Team EUROPEレポート

オフ・シーズン対策部会とデスティネーション開発部会が第2回合同部会を開催

2015年2月3日

 Team EUROPEのオフ・シーズン対策部会とデスティネーション開発部会による第2回合同部会が1月19日に開かれました。オフ部会のクラブツーリズム手塚秀一部会長は「旅行業界にとって厳しい状況が続く中、旅行に興味をもってもらえる仕組み作りは必要不可欠。こうした状況の中でデス部会とオフ部会が顔を合わせて話し合いの場をもつことは有意義です」と挨拶。デス部会のエヌオーイー堀貴詞部会長は「真価を問われる3年目に、ぜひ実績を出していきたい」と話しました。

第2回合同部会
 

 第1回の合同部会では、2つの部会の概念に囚われず、合同で一つのテーマに取り組む方針が固まりました。これを受け、この度は具体的なテーマの確認やその選定方法、プロモーションの進め方などについて事務局が提案。その内容について、活発な意見が交わされました。

 合同部会では今後、Team EUROPEのトレンド醸成を目指すシンボリックな活動として、「ヨーロッパの美しい村30選」を研究・調査し、プロモーションを伴った商品化へと進めていきます。そのための選定基準として、1)村の人口は1万人未満であること、2)村に2つ以上の遺跡、遺産があること、3)村に景観維持の制約があること、の3つが挙げられました。また、旅行会社の企画視点として、1)専用車などでアクセスが可能なこと、2)宿泊施設が2軒程度あること、3)村が観光促進に前向きであること、4)適した季節の把握、の4つが挙げられました。

 これに対し、概ね「テーマはいいと思う」、「Team EUROPEの活動としてブームを創出していくのはいいこと」といった意見が多く見受けられました。一方で、「遺跡や遺産がなくても、名物や有名人の出身地であるなど観光ポイントがあればいいのでは」、「村には立ち寄るだけで、宿泊は近隣都市でもいいのでは」といった意見などが積極的に出されました。話し合いの結果、“美しい”の感じ方はさまざまではあるものの、まずは「日本人の感性に合う“見て美しい”村」を1カ国10程度、全体で100程度選出。そこから条件を絞り込み、最終的に30にしていく方向となりました。具体的な進め方については、両部会長と事務局で調整し、後日通知されることになります。

 選定条件にはさまざまなものがありますが、その村が日本人旅行者の受け入れに好意的か否かも大切な条件の一つ。また今回はすでに知られている村も選定の範囲とすることになりましたが、知られざる村をプロモーションすることでスターデスティネーションを創出したい政府観光局の意向を汲む必要もあります。さらに、30村の選定に際しては、Team EUROPEに参加している国とそうでない国のバランスを考慮する必要もあり、次回以降に話し合う課題が残されています。