ゴッホ没後125周年に行くゴッホの故郷オランダ
- 分野:美術
- 国名:オランダ
- 期間:通年(2015年)
企画概要
2015年は、ゴッホ没後から125年の記念年に当たる。そこで、この記念する年に合わせて提案したいのが、ゴッホの故郷であるオランダ南部の田舎町と、2大ゴッホ美術館を組み合わせて巡るツアーの造成である。
ゴッホ没後125周年に行くゴッホの故郷オランダ
企画概要
2015年は、ゴッホ没後から125年の記念年に当たる。そこで、この記念する年に合わせて提案したいのが、ゴッホの故郷であるオランダ南部の田舎町と、2大ゴッホ美術館を組み合わせて巡るツアーの造成である。
ゴッホ美術館
写真提供:オランダ政府観光局
www.hollandflanders.jp
オランダ後期印象派の巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホ。今やゴッホは世界にその名を轟かす、言わずと知れた天才画家だが、生前は無名の一画家に過ぎなかった。
その名が世界中に知れ渡ることとなったのは、ゴッホが非業の死を遂げた10年後のこと。ゴッホの存在を見い出し、作品を蒐集したのが富豪の貿易商アントン・クレラーの妻、ヘレーネ・ミュラーだった。
ゴッホは日本の浮世絵に傾倒し、貧しさの中にありながらも500点近い浮世絵を収集した。そうしたゴッホの作品に見られるジャポニズムへの強い憧れや平面性、そして奇抜な構図展開は死後1世紀を経た今もなお多くの人々を魅了。日本にもファンは多い。
2015年はゴッホが没してから125年という記念年に当たり、同年秋冬にはアムステルダムにあるゴッホ美術館で「ゴッホとムンク展」の開催が予定されている。そこで、この記念する年に合わせてご提案したいのが、ゴッホの生まれ故郷など巡るツアーの造成だ。特にオフ期には、混雑を避けゆったりと美術鑑賞が堪能できる。また、ゴッホ美術館やクレラー・ミュラー美術館は完全バイアフリーとなっており、高齢でも車椅子や歩行補助器の利用者でも、快適に美術鑑賞できる環境が整っている。
ゴッホ美術館(アムステルダム)
2013年に開館40周年を迎えた、世界最大のゴッホのコレクションを誇る美術館。代表作「ひまわり」を初めとする作品を多数所蔵。これらの作品と共に、偉大な芸術家の足跡を作品の主題や技法、色使いが変化していく様子を見ながら辿ることができる。混み合う春夏を避けたオフ期であれば、じっくりゴッホの世界が堪能できる。ゴッホ没後125周年に当たる2015年秋冬には、「ゴッホとムンク展」の開催が予定されている。
クレラー・ミュラー美術館
写真提供:オランダ政府観光局
www.hollandflanders.jp
クレラー・ミュラー美術館(オッテルロー)
ゴッホの作品に惹かれ、1905年から1930年代初期までに油彩97点、素描185点を購入した実業家の妻、ヘレーネ・クレラー・ミュラーが、かつて夫が狩猟地として購入した約60平方キロメートルの森林に建てた美の殿堂。ここには「夜のカフェテラス」「アルルの跳ね橋(ラングロワの橋)」などの名画が所蔵されており、そのコレクションの規模はアムステルダムのゴッホ美術館に次ぐ世界第2位を誇る。その他にもピカソ、ルノワール、モネなどのコレクションや現代作家の作品も展示されている。
2015年の春夏に、ゴッホ没後125周年の企画展「Van Gogh & Co」展の開催を予定。秋には、黄葉の美しい「ゴッホの森」で、芸術の秋が満喫できる。同館は、2013年に開館75周年を迎えている。
フィンセント・ファン・ゴッホ・ハウス(ズンデルト)
ゴッホの生まれ故郷であるオランダ南部、グロート・ズンデルト村の生地跡に建てられた情報センター。館内はオーディオガイド(英語)で、ズンデルトでのゴッホの生活などを知ることができるほか、ゴッホに影響を受けて制作された現代アーティストの作品も展示されている。また、ここはズンデルトの観光局としても機能しており、ゴッホの足跡をたどる旅のルート案内や自転車ツアーなどの情報を提供している。ズンデルトには村の散策の拠点となる「オーベルジュ・ファン・ゴッホ」というカフェもある。
フィンセンターと屋外博物館(ヌエネン)
ゴッホが2年近く暮らし、最初の傑作「馬鈴薯を食べる人々」を描いたのがヌエネン。フィンセンターは、ゴッホがヌエネンでどのように暮らし、作品を制作していたかを紹介する場所である。同館では話しかける肖像画を通してゴッホの知人たちに出会うことができ、またゴッホがヌエネンにたどり着くまでに訪れた数多くの場所を旅しながら、ゴッホの足跡を辿ることもできる。
一方、屋外博物館にはゴッホが描いた教会などゆかりの地21ヶ所を結んだルートがあり、ウォーキングやサイクリングで回ることができる。ゴッホの作品のどこにそれらが描かれているのかなどを紹介するインフォメーションポイントが17ヶ所ある。
※フォントの色が異なる部分は、ブラッシュアップにより加筆/変更された内容となります。
企画可能な期間 | 通年(ゴッホ没後125周年関連イベントは2015年に開催される) | ||||||||||||||||||
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アクセス |
■ゴッホ美術館(アムステルダム) | ||||||||||||||||||
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<ゴッホ没後125周年記念オランダ・ベルギーフランダース美術紀行8日間>
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注意事項 |
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その他 | 上記以外にもオランダには
といったゴッホゆかりの場所がある。 ![]() オランダにあるゴッホゆかりの地 地図提供:オランダ政府観光局 www.hollandflanders.jp | ||||||||||||||||||
関連・参考サイト Additional Data |
http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
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現地コンタクト |
アムステルダム E-mail:trade@iamsterdam.com | ||||||||||||||||||
問い合わせ先 |
オランダ政府観光局 | ||||||||||||||||||
更新日 | 2014年8月29日 |