ルネ・マグリットゆかりの地を訪ねて
- 分野:美術
- 国名:ベルギー
- 期間:通年
企画概要
ベルギーの画家ルネ・マグリットは、シュルレアリズムの巨匠。20世紀最大の芸術運動である「シュルレアリズム」の主要な舞台となったブリュッセルには、そのマグリットの足跡が数多く残る。そうしたマグリットゆかりの場所を訪れ、ブリュッセルの限りない魅力を発見する。
「マグリット美術館」がある王宮広場
© Catherine Dardenne / www.visitbrussels.be
ルネ・マグリットゆかりの地を訪ねて
企画概要
ベルギーの画家ルネ・マグリットは、シュルレアリズムの巨匠。20世紀最大の芸術運動である「シュルレアリズム」の主要な舞台となったブリュッセルには、そのマグリットの足跡が数多く残る。そうしたマグリットゆかりの場所を訪れ、ブリュッセルの限りない魅力を発見する。
ジェット区にある「マグリットの家」
© Luc Schrobiltgen / www.visitbrussels.be
シュルレアリズムの巨匠、ルネ・マグリット
シュルレアリズムの巨匠ルネ・マグリット(1898-1967)は、20世紀を代表するベルギー出身の画家である。イメージの達人として身近なものを題材とし、そこに新たな意味を与える作品の数々は、ベルギー国内外で賞賛され、高い評価を得ている。
「シュルレアリズム」とは、「イマジネーションが現実そのものと同じくらい現実である」という芸術運動のこと。1920年代以降、ベルギー南部のワロンやブリュッセルが輩出したシュルレアリストと呼ばれる芸術家は100人を越え、ベルギーはまさに「シュルレアリズムの故郷」であったとも言える。
日本にもその独特な作風に魅せられる人が多く、2015年春からは東京と京都で13年ぶりとなる本格的な回顧展「マグリット展」が開催される。同展にはベルギー王立美術館やマグリット財団の全面的な協力を得て、世界10ヶ国以上から代表作およそ130点が集まるとあり、マグリット愛好家を中心にその注目度もより高まっている。
そこで、そうした話題性にも着目し提案させて頂きたいのが、シュルレアリズムの主要な舞台となったブリュッセルに残る、マグリットゆかりの場所を訪れる旅の企画である。
美術館や博物館がたくさん集まる「芸術の丘」
© Eric Danhier / www.visitbrussels.be
ブリュッセルにあるマグリットゆかりの場所を巡る
今も昔も変わらない芸術の都ブリュッセル。20世紀最大の芸術運動であるシュルレアリズムにおいても、主要な舞台となったのがこのブリュッセルであった。
そのため、ブリュッセルの街中にある何気ないカフェやアパルトマンが、かつてのシュルレアリストらのゆかりの場所であるということも珍しくはない。 2009年にはまた、ベルギー王立美術館の別館として「芸術の丘」にマグリットだけの美術館がオープンするなど、近年のブリュッセルはそれまで以上に、シュルレアリズムを意識させる都市となっている。
マグリット作品だけを集めた美術館をはじめ、ジェット区にある「マグリットの家」、ベルギー・シュルレアリズムの雰囲気が漂う「カフェ・ラ・フルール・アン・パピエ・ドレ」、マグリットも学んだ「ブリュッセル美術アカデミー」や、マグリット4枚目の壁画「神秘のバリケード」が残るパレ・デ・コングレ、マグリットが眠る「スカールベーク墓地」、マグリットが晩年を過ごした「ミモザ通りの家」といったブリュッセルにあるマグリットゆかりの場所は、車と徒歩観光の双方(各2時間目安)で設定が可能。こうしたマグリットゆかりの場所と同時に、ブリュッセルの限りない魅力も訴求する。
企画可能な期間 | 通年 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ロケーション | ブリュッセル | ||||||||||||||||||||||||||||||
アクセス | ![]() 提供:レイルヨーロッパ・ジャパン ブリュッセル空港からブリュッセル市内へは、ベルギー国鉄(SNCB/NMBS)で約20分。空港地下から発着しブリュッセル北駅、 中央駅、南駅の順に停車。隣国の主要都市からも、高速鉄道タリスが乗り入れている。 |
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マグリット ゆかりの場所 |
Koninklijke Academie voor Schone Kunsten |
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その他 | 上記以外にも、ベルギーの代表的な近代作品を所蔵する「ブリュッセル王立美術館」や、マグリットをはじめラーテム画派、ペルメークなど19〜20世紀の美術を収蔵する「イクセル美術館」、ベルギー・シュルレアリズムの先駆者ウィールツのアトリエを使用した「アントワーヌ・ウィールツ美術館」(入場無料)などもお勧めである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
観光ルート(案) |
グランプラスから王立美術館をへて再び下町、アンスパック通りへと、画家ゆかりのカフェやレストランなどを訪ねる。
車でまわるコース(約2時間所要)
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関連・参考サイト | http://www.raileurope.jp (レイルヨーロッパ・ジャパン)
http://visitbrussels.be (ブリュッセル観光局) |
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現地コンタクト | ブリュッセル観光局
上記ウェブサイトから問い合わせフォームを利用 |
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問い合わせ先 |
ベルギー・フランダース政府観光局
ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル コックス・アンド・キングス・ジャパン G2 Travel Japan クオニイ グループ トラベル エキスパート ミキ・ツーリスト トラベルコーポレーション・ジャパン ツムラーレ コーポレーション | ||||||||||||||||||||||||||||||
更新日 | 2015年1月30日 |