オフ・シーズン企画

アムステルダム国立美術館
今年リニューアルしたアムステルダム国立美術館
© Iwan Baan / NBTC

いつもの美術館をもっとたっぷり

  • 分野:美術
  • 国名:オランダ
  • 期間:通年(特に秋冬)

企画概要

通常ツアーでは一部のハイライト作品を駆け足でしてしか観られていないいつもの美術館を、オフシーズンに時間をかけてじっくりと鑑賞。

企画内容詳細

レンブラント作『夜警』の部屋『夜警』の部屋 (アムステルダム国立美術館)
 © Iwan Baan/NBTC


17世紀初頭、新教国としてスペインから独立を果たしたオランダ。世界的な海洋貿易を背景に飛躍的な繁栄を遂げたこの時代、新たな絵画の買い取り手となったのが新興の市民階級。そこで好まれるようになったのが、それまで主流となっていた鑑賞に教養が必要とされる宗教や歴史をテーマにした作品ではなく、より親しみが持て、また理解し易い風俗画や風景画、そして静物画だった。

レンブラントやフェルメール、フランス・ハルス、ヤン・ステーン、ヤーコプ・ファン・ロイスダールなど、その後の西洋画に多大な影響を与えた巨匠が数多く輩出されたこの時代は、オランダ絵画の黄金期と呼ばれている。
こうした巨匠の作品を集めた美術展は日本でもよく開催されているが、その度に美術館前には入場待ちの長い行列ができるほどの盛況ぶり。また、オーディオガイドや資料片手に熱心に作品を観ている来場者の様子からも、日本におけるオランダ絵画の人気とその関心の高さがうかがえる。
そこで今回提案をしたいのが、膨大な作品を所蔵するオランダ国内の“いつもの美術館”にたっぷり時間を費やすアートの旅。春夏には混み合うこうした美術館も、比較的空いている秋冬ならゆったりと作品が鑑賞できる。

美術とファッションにおける権威「デン・ハーグ市美術館」デン・ハーグ市美術館 © NBTC

アムステルダム国立美術館
アムステルダムに来たら見逃せないのが、オランダ随一の規模を誇る「アムステルダム国立美術館」だ。
同美術館には1100年から現代にまでの作品が所蔵されており、世界史の流れに沿ってオランダ史を見ることができるのが大きな特徴となっている。
また絵画だけではなく彫刻、家具、洋服、工芸品、武具など80の展示室に、およそ8,000点がコレクションされている。

本館は9年がかりの改修工事を終え、2013年4月13日にリニューアルオープン。その迫力に圧倒されるレンブラントの『夜警』やフェルメールなどのハイライト作品と共にナショナルミュージアムが誇る傑作を、この機会にじっくりと堪能してみるのはいかがだろうか。

デン・ハーグ市立美術館
オランダ第3の都市デン・ハーグは、オランダの政治の中心地。このデン・ハーグにも一度は訪れてみたい美術館がある。それが美術とファッションにおける権威「デン・ハーグ市美術館」だ。
ベルラーヘの見事なアールデコ調の建物が印象的な同美術館では、遺作となった抽象絵画『ビクトリーブギウギ』を含む、世界最大級のモンドリアンのコレクションを収蔵。その他にもクロード・モネ、パブロ・ピカソ、エゴン・シーレ、ワシリー・カンディンスキー、ルイーズ・ブルジョワ、フランシス・ベーコンなどの作品が所蔵されている。
また、デルフトの陶器、珍しいデン・ハーグの銀食器、ドールハウス、そしてその時代の様式の7つの部屋なども観ることができ、特に「驚異の部屋」ではこれまで見られなかった全く新しい世界が広がっている。

デン・ハーグでは、期間限定(2014年中頃まで)の「マウリッツハウス美術館展」のみを駆け足で観光するツアーがほとんどだが、常設展示されているモンドリアンやピカソなどの現代作品や、デルフト焼陶器のコレクションなども時間をかけてじっくりと鑑賞しておきたい。

ポイント

春夏は混み合う美術館も、比較的空いている秋冬ならゆったり楽しめる。
10年ぶりにグランドオープンしたオランダ最大の国立美術館本館をじっくり見学。
デン・ハーグ市立美術館ではモンドリアンやピカソなどの現代作品や陶器、服飾など幅広いコレクションを見学。
企画可能な期間 通年可能だが、特に秋冬がお勧め
ロケーション アムステルダム、デン・ハーグ
アクセス

デン・ハーグには中央駅とHS駅の2つのターミナル駅があるが、中心部に近いのは中央駅。駅前からはトラム乗り場がある。アムステルダムからデン・ハーグへは、ICもしくはSneltreinを利用。

移動区間:所要時間(距離)
アムステルダム=デン・ハーグ:約50分(60キロ)



提供:オランダ政府観光局


アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum Amsterdam
開館時間:毎日 9:00〜18:00
休館日:要確認
住所:Museumstraat 1, 1071 CJ Amsterdam
Tel:(+31) 20 6621 440
E-mail:info@rijksmuseum.nl
https://www.rijksmuseum.nl
アムステルダム中央駅からトラム2番もしくは5番を利用し、Hobbemastraatで下車。スキポール空港から197番バス、Hobbemastraatで下車。

デン・ハーグ市立美術館
Gemeentemuseum Den Haag
開館時間:火〜日 11:00〜17:00
休館日:月曜
住所:Stadhouderslaan 41, 2517 HV Den Haag
Tel:(+31) 70 338 1111
E-mail:info@gemeentemuseum.nl
http://www.gemeentemuseum.nl
中央駅もしくはHS駅からトラムで約20分。

ホテル

アムステルダム
オランダには田舎の古城、歴史的建造物、モダンなシティホテル、ボーテルと呼ばれる水上ホテルまで幅広い宿泊施設がある。また、アムステルダムには近年、デザイナーらが手がけるファッションホテルも続々とオープンしている。
デザインホテルなら、コンサーバトリアムホテルとロイドホテルがお勧め。

デン・ハーグ
デン・ハーグにも数多くの宿泊施設があるが、中でも有名なのが宮殿や邸宅のある美しい地区ランゲ フォールハウトにあるホテル デス インデス。また、オランダの「アートストリート」であるノールトアインデ通りの近くには、カールトン アンバサダー ホテルとヒルトンホテルがある。

モデルコース
秋色に色づくオランダ&ベルギーフランダース
出典:オランダ政府観光局


1日目 空路:アムステルダム・スキポール空港着
アムステルダム・スキポール空港 → デン・ハーグ(46キロ)

(デン・ハーグ泊)

2日目 デン・ハーグ市内観光:デン・ハーグ市立美術館にてマウリッツハウス美術館展、デルフト焼陶器コレクションなどを見学。水辺に立つビネンホフ(国会議事堂)周辺の並木道も黄葉もきれい。

デン・ハーグ → デルフト(12キロ)
フェルメールの故郷デルフト市内を散策。デルフト焼陶器工房ロイヤルデルフトにて、ロイヤルデルフトを使った軽いランチと工房見学。

デルフト → アントワープ (117キロ)
アントワープ市内観光:芸術の秋を楽しむならルーベンスの祭壇画で知られる聖母大聖堂、ルーベンスの家の他、黄葉の美しいミデルハイム博物館を見学。夕食には秋の味覚ジビエ料理を。

(アントワープ泊)

3日目 アントワープ → ブルージュ (91キロ)
ブルージュ市内観光:秋色に染まる美しい運河沿いの中世の街並みを散策しながら、世界遺産ベギン会院、ミケランジェロの聖母子像で知られる聖母教会、メムリンク美術館、2012年秋にオープンしたヒストリウムなど見学。
午後はフリー、もしくは黄葉を楽しみながら「本の街」として知られるダムへ。

(ブルージュ泊)

4日目 ブルージュ → ブリューゲル街道 (108キロ)
シント・アナ・ペーデなどブリューゲルが描いた絵の看板とともに、そのモチーフが見られるルートが全長27キロのブリューゲル街道となっている。ブリュッセルから南西へ13キロのガースベーク城の庭から見渡せば、秋のブリューゲルが描いたようなフランダースの原風景が広がる。

ブリュッセル市内観光:秋の風情たっぷりのブリュッセルの並木道を、グランプラスを起点に散策。ベルギー王立美術館や世紀末美術館(2013年5月開館予定)を見学。夕食には旬を迎えるムール貝。夜はグランプラスの夜景を堪能。

(ブリュッセル泊)

5日目 ブリュッセル → マーストリヒト郊外三国国境地点(144キロ)
マーストリヒト郊外の三国国境地点では、1分で3ヶ国を一回り。展望台に上れば、オランダ/ベルギー/ドイツの3ヶ国の秋の森が見渡せる。
マーストリヒト市内を徒歩で観光(約2時間):オランダ最古の町にはローマ時代からの遺跡も残っている。地元産の珍しいオランダ産ワインにもチャレンジ。

マーストリヒト → 別名「白い街」と呼ばれるトールン (45キロ)

トールン → ゴッホの森 (アーネムまで136キロ)

(ゴッホの森泊)

6日目 「ゴッホの森」の愛称で親しまれているデ・ホーヘフェルウェ国立公園で、秋の森を満喫。クレラーミュラー美術館と野外彫刻公園見学と、時間があればゴッホの森をウォーキング。または無料貸自転車でサイクリング(いずれも専用ルートがあり)

ゴッホの森 → アムステルダム(96キロ)
アムステルダム市内観光:2013年4月にグランドオープンの国立美術館、開館40周年を迎えるゴッホ美術館、運河めぐりボートに乗船し、水上から運河沿いの秋の街並みを楽しむ。夜は夜景も美しい。(約1時間所要)

(アムステルダム泊)

7日目 出発までフリー:シンゲルの花市、アンネフランクの家、ダイヤモンド研磨工房など。天気がよければ、美術館近くのフォンデル公園などを散策。

アムステルダム市内 → アムステルダム・スキポール空港
午後:アムステルダム・スキポール空港 → 成田・関西・福岡

(機中泊)

8日目 朝:日本着

注意事項

  • デン・ハーグ市立美術館:月曜休館

関連・参考サイト

http://www.iamsterdam.com(アムステルダム観光局)
http://jp.denhaag.nl/jp.htm (デン・ハーグ観光局)

現地コンタクト

アムステルダム観光局 (VVV-vestigingen Amsterdam)
E-mail:info@iamsterdam.com
デン・ハーグ観光局(VVV Den Haag)
E-mail:vvv@denhaag.com

問い合わせ先

オランダ政府観光局
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション

更新日 2013年4月12日