社内のBAミュージアムを観光(BAの歴史が展示されている)
帰国の途へ
9日目 着後、解散

企画上の注意
1日目:カンタベリーは着後観光予定がないので、仕入れ上無理な場合郊外泊でもあまり影響はない(その際はD表示)
3日目:セブンシスターズ観光は、ポイントが複数あるので、時間や状況に応じて決定する
3日目:4日目の宿泊地はイーストボーンでも構わない(ブライトン・イーストボーン間、約35キロ、50分、ブライトンより西側、セブンシスターズ寄り)
4日目:午後の行程は、時間配分が難しいので、優先度を決めて企画
アランデルに城や庭園を入場で入れると時間的に厳しい(城下町散策でも雰囲気を十分味わえる)
ブライトン宿泊を連泊にするため、多少5日目に後戻りすることになる(アランデル辺りまで)
ポーツマス・ワイト島間のワイトリンク社のフェリーは、30分毎くらいに出ているが、早目に埠頭に着くようにする(ブライトンを朝早めに出発)
ワイト島内も時間があれば見所はたくさんあるが、全体の行程を考えるとここはシャンクリンあたりを中心(ランチ場所)にして時間をセーブ。島内滞在時間は昼食入れて3時間くらいに収めたい
オズボーンハウスを外すと、かなり時間セーブが可能(但し、歴史的観光スポットではある)
5日目:本来はストーンヘンジへ行く途中、ソールズベリーに寄るところであるが、大聖堂系は他に入っているため、ここでは時間配分の都合で割愛
また、コース内容によってはニューフォレストに寄ったり、泊まったりすることもできる
6日目:エイヴベリーは、ほとんどバスから車窓観光程度で良い(道路事情もあって、あまり団体で歩くと危険。バスのパーキングも難しいところ)
6日目:パワースポット系では、同じくバース郊外(1時間位)のグラストンベリーの方が人気が高いが、方向が逆なのでここではエイヴベリーにした(ストーンヘンジも入っている)
企画上、出発日は絞り、マテリアライズを高める必要がある

企画上のアドバイス
2日目:シシングハースト後に、ケント&イーストサセックス鉄道をテンターデン〜ボディアム間乗車することも可能
(運行時間を事前にチェック http://kesr.org.uk
2日目:ライの代替宿泊地としてはヘイスティングス(海沿いの観光地、約30分、20キロ)
ライは観光というより散策する街。自由行動散策が好ましい
4日目:アランデル城・庭園も組み込めるが時間配分に要注意
場合によってはワイト島内で宿泊も考えられるが、それほど団体用ホテルは多くない
5日目:日程に余裕があれば(日数が長くとれるなど)、ソールズベリーへ寄ったり、ニューフォレストのどこかで宿泊することも可能
6日目:マナーハウスは The Manor House Hotel & Golf Club 典型的マナーハウスで広大な敷地
もしくは、バース郊外のラックナムパークホテル&スパ を使う手もある
8日目:BAミュージアムは、LHRから5分前後のBA本社内に位置し、観光は買い物入れて30分程度で十分。BAのグッズなどの買い物もできる。ガイドブックにはない航空ファンには垂涎の博物館。BAのOBが館内ガイドをしている
注意事項
各施設の営業期間および時間等は、ランドオペレーターに事前確認の上企画
バース、カンタベリーは、あまりホテルの数が多くない(通常バース代案はブリストル、カンタベリーは近郊都市)
歩きやすい靴と服装(グラストンベリーのトールに登る際は多少急坂になるが、麓から10分くらいで行きつける距離)
基本的にガイドはロンドンベースとなる(JSGのスポットは不可)
小さな街や村を入れる際は、道が狭いケースが多いので、時間に余裕をみる
詰込み型でなく、ある程度日程に余裕が欲しい
企画タイトル(例) @ 英国の箱庭・南部イングランド周遊○日間
A ロンドンから南へ、英国南部の魅力発見○日間
B 南部英国、海・島と緑の丘陵、そして小さな街々を訪ねる○日間
C もうひとつの英国、サウス・イングランド周遊○日間

など(最終企画内容による)
関連・参考サイト http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://visitbath.co.uk (バース観光局)
http://www.english-heritage.org.uk (ストーンヘンジ/ソールズベリー)
http://www.newforestnpa.gov.uk (ニューフォレスト国立公園)
http://www.visitisleofwight.co.uk (ワイト島観光局)
http://www.visitbrighton.com (ブライトン観光局)
http://www.arundelcastle.org (アランデル城・庭園)
http://www.sevensisters.org.uk (セブンシスターズ)
http://www.visitryebay.com (ライ観光局)
http://www.canterbury.co.uk (カンタベリー観光局)
http://www.nationaltrust.org.uk (シシングハースト城・庭園)
http://kesr.org.uk (ケント&イースト・サセックス鉄道)
http://www.bluebell-railway.com (ブルーベル鉄道)
現地コンタクト バース観光局
E-mail:fiona_humphreys@bathtourism.co.uk

ストーンヘンジ/ソールズベリー
E-mail:customers@english-heritage.org.uk

ニューフォレスト国立公園
E-mail:enquiries@newforestnpa.gov.uk

ワイト島観光局
E-mail:enquiries@visitwight.org

ブライトン観光局
E-mail:visitor.info@visitbrighton.com

アランデル城・庭園
E-mail:bryan.mcdonald@arundelcastle.org

セブンシスターズ
E-mail:countrysidemanagement@eastsussex.gov.uk

ライ観光局
E-mail:enquiries@visitryebay.com

シシングハースト城・庭園
E-mail:enquiries@nationaltrust.org.uk

ケント&イースト・サセックス鉄道
E-mail:enquiries@kesr.org.uk

カンタベリー観光局
E-mail:Canterburyinformation@canterbury.gov.uk
問い合わせ先 英国政府観光庁
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2013年10月4日