Team EUROPE レポート

第10回デスティネーション開発部会開催

2014年12月9日

 Team EUROPEの第10回デスティネーション開発部会が12月2日に開催されました。2014年はこれが最後の部会となります。冒頭、エヌオーイーの堀貴詞部会長から「本日は、旅行会社の2014年上期商品の販売状況を共有し、フェーズ2に生かしながらフェーズ3をどうしていくか考えていきましょう」と挨拶がありました。デスティネーション開発部会のTeam EUROPEツアーは、もともとチャレンジングなテーマが多いので、数字を見るだけでなく、どこがどう良かった・悪かったという内容の確認・共有が課題です。


 

 本日はデスティネーション開発部会に参加している旅行会社9社のうち7社が出席しました。ANAセールスでは、プロヴァンスの小さな村を訪ねる9日間の評価が高く、またビジネスクラスを使ったスペインは食事の満足度が高かったそうです。チェコだけを巡る8日間は思ったほど集客できず、もう少し丁寧に企画していきたいというのが反省点でした。JTBワールドバケーションでは、設定した4コースとも目標に達しなかったものの、ベルギー・ワロン地方10日間はお客様の評判がよく、特にワロンは魅力的な所なので今後につなげていきたいと前向きです。ジャルパックはヨーロッパ全体の集客が昨年を下回り、その原因として円安による値上がりを上げています。ツアーは数多く設定しましたが、珍しいデスティネーションとして、ヘルシンキとタリンのツアーに反応がありました。

 日本旅行ではイタリアのシチリア島モノコースを商品化しましたが、数字的には苦戦。ただし、お客様の評価は高かったので、シチリアの良さを強調しきれなかったと反省点を上げています。トップツアーでは、一都市深掘りをテーマにドレスデンを2コース設定しましたが、ウェブのみの展開で現時点では集客に至っていません。近畿日本ツーリストはドイツのクリスマス7日間を商品化。集客はあるものの、リピーター向けで主軸のコースにはならないとしています。最期にエヌオーイーですが、フェーズ2よりデス会に移行したため、デス開発の商品はありません。オフ部会の上期商品として、ブルガリアやクロアチアの祭り、ピレネーのハイキングなどを商品化しており、目標に近い集客を上げています。

 デスティネーション開発部会では、マイナー地域を取り上げることが多いため、商品化してすぐに売れるという状況にはなりません。一社で取り組んでも限界があるので、数社で多角的に取り組み、Team EUROPE全体で盛り上げていかないとブームに火はつかないという意見が多く上がりました。デス会・オフ会の合同部会でも1つのテーマを掘り下げ、Team EUROPEからブランドを発信していくという話が出ていますが、第2のモン・サン=ミシェルを作るのであれば、そうした取り組みが必要というところで大筋の意見が一致しました。

 事務局では先日、第2回協賛協議会および第5回ヨーロッパ観光促進協議会を行い、Team EUROPEの中間総括を報告。フェーズ3の実施は決定に至ってはいませんが、参加メンバーにその心づもりを伝えつつ、今年最後の部会を閉会しました。なお、第2回のオフ会・デス会合同部会は、2015年1月の開催となります。