ニューデスティネーション

ボヒン湖
ボヒン湖はスロヴェニア最大の氷河湖
© ボヒン観光局

アルプスの天国、ボヒン

  • 分野:ニューディスティネーション
  • 国名:スロヴェニア
  • 期間:通年(お勧めは4月中旬〜10月下旬)

企画概要

スロヴェニア最大の氷河湖を抱くボヒン。ロマンティックなブレッド湖に対し、ボヒン湖は神秘の湖と呼ばれ、晴れた日にはエメラルドグリーンの湖面に優美なユリアン・アルプスの姿が映し出される。エコフレンドリーな宿泊施設も多い、大人のための癒やしのリゾートである。

企画内容詳細

ボヒン観光局トリグラウ国立公園の中にあるボヒン
© ボヒン観光局

24の村が点在する神秘の谷

アルプス地方のソテスカからウカンツへと伸びる谷、ボヒン。ユリアンアルプスの中央、トリグラウ国立公園にある最も美しい場所だ。
南側に2000メートル級の低いボヒニ山脈が、そして北側にはスロヴェニア最高峰のトリグラウ山(2864メートル)から連なるトリグラウ山脈が続く。 ボヒンは高低差の多いボヒン谷で分かれ、この2つの谷に24の村が点在。ヴォゲル山(1800メートル)のケーブルカーからは、雄大なアルプスが見渡せる。

この谷間に抱かれたボヒン湖は、スロヴェニア最大の氷河湖である。晴れた日には、ほとんど波立つことのないエメラルドグリーンの湖面に、優美なユリアン・アルプスの姿が映し出される。その昔ここで休暇を過ごしたアガサ・クリスティは、「ボヒン湖は美しすぎて、私の小説の舞台にならない。」と、その美しさを讃えた。

トリグラウ国立公園内にあるボヒンは、人気のブレッド湖から22キロ(約20分所要)と至近距離にあり、国境の近いオーストリアとの組み合わせも容易である。また、居心地の良いエコフレンドリーな宿泊施設も多い。そこで提案したいのが、この大人のリゾートであるボヒンを起点に、もしくはルートに組み込んだツアーの造成である。

コゾルツースロヴェニア独特の木造建物「コゾレツ」
© スロヴェニア政府観光局

スロヴェニアの原風景と伝統に触れる旅

ボヒンでは湖畔の散策やハイキング、サイクリング、乗馬、パラグライダー、釣りなどのアクティビティはもちろん、ユリアンアルプス連山の眺望、ボヒン鉄道でソチャ谷への小旅行なども体験できるが、春から秋にかけて開催されるイベントと組み合わせることも可能である。

その代表的なイベントが、毎年5月下旬〜6月上旬に開催される「アルプス花のフェスティバル」。ボヒンは100年以上にわたり、美しい景観とそこに咲く花々や自然を求めて人々が訪れる地として知られており、このフェスティバルではボヒン湖の美しい自然が満喫できる。

ボヒンではまた、干し草を乾燥させるためのスロヴェニア独特の木造建築「コゾレツ」が見られるスツドル村を訪れたり、オプレノヴァ・ヒシャという小さな博物館でスロヴェニアの伝統家屋も見学できる。小グループであればスツドル村にあるチーズ農家を訪れ、牛舎やチーズ工房の見学に続き、農家の食卓で手作りのチーズやスモークハム、伝統の焼き菓子などを、自家製のアップルジュースなどと共に試食させてもらうなど、スロヴェニアの田舎のアットホーム的な雰囲気を体験することも可能だ。

また、ボヒンはその立地の良さから人気のブレッド湖、ワインのテイステイングや蜂蜜の試食ができるラドウリッァや、中世の面影を残す町シュコフィヤ・ロカといった魅力的な小さな町、さらに国境を越えてオーストリアとの組み合わせも容易である。

ポイント

大自然を体験できるバラエティーに富んだプログラム
現地の文化や自然を楽しめるイベントが多数
エコフレンドリーな宿泊施設の多さ
イエセニツェ=ノヴァ・ゴリツァ間を走るボヒン鉄道(5月〜10月のみ)
他の大人気の観光地と組み合せるオプションが豊富
魅力的なスロヴェニアの小さな町へのアクセスも良
企画可能な期間 通年(お勧めは4月中旬〜10月下旬)
アクセス

トリグラウ国立公園の中にあるボヒンは、人気のブレッド湖から至近距離(22キロ/約20分所要)にある。また、オーストリアとの組み合わせも容易である。
空路の場合はリュブリャナ空港、クラーゲンフルト空港、グラーツ空港からアクセス。鉄道の場合は、ボーヒンスカ・ビストリツァ駅、もしくはブレッドイェゼロ駅を利用。

主なルートの移動距離/所要時間(目安)
ブレッド湖から:22キロ/20分
リュブリャナから:76キロ/1時間
クラーゲンフルト(オーストリア)から:79キロ/1時間10分
グラーツ(オーストリア)から:184キロ/2時間15分
主な見どころ ヴォゲル山
標高1800メートルのヴォゲル山ケーブルカーに乗り、山頂からユリアンアルプスの連山やボヒン湖を一望。

ボヒン湖
スロヴェニア最大の氷河湖は神秘的。また、その透明度の高さでも有名である。

サヴィツァ滝
長さ38メートルの滝。水深はおよそ51メートルに及ぶ。その横に深さ約25メートルの小さな滝がある。石段に沿って歩いて約20分。
食文化 ボヒンの食文化には、プランシャルストヴォの影響がよく見られる。プランシャルストヴォは、春から夏にかけてシェパードや牛、ヤギを連れて高い山へ移動し、決まった様式の小さな家で夏を過ごす。そこにいる間にチーズを作り、秋になるとシェパードと共に渓谷へ帰ってくる。ボヒンのチーズが特に美味しい理由はここにある。代表的なチーズはボヒンスキ・モハントチーズとボヒンツ。
ボヒンスキ・モハントは、香りが強く苦味のあるスパイシーな味わいが特徴のボヒン産セミソフトチーズである。
エコホテル(例) ボヒン・パーク・ホテル
2009年6月にオープンしたボヒン湖唯一の5ッ星ホテル。@ 施設内の主だった照明にはLEDが導入し、高効率技術を取り入れた省エネを計る A 環境に優しい冷暖房、および自家発電システムの導入 B 残った食材は家畜の餌、もしくは燃料にして再活用する C ボトル入りのミネラルウォーターは使用せず、水は蛇口からグラスに注いで提供するなど、エコに徹底した取り組みが高く評価され、2010年の「スロヴェニア・エネルギー・マネージャー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

客室は全102室。快適で静かな環境に溶け込んだ客室はシンプル・ナチュラルでまとめられ、ビジネスでの利用にも便利なWi-Fiも無料で提供。最上階に高級ウェルネス&スパエリアが併設されている他、ホテルは隣接するアクアパークと地下で繋がっており、宿泊客はアクアパーク内にあるプールやサウナ、そしてフィットネスを無料で利用することができる。
館内のレストランではスロヴェニア料理はもちろん、ベジタリアンメニューや低カロリーメニューも提供。また、会議施設やイベントスペース、ヨーロッパのホテルでは珍しいバーカウンターのあるミニボーリング場やミニシアターも完備されている。ボーリング場は、プライベートなパーティーにも対応している。

同リゾートは従業員の84パーセントを地元から雇用し、積極的な人材開発を行っているのも特徴。これは単なる地域の雇用の促進や活性化に止まらず、自動車通勤などで輩出される二酸化炭素の削減にも繋がる。地下駐車場に併設された電気自動車とハイブリッドカー用の充電ステーションも完備されている。 http://www.bohinj-park-hotel.si
主なイベント アルプス花のフェスティバル
Mednarodni Festival Alpskega Cvetja
開催期間:5月下旬〜6月上旬(2014年は5月24日〜6月8日)
http://www.bohinj.si/alpskocvetje
ボヒン湖の美しい自然を満喫できるイベント。 2 週間にわたって開催され、期間中は大人と子供のためのワークショップ、コンサート、花に関する展示、地元のフェア、バードウォッチングのエクスカーションなど、ボヒン湖やアルプスに生息するあらゆる種類の高山植物が楽しめるイベントが多数用意されている。

ボヒンの牛祭り
Tradicionalni Kravji bal v Bohinju
開催日:9月中旬(2014年は9月21日)
http://kravjibal.bohinj-info.com
伝統的な民族衣装をまとった人々や音楽隊、牛たちによる行列。人々は山で作られたチーズを食べ、山で暮らしていた人々が戻ったことを皆で祝う。

ハイキングフェスティバル
Dnevi pohodništva
開催期間:9月中旬〜10月中旬(2014年は9月12日〜10月12日)
http://www.bohinj.si/pohodnistvo
アルプスの植物を学べるツアーや伝統的なスロヴェニア料理など、様々なハイキングツアーやハイキング文化に結びついたイベントが、ボヒンを含めたトリグラウ国立公園全体で開催される。
モデルコース
ボヒン湖(1泊の場合)


1日目 午前 リュブリャナからボヒンへ移動
到着後、ホテルにて夕食

(ボヒン泊)

2日目 午前 サヴィツァ滝の見学(1時間)
ヴォゲル山ケーブルカーで山頂へ移動し、昼食(2時間)
午後 ボヒン湖畔を軽くハイキング、または湖でボートに乗り、聖ヨハネ教会の見学(約2時間所要)
スツドル村とオプレノヴァ・ヒシャ博物館の見学(約1時間半所要)

オプション
イエセニツェ=ノヴァ・ゴリツァ間を走るボヒン鉄道(5月〜10月のみ運行)も設定可能
注意事項
アルプス地方なので冬の寒さは厳しく、降雪量も多い。
ケーブルカーやパノラマボートは、悪天候や増水により運休する場合もある。
スツドル村の集落付近は場所により道が狭く、ミニバスでの進入が難しい箇所がある。場合により手前に駐車し、目的地まで徒歩での移動となる。
関連・参考サイト http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://www.bohinj.si (ボヒン観光局)
http://www.bohinj-info.com (ボヒン・ツーリスト・アソシエーション)
http://www.vogel.si (ヴォゲル山)
http://www.tnp.si/national_park (トリグラウ国公園)
http://www.julijske-alpe.com (ユリアンアルプス)
現地コンタクト ボヒン観光局 E-mail:info@bohinj.si
TD Bohinj E-mail:info@bohinj-info.com
問い合わせ先 スロヴェニア政府観光局
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2014年5月30日