ニューデスティネーション

グラーツのシンボルの時計塔
グラーツのシンボルの時計塔
© Graz Tourismus - Harry Schiffer

グラーツ(Graz)

  • 分野:ニューディスティネーション
  • 国名:オーストリア
  • 期間:通年

企画概要

オーストリアの世界遺産都市グラーツ。14世紀にはハプスブルク家の都となり、対オスマン帝国の重要な防衛拠点にもなった。イタリアから建築家を招いて築かれた城塞都市で、市街地にはイタリア・ルネッサンスの建築物が数多く見られる。イタリアやスロヴェニアへのアクセスの良さも大きな魅力となっている。

企画内容詳細

世界最大級を誇る武器コレクション世界最大級を誇る武器コレクション
© Graz Tourismus - Harry Schiffer

ハプスブルクの栄華が薫る世界遺産都市グラーツ

ウィーンの西南およそ150キロ、シュタイヤマルクの州都グラーツ。14世紀にハプスブルク家の都となり、早くも文明が開花。1585年には大学も設立された。
グラーツという名前はスラブ語で「小さい城」を意味する「グラデツ」に由来し、対オスマン帝国の重要な防衛拠点となった歴史も持つ。

イタリアから建築家を招き築かれたこの城塞都市には、南欧を彷彿とさせるイタリア・ルネッサンス様式の建造物が数多く見られる他、ゴシックやバロック建築、現代建築に至るまで、実に様々な建築物が混在することから「建築の宝石箱」とも呼ばれている。そこで今回提案したいのが、このグラーツを拠点とした旅の企画である。

グラーツは、人口24万人のオーストリア第2の規模を誇る都市だが、その見どころは非常にコンパクトにまとまっているのが特徴だ。グラーツのシンボルにもなっている時計塔がある「シュロスベルク」、ゴシック末期の石公芸術の傑作「二重螺旋階段」、イタリア・ルネッサンスの傑作と謳われる「州庁舎中庭」、世界最大の「武器庫」、「大聖堂」や「霊廟」、エイリアンのような外観が印象的な「クンストハウス」、ムーア川遊歩道とムーア川に浮かぶ島「ムーアインゼル」などは、すべて徒歩で観光することができる。

また、12世紀頃から音楽伝統が継承されてきたグラーツではオペラをはじめ、ショッピングなどの楽しみも多い。特にヘレンガッセ通りやシュポールガッセ通りには、可愛いお店が立ち並んでいる。ワーグナーの『ローエングリン』で華々しくオープンしたオペラハウスは、今日も多くの芸術家のキャリアの舞台となっている。

1999年、旧市街が世界遺産に登録されたグラーツ。その近郊にあるエッゲンベルク城(1625〜1635年建造)も、2010年に世界遺産の仲間入りをした。城内にある「日本の間」の壁を彩る装飾画は、豊臣秀吉時代の大阪を描いた屏風を解体したものであることが判明し話題となった。

dummyaltファーマーズマーケットで食材選びをするシェフ
© Graz Tourismus - Harald Eisenberger

ツアー造成で着目したい素材

学生の多さから、お洒落なカフェや手頃な飲食店が数多く点在するグラーツ。農家から直送された新鮮な地元食材を料理人自らが厳選して自由に調理し、グルメを魅了する料理を提供する素晴らしいレストランが多いことでも注目されている。

グラーツはカボチャの名産地であることから近年、日本でも人気が高まってきている「パンプキンシードオイル」を特産としており、カボチャの収穫時期となる夏から秋にかけて毎年開催される「カボチャ・グルメ週間」では、スープからデザートまで、"黒い黄金"とも呼ばれるシュタイヤマルク特産のパンプキンシードオイルをふんだんに使った創作料理を味わうこともできる。

またグラーツは、シュタヤマルク州のワイン地域へのゲートウェイとしても最適である。グラーツから車で30分も移動すると、南シュタイヤマルク・ワイン街道が続く。中でもエーレンハウゼンとロイチャッハの間の約25キロの街道は、同州の最も大きなワイン栽培地域で、ヴェルシュリースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ムスカテラーといった上質な白ワインが生産されている。これらのワインは、「ブッシェンシャンク」と呼ばれるワイン居酒屋で味わうことができる。

その他にもグラーツからは、リピッツァーナ馬が飼育されている「ピーバー飼育場」を訪れることもできる。リピッツァーナ馬は、ウィーンのスペイン式馬術学校で華麗なステップを踏む名馬で、生まれた時は黒いが、大きくなると美しい白馬になることで知られる。この飼育場では「母の日」に一番若い仔馬を公開。また乗馬や馬車、トーナメントや季節毎のイベントが通年楽しめる。

ポイント

ユネスコ世界遺産、グラーツ歴史地区
ハプスブルク家の居城都市
歴史上の武器としては世界最大級のコレクションを誇る「武器庫」
秀吉時代の大阪の町を描いた日本屏風が常時展示されている「エッゲンベルク城」
農家からの新鮮な地元の食材を自在に使い、グルメを魅了する素晴らしいレストランが多数点在
シュタヤマルク州のワイン地域への出発点
エクスカーションは日帰りのみならず、1泊2日で設定も可能
企画可能な期間 通年
アクセス
オーストリア地図
提供:オーストリア政府観光局
クリックすると拡大版が見られます(外部リンク)

主なルートの移動距離(所要時間)
グラーツ=ウィーン間:200キロ(約2時間)
グラーツ=アイゼンシュタット間:約173キロ

※イタリアやスロヴェニアへのアクセスも良い
主なホテル ホテル ダス ヴァイツァー ★★★★★
Hotel Wiesler
客室数:98室
住所:Grieskai 4-8, 8020 Graz
Tel:(+43)316 7066-0
E-mail:info@hotelwiesler.com
http://www.hotelwiesler.com
ムーア川のほとりに位置する伝統あるデラックスホテル。市のランドマーク「時計台」が見渡せる。グラーツの旧市街へは徒歩アクセス圏内。

エルツヘルツォグ ヨハン パレス ★★★★
Palais Hotel Erzherzog Johann
客室数:57室
住所:Sackstrasse 3-5, Graz
Tel:(+43)316 811616 Fax:(+43)316 811515
E-mail:reception@erzherzog-johann.com
http://www.erzherzog-johann.com
エクスカーション案 @ ウィーン(約2時間)

A アイゼンシュタット(約2時間)
ブルゲンランドの州都で、ハイドンの主君として知られる大貴族エスターハージィー侯の城下町。1672年頃、古い城跡に建てられたエスターハージィ宮殿は、イタリア・バロックの建築家カルロ・マルティーノ・カルローネの設計によるもの。1797から1805年にかけて、フランスの建築家シャ ルル・モローによって歴史主義に改築された。現在は、ブルゲンラント州立ギャラリーとなっている。
また、大広間はハイドンの要望を受け、音響効果のため床を板張りにし、木柱が用いられたと伝えられている。この広間では現在、ハイドン・ザールとしてコンサートが催されている。

B 小さな町:ピーバー飼育場(約30分)
ウィーンにあるスペイン式馬術学校で華麗なステップを踏む名馬の故郷、若い雄馬たちはウィーンに移されるまで間、この牧場で数年を過ごす。この飼育場では、「母の日」に一番若い仔馬を公開。生まれた時は黒いが、大きくなると美しい白馬になる。飼育場は毎日一般公開され、乗馬や馬車、トーナメントや季節毎のイベントが楽しめる。

C ワイン畑
グラーツから車で30分も行くと、大地が波打つ丘陵地帯に南シュタイヤマルク・ワイン街道が続く。ここで生産されるワインは世界トップレベルの品質を誇り、他に類例のない特産品も生み出されている。
エーレンハウゼンとロイチャッハの間のおよそ25キロの街道は、シュタイヤマルクで最も大きなワイン栽培地域。ヴェルシュリースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ムスカテラーといった白ワインが生産されている。いずれも「ブッシェンシャンク」と呼ばれるワイン居酒屋で味える。
注意事項
キッチンやランドリーつきのホテル確保が難しいため、多くの食費・雑費の支出が見込まれる
1週間程度の滞在が望ましい
その他
音楽プログラム
グラーツは既に12世紀の頃から、音楽伝統が継承されてきた町。1899年に完成し、ワーグナーの『ローエングリン』で華々しくオープンしたオペラハウスは、今日も多くの芸術家にとってキャリアの舞台となり、オペラやオペレッタをはじめ、バレエ、ミュージカル、コンサートなどが公演されている。シーズンは、9月中旬?翌6月下旬となっている。
関連・参考サイト http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://www.graztourismus.at (グラーツ観光局)
http://www.wien.info(ウィーン市観光局)
http://www.piber.com (ピーバー飼育場)
http://www.eisenstadt-tourismus.at (アイゼンシュタット)
http://www.theater-graz.com/oper (音楽プログラム)
現地コンタクト グラーツ観光局(グループ担当)
E-mail:touristik@graztourismus.at
問い合わせ先 オーストリア政府観光局
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2014年9月25日