Team EUROPE レポート

素材研究部会が第4回会合を開催

2014年8月29日

第4回の素材研究部会が2014年8月19日に開催され、前回の課題を踏まえた今後の進め方の確認と、ドイツとフランスが選考した「食」の素材発表が行なわれました。


今後の進め方について

 取り上げる内容については、商品企画系の2部会(デスティネーション開発部会とオフ・シーズン対策部会)の対象地域・テーマとの関連性を重視し、現地観光局に情報提供を依頼。在日観光局のお勧め素材も入れ込み、最終的に部会の承認を得て掲載することが決定しました。

 すでに現地観光局の情報収集を行なった先行国(ドイツ、チェコ、トルコ)3カ国については、不備の情報を除き、基本的には全てを掲載します。ただし、上記の趣旨に合致するものから優先的に掲載し、順序は不備の内容確認を含め、在日観光局が精査することで合意しました。


 

 この議論のなかでは、素材研究部会の目的が日本の旅行会社に対し、ツアーの魅力をアップさせるための“エッセンス”を提案することであり、そのためには日本市場を熟知する在日観光局の視点も重要であることが、改めて確認されました。

 また、観光局が各国のサイトを、本局サイトを翻訳して世界統一の内容で運用することがグローバルスタンダードになりつつある中、日本人の目線で発信できるBtoBサイトの存在は貴重であるという意見も出されました。

 サイト掲載や画面の作り込みについては、更新の頻度や量に対応するために事務局や観光局等で直接入力ができる新しい仕組みを設けることが決まりました。入力情報に対する編集の要否(プロの手を入れる可能性含む)や掲載イメージについては、予算との兼ね合いを見ながら見積もりを取り、次回までに3パターン程を用意することになっています。

 いよいよ次回はサイト掲載に向け、先行3カ国の観光局による素材の発表が行なわれます。
 

ドイツ・フランスの素材発表について

 今回は掲載検討が目的ではなく、情報収集用のフォーマットに沿って例示的な発表が行なわれました(以下に一部を記載)。出席者からは、提案された素材の素晴らしさに加え、「記載情報に発表内容が加わるとより魅力的に感じられる」と、取り上げる意図を伝えることの重要性が語られました。

<ドイツ>
アインスバッハ・ソーセージ(アインスバッハ)
世界最古の歴史のあるソーセージ。ソーセージそのものだけではなく、民族衣装を着たソーセージガイドが案内する旧市街食べ歩きツアーがあるのも面白いのではないか。

ニシンの日(ヴィスマール)
ユネスコ世界遺産の街・ヴィスマールでは3月の2週間「ニシンの日」という祭りが開かれる。ニシンという食材はもちろんだが、祭りと一緒に食を取り上げるのもよいのではないか。

<フランス>
ニースの伝統料理(ニース)
今年2月から、伝統料理を出すレストランに「ニースの伝統料理店」のラベルを貼りだすようになった。郷土料理をテーマに開催したセミナーでも、旅行会社の反応が良かった。

マカロン(ナンシー)
日本でも人気のカラフルなスイーツ、マカロン。発祥地はロレーヌ地方のナンシーで、フランス革命で難を逃れた女性修道僧が、お礼として作り始めた。カリッとした食感とアーモンドの香ばしい素朴な菓子で、1ダース7ユーロほどの値段も土産に最適。