ニューデスティネーション

メゼック村の中世要塞
メゼック村にある中世の要塞
© www.haskovo.com

ハスコヴォ(Haskovo)

  • 分野:ニューディスティネーション
  • 国名:ブルガリア
  • 期間:通年

企画概要

ヨーグルトやバラで知られるブルガリア。どこかアジアが薫るこの国は、古代トラキア人やビザンティンの文化などが集結された文化の宝庫である。世界で最も高い聖母像やバルカン半島最大級の鐘楼、世界遺産のピリン国立公園などを巡り、ブルガリアの新たな魅力を発見する。

企画内容詳細

タツール村のオルフェウス聖地古代の神殿と中世の要塞から成るオルフェウス聖地
提供:www.haskovo.com

ブルガリア史の縮図、ハスコヴォ

西暦681年に建国されたブルガリアは、ヨーロッパでも特に古い歴史を持つ3ヶ国の一つ。ブルガリア語は、スラブ言語の中で最も古い記録が残り、キリル文字もこのブルガリアで生まれた。

ブルガリアはヨーロッパとアジアを繋ぐ十字路に位置し、他国ではあまり見られない異教とキリスト教の伝統が見事に融合した国。古代トラキア人やビザンティンの文化などが集結された文化の宝庫でもある。
毎年5月末から6月上旬にかけてカザンラク(バラの谷)で開催される「バラ祭り」は近年、日本でも若い女性を中心に人気が高く、注目度もアップしてるデスティネーションの一つである。

ブルガリアのツアーというと首都のソフィアや世界遺産の僧院があるリラ、プロブディフなどを巡るコースが一般的だが、そうした定番のコースに加えて頂きたいのがハスコヴォである。
先史時代、トラキア時代、ローマ時代、古代後期、中世の文化遺産が数多く残るハスコヴォは、ブルガリア史の縮図ともいえる都市。ハスコヴォにある最古の集落遺跡は、紀元前5000年のものと推定されている。

そんなハスコヴォ最大の見どころと言えば、ヤマチャ丘の頂上に立つ世界最長のマリア像。土台も含めると像の全長は32.8メートル、重量はおよそ120トンにもおよぶ。高さ17メートルの土台部分には礼拝室がある。2005年にギネスブックに登録され世界一に、2009年にはブルガリア全国観光名所100選にも選ばれた。

2010年、このマリア像の隣に建てられたのが鐘楼である。市民から寄付を募って造られた、この鐘楼の高さは30メートル。バルカン半島随一の高さを誇る。鐘楼からは町を一望(通年オープン)。毎正午に鳴り響く鐘の音は、かつてこの場所がヨーロッパへ向けられたキリスト教の扉であったことを思い起こさせてくれる。
その他にもハスコヴォの郊外では、岩石都市のペルペリコンや中世要塞(メゼック村)、オルフェウス聖地(タツール村)、聖母被昇天教会(ウスンジョポ村)、アレクサンドロヴォの墳墓などが見られる。

ピリン国立公園世界遺産、ピリン国立公園
提供:G2Travel Japan

日本人があまり行かない世界遺産、ピリン国立公園

ギリシャやマケドニアと国境を接するピリン山脈に広がるピリン国立公園は、ブルガリア最大の自然公園。
トラキア時代には「オルベルス」、スラブ時代には「ペリン」と呼ばれていた。
170にもおよぶ氷河湖や川、滝、洞窟など多様で豊かな自然環境を有し、オオカミや絶滅の危機にあるキツネ、野山羊、鹿、ヒグマといった希少動物も多く生息。
森には植齢1300年を超えるモミの木も立っている。
迫る峰々の高さはおよそ3000メートルあり、すべて大理石でできた一枚岩になっている。

北部、中央、そして南部の3つから成るピリン山は、北部が最も美しい。南に移動するに従って標高も下がってゆく。また、164あるカール(圏谷)もこのピリン山の特徴。最も有名なカザナ湖やコンチェトカルスト地形は、このピリン山にある。最高峰ヴィフレン岳(標高2915メートル)はブルガリア全国観光名所100選にも選ばれており、ヴィフレンの山小屋で同100選の記念スタンプを押してもらうことができる。

国立公園内はシナニツァ、バユヴィー・ドゥプキー、ヴィフレン、ベズボッグ、トリテ・レカ地域の一部となるカメニツァなどの公園地域が設定されている。
シナニツァには、茶色の標識で装備されたマンドラタ地区から山小屋シパニツァまでのルートと、黄色の標識はマンドラタ地区からチェルナ・ヴォダ地区までの2つの登山ルートがあるが、標高2000メートルのベズボッグにある小屋までケーブルカーを利用し、そこから標高2500メートルの場所にあるポポヴォ湖まで、約4時間のハイキングを設定することも可能となっている。

ポイント

世界最大のマリア像とバルカン随一の鐘楼が見られる
日本人があまり行かない「ピリン国立公園」
ブルガリアは600の温泉がある温泉大国
ブルガリアのグルメと特産のワインが一緒に味わえる
お土産にはバラ関連グッズやハチミツが人気
企画可能な期間 通年(但し、ピリン国立公園などや山岳地帯はサマーシーズンがベスト)
アクセス
ブルガリア地図
提供:G2Travel Japan
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空路
首都のソフィアはロンドン、パリ、アムステルダム、フランクフルト、チューリヒ、ウィーン、ローマ、ミラノ、イスタンブールなどと空路で結ばれている。
但し、ブルガリアの国内線は運航本数が少なく、夏は特に混雑する。また、冬は積雪により遅延や欠航される場合もある。

鉄道
ソフィアは、ベオグラードやイスタンブール、アテネ、テッサロニキ、ブカレストとも国際列車で結ばれている。詳細は、レイルヨーロッパ・ジャパンのウェブサイトを参照。

主なルートの移動距離/所要時間
ソフィア=リラの僧院間:約125キロ/約1時間30分
リラの僧院=ピリン国立公園間:約95キロ/1時間30分
ソフィア=カルロヴォ間:約140キロ/約2時間20分
ソフィア=プロブディブ間:約150キロ/約2時間30分
カルロヴォ=カザンラク間:約55キロ/約1時間
カザンラク=プロブディブ間:約105キロ/約1時間40分
プロブディブ=ハスコヴォ間:約80キロ/約1時間30分
ブルガリア料理 四季の恵みで溢れ、様々な宗教行事の影響を受けてきたブルガリアの料理。 長く文化を共有していたトルコやギリシャの料理と酷似した点も多いが、トルコ料理と大きく異なるのは、食材に豚肉が使用されていることである。
また、チーズやヨーグルトといった乳製品がよく使われるのも大きな特徴で、アルコール度数の高いラキアとサラダという組み合わせも多い。

夏の人気メニューは、ヨーグルトをベースにした冷製のスープ「タラトール」で、冬は白インゲン豆のスープが定番。「シュケンベ」と呼ばれる内臓のスープは、独特の風味を持つブルガリアの代表的な家庭料理となっている。
テーブルに置いてある「チューブリッツァ」というスパイスは、パンにつけて食べると美味しい。
モデルコース
ブルガリア周遊7日間


1日目 空路乗継便にてブルガリアのソフィアへ
着後ホテルへ  

(ソフィア泊)

2日目 ソフィア→(約140キロ/約2時間20分)カルロヴォ→(約55キロ/約1時間)カザンラク→(約105キロ/約1時間40分)プロブディブ

毎年行われるバラ祭りのもう一つの会場ともなるカルロヴォへ移動
民族の英雄・レフスキの生家見学後、カザンラクへ
昼食はブルガリア風ミートボール・キヨフテを
トラキア人古墳(レプリカ)世界遺産、バラ博物館、カザンラク・クラタ民族博物館見学後、プロブディブへ
夕食はブルガリア風ハンバーグ・キョフテをご用意

(プロブディブ泊)

3日目 プロブディブ→(約80キロ/約1時間30分)ハスコヴォ

ハスコヴォ観光:ペリペリコン、聖母のモニメント、バルカン半島最大級高さ30メートルの鐘楼、ウスンジョポ村の「聖母被昇天」教会、アレクサンドロヴォの墳墓、リラの僧院に次ぐ規模のハスコヴォ僧院など ★毎年6月22日前後にはペリペリコン祭が開催される

(プロブディヴ、もしくはハスコヴォ泊)

4日目 プロブディブ→(約150キロ/約2時間30分)ソフィア

プロブディブ観光:聖コンスタンチン・ヘレナ教会、民族博物館、円形劇場、ローマ公開会議場跡など
昼食には冷静ヨーグルトスープ・タラトールを

その後ソフィアへ
ソフィア市内観光:アレクサンドルネフスキー教会、聖ペトカ地下教会、聖ソフィア教会、旧共産党本部など
夕食は挽肉の炭火焼き・ケバブチェを堪能 

(ソフィア泊)

5日目 ソフィア

リラの僧院観光(世界遺産)
昼食には名物のマス料理をご用意
午後はヴィトシャ山の麓に建つボヤナ教会(世界遺産)を観光
夕食は壺焼き料理(ギョヴェチェ)を

(ソフィア泊)

6日目 空路帰国の途に

(機中泊)

7日目 日本着

注意事項
ハスコヴォでは、毎年6月22日前後にペリペリコン祭が行われる
関連・参考サイト http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://www.haskovo.com (ハスコヴォ観光局)
http://pirin.bg (ピリン国立公園)  
現地コンタクト ハスコヴォ観光局
E-mail:tourism.haskovo@gmail.com
問い合わせ先 ブルガリア政府観光局
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2013年11月15日