Team EUROPE レポート

2014年・合同部会・キックオフミーティングを開催

2013年5月23日

各部会長が今年の所信を発表
各部会長が今年の所信を発表

 Team EUROPEフェーズ2.キックオフミーティングと懇親会が、5月12日に開催され、46名のメンバーが集まりました。
今期からはドイツ観光局、オーストリア政府観光局、近畿日本ツーリスト個人旅行、トップツアー、エイチ・アイ・エスが参加。さらに、新部会・素材研究部会も加わり、5部会体制でのパワーアップした活動と成果が期待されています。

 会議では新メンバーの紹介に続き、各部会長が昨年の成果と今年の目指す方向について所信を表明。続いて事務局のJATA山口氏からフェーズ2のアクションプラン構成が説明されました。特に、9月のツーリズムEXPOジャパンに関しては、出展スペースや位置取りなどを調整しており、その内容について5月下旬〜6月上旬に全員で議論する場を設ける予定であることも発表されました。

 部会長の所信やアクションプランの構成で語られたキーワードは、「進化・深化・新化」と「連携&発信」の2つ。「いかに売れる企画を作り、旅行会社に商品化を促し、消費者にその魅力を伝えて旅行に行っていただくか」をメンバー全員の共通認識とし、取り組んでいくことを確認しました。部会長の所信とアクションプランの概要は以下の通りです。各部会の方向性は、今後開催される1回目の各部会で決定されます。

セミナー部会 部会長
JATAヨーロッパ観光促進協議会副委員長
Team EUROPE セミナー部会長の
ダミアン・ドーム氏

セミナー部会 部会長
ダミアン・ドーム氏(ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局 局長)

 昨年の地方セミナーは北海道から沖縄まで9都市で開催し、認知を広めたという点で大きな意味があった。Team EUROPEのサイトもセミナーの開催後に、アクセス数が上がっている。しかし、もっと知名度を上げなければ皆さんの目標達成は難しく、今期も地方セミナーを続けていきたい。さらに今期は発信する部会としていきたい。商品系3部会の企画情報をとりまとめてセミナーで紹介するなど、セミナー部会がTeam EUROPEの発信の場になればよいと思っている。
 

オフ・シーズン対策部会 部会長
手塚秀一氏(クラブツーリズム営業本部海外旅行部長)

 昨年はオフ・シーズンと、ピークでも夏のスペインなど見方を変えればオフ・シーズンといえる都市部などを中心に、約70のコースを企画化。商品化して集客のあった企画もあった。今期はブラッシュアップに取り組み、より売れる方向に持っていく。また、部会に参加する旅行4社との連携も深めたい。協力して横断的なメディア展開ができるのではないか。

 さらに、他の部会とも連携し、各部会の企画をオフ・シーズンの商品で売ることも考えてみたい。昨年のデスティネーション開発部会の企画を見ると、オフ期に取り上げても、内容を精査すれば売れると思える案もあった。いいものは部会や会社の枠を超えて積極的に共有し、1年目より2年目、そして3年目の集大成を迎える流れを作りたい。

デスティネーション開発部会 部会長
堀貴詞氏(エヌオーイー経営企画本部 営業企画部長)※新任

 昨年はオフ・シーズン対策部会に参加し、今年からはデスティネーション開発部会で部会長を務めることになった。フェーズ1での取り組みを活かしつつ、部会の垣根を超えて商品化に向けて企画案や動きを共有できる関係を構築したい。

 9月のツーリズムEXPOジャパンでも、連携してできることを模索したい。昨年、オフ・シーズン対策部会では旅行5社が自社顧客を会場に招待し、各社の商品情報を聞ける説明会を開いた。また、JTBと阪急、クラブツーリズムのメディア系3社がアイディアを出し合い、この中で阪急の提案したスペインの企画をクラブツーリズムが媒体に出し、集客に繋がった実例も生まれた。こういうことを追求し、お互いを活かすことを目指すべきだと思う。
 

メディア・プロモーション部会 部会長
エドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏(クロアチア政府観光局日本代表)

 多くの媒体に企画情報を発信し、より多くの消費者にその魅力を見てもらう取り組みを踏まえ、メディア・デイ部会からメディア・プロモーション部会に名称が変わった。今年はメディア・デイを開催せず、その予算を各部会に関わるプロモーションに使用する可能性もある。その際の露出先としては、まだ決定していないがテレビを検討している。メディアは大切にした方がいい。たくさんの露出がされれば消費者に伝わり、ヨーロッパが盛り上がることになる。皆さんと一緒にTeam EUROPEを盛り上げていきたい。
 

素材研究部会 ※新設 部会長
今野淳子氏(ミキ・ツーリスト執行役員)※新任

 新たなトレンドをこの部会から発信したい。旅行の目的は「見る」「食べる」「学ぶ」「経験する」の4つに大別される。まずは「食」に基点に取り組む。ツアーで名物料理を取り入れることもあるが、一般的なメニューが多く、魅力を伝えきれていない。食に代表されるものからヨーロッパの価値を掘り起こしていく。素材研究部会は、商品系部会をつなぐ横串となる部会だと思う。フェーズ1で提案された日程を、一味違うものに変える役割を果たしたい。
 

懇親会は「ヨーロッパを業界No.1のデスティネーションに」の発声で乾杯
懇親会は「ヨーロッパを業界No.1の
デスティネーションに」の発声で乾杯

2014年のアクションプラン構成について
山口正氏(Team EUROPE事務局)

 オフ・シーズン対策部会、デスティネーション開発部会、素材研究部会の3つの商品系部会が開発した企画や商品情報を、セミナー部会、メディア・プロモーション部会の活動を通して発信していく。その活動が大きく分けて以下の3つであり、効果的な発信をするべく、取り組みを強化する。

1.Team EUROPEのサイトの価値向上
 業界内への効果的な情報発信には、Team EUROPEのサイトのアクセス数増加と、サイト価値の向上が不可欠。BtoBの情報共有の場として、業界、特にJATA会員に認知を広める活動をする。ドメインによるサイト解析機能を設けるなど、より効果的な情報発信ができる仕組みの整備も検討する。
 
2.メディア露出(テレビ)
 各部会の企画情報を高視聴率のテレビの旅コーナーで計画的に放映し、そのタイミングに合わせて各社の企画を新聞広告やサイト、DMなどで発信できるようなメディアミックスの取り組みができる環境づくりを検討。会員各社のアンケートでは、ダントツでフジテレビの「虹色ジーン」が1位だった。
 
3.イベント開催

セミナー(BtoB)
地方セミナーを含め、これまでの企画情報に加えて観光局や航空会社、ツアーオペレーターが主体となった旅行会社の販売・企画担当者向けのセミナーをすることも検討。
ツーリズムEXPOジャパン(BtoB、BtoC)
業界日はBtoB。観光局や航空会社、ツアーオペレーターを中心に、それぞれの魅力をアピールできる情報発信の場を設定。一般日はBtoC。各部会の企画を旅行会社の商品として一般消費者に販売する。今年は会場内で旅行相談・申込みが可能となったため、その場所の設定を調整している。
商品発表会(BtoC)
ツーリズムEXPOジャパンでは下期の商品説明が中心となるが、来年上期の展開を見据え、第4四半期にBtoCの商品発表会を開催することも検討。