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平成23年6月16日(木)於:経団連ホールにて

平成23年度 第55回JATA定時総会報告

2011年6月27日

平成23年6月16日(木)午後2時30分より、東京・経団連ホールで第55回JATA定時総会を開催しました。金井会長は冒頭の挨拶の中で、東日本大震災復興に向けて4月15日に発した「復興に向けた宣言」を念頭に、「震災からの復興という国家的課題のもと、復興宣言の趣旨にのっとり、これまでの活動継続に加え、具体的な活動を展開していく。業界の知恵と力を結集して、この苦難の時を皆様と共に力強く乗り越えていきたい」と呼びかけました。

(平成23年6月16日現在、正会員会社 1140社 総会出席103社・委任状提出718社 出席計821社)

第55回定時総会議事次第

14:30〜17:00 来賓挨拶
第1号議案 「平成22年度(2010年度)事業報告(案)及び同収支決算報告(案)並びにその承認の件」
第2号議案 「平成23年度(2011年度)事業計画(案)及び同収支予算報告(案)の審議承認の件」
第3号議案 「役員補充選任の件」
17:30〜19:30 意見交換会

開会の挨拶:金井 耿JATA会長(要旨)


金井 耿 JATA会長

2010年度は、円高基調にある中で、サッカーワールドカップ南アフリカ大会、上海万博など大きなイベントがあり、国内においては、奈良での平城京1300年祭、羽田空港の新国際線ターミナルの運用開始、東北新幹線の新青森までの開業、九州新幹線の全通などがありましたが、一方では、宮崎で発生した口蹄疫、中国との尖閣列島問題や、朝鮮半島情勢、中東から北アフリカ諸国のイスラム圏の政変などで、業界が直接的な影響を強く受けた年でした。

このような環境の中、JATAでは「ビジットワールド・キャンペーン」や「もう一泊、もう一旅」キャンペーンなどを展開し、旅行需要の拡大に努めるとともに、公益法人改革に取り組み、10月に臨時総会を開催して一般社団法人へ移行することを決定、その準備を進めました。その中で、3月11日に発生した「東日本大震災とそれに引き続いての原発事故」が、日本の社会・経済全体に甚大な影響を及ぼしています。この災害に対応すべく、協会では震災後早々に「復興プロジェクトワーキンググループ」を設置し、「JATA震災情報WEBサイト」を立ち上げました。

4月15日には、会員の皆様の総意として「震災からの復興に向けたJATA宣言」を発信しました。宣言では「日本を元気に、旅で笑顔に。」をスローガンに、「旅の力」によって人や社会が元気になるように需要喚起を強くアピールしています。困難な局面であっても、JATA旅博を予定通り開催し、会場では被災地域の復興のためのイベントも実施いたします。宣言の具体的実践として、JATAの社会貢献活動も進めております。夏休みには、JATA主催で「被災された小学生と保護者の皆さんを、夏休みに東京への招待旅行」を実施いたします。
旅行需要の喚起を事業の柱とした活動を続けてきておりますが、震災からの復興という国家的課題のもと、復興宣言の趣旨にのっとり、これまでの活動継続に加え、節電に対応した新しい旅の形の追求など、具体的な活動を展開して参ります。

JATAは4月1日に「一般社団法人」としての新たにスタートをいたしましたが、引き続き「民」の立場から、観光庁と協働して、観光立国の実現に向け、国内旅行と併せて、インバウンド、アウトバウンド双方向の交流拡大を図ってまいります。「復興に向けた宣言」にこめられた業界の知恵と力を結集して、この苦難の時を皆様と共に力強く乗り越えて参りたいと思います。

来賓祝辞:武藤 浩 観光庁次長(要旨)


武藤 浩 観光庁次長

東日本大震災により、国内外における旅行需要も大きな影響を受けました。被災地はもとより、それ以外の地域においても、ツアー予約や宿泊予約のキャンセルが相次ぐなど、貴協会及び会員の皆様方も、大変な状況におかれていることと存じます。

観光庁では、日本に元気を取り戻すため、また、国内外からの旅行需要の回復、拡大に向けて、ありとあらゆる取り組みを進めてまいります。その一環として、国内においては、旅行を通じた被災地域復興支援及びそれ以外の地域への旅行新興を図るべく、官民合同による「国内旅行新興キャンペーン」を実施しております。

また、インバウンドを呼び込むためにも、日本人のアウトバウンドを増やすことが重要です。中国や韓国など近隣アジア諸国との交流は回復しつつありますが、欧米との関係も強化する必要があります。

観光に携わるあらゆる方々と連携し、観光需要の1日も早い回復に向けて、官民一体となった国内外への観光プロモーションの実施等を強力に進め、あらためて「観光立国日本」の実現に取り組んでまいります。

第1号議案:「平成22年度(2010年度)事業報告(案)及び同収支決算報告(案)並びにその承認の件」
第2号議案:「平成23年度(2011年度)事業計画(案)及び同収支予算報告(案)の審議承認の件」

長谷川理事・事務局長より第1号議案から第2号議案の説明がなされ、すべて提案どおり承認されました。

第3号議案:「役員補充選任の件」

役員改選では、理事1名、監事1名、運営役員4名の新役員が承認されました。

意見交換会

挨拶:金井 耿JATA会長
祝辞:小泉俊明国土交通大臣政務官
乾杯:バレンチノ・カバンサグ在日外国観光局協議会会長

総会終了後、意見交換会が開催され、会員会社、旅行・観光関係者、在外公館、政府観光局の方など、多くの方々が出席されました。
金井会長はまず、東日本大震災に際して、諸外国の皆様方から大変あたたかい励ましとご支援をいただいたことに感謝の意を表し、4月15日に発信した復興に向けた宣言における業界あげてのさまざまな取り組みについて説明され、「今、我々が直面している課題は大きく言って2つあると考えております。1つは日本の実情を正しく発信して安全で元気であるとことをいろいろなところでご理解いただくことが非常に大きなテーマとしてあると思いますし、JATAとしても全力をあげて取り組んで参りたいと思っております。もう1つは風評被害、あるいは、過度の自粛からどうやって脱却するかということ。今こそ、潜在的に十分存在する旅行需要、旅行への願望というものを引き出して、実際に旅行していただくためにありとあらゆる知恵と工夫を絞るべきと考えております。観光が日本の復興の牽引車になるという気概を持って、ここにいらっしゃる関係者の皆様全員と力を合わせて、勇気を持って取り組んで参りたいと思います」と挨拶されました。


  • 金井 耿JATA会長

  • 小泉俊明国土交通大臣政務官

  • バレンチノ・カバンサグ
    在日外国観光局協議会会長
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