2007年6月16日
 平成20年6月13日(金)午後2時30分より、都内のホテルで、第51回JATA通常総会を開催し、旅行需要創出のための取り組み等4項目を柱とする事業計画を採択しました。また、本年度は役員改選期に当たり、新会長をはじめとする新役員体制を発表しました。
(6月13日現在、正会員会社 1243社 総会出席117社・委任状提出662社 出席計779社)
第51回通常総会議事次第
 






第51回JATA通常総会 会場

14:30〜 来賓挨拶

第1号議案
「2007年度(平成19年度)事業報告(案)及び
同収支決算報告(案)並びにその承認の件」

第2号議案
「2008年度(平成20年度) 事業計画(案)及び
同収支予算(案)の審議承認の件」

第3号議案「役員選任の件」
16:10〜
16:20〜
17:30〜
臨時理事会
臨時常任役員会
意見交換会
 

挨拶:新町光示JATA会長  来賓挨拶:本保芳明国土交通省総合観光政策審議官

会長挨拶(要旨):新町光示JATA会長

 「会長として6年、その間、業界実績として足踏み状態、時に後退する局面もあったかと存じます。私見ではありますが、JATAとして、これから何をやっていけばよいのかということについて、3点あげさせていただきたいと思います。

 第1点は、燃油サーチャージの問題。航空関係者からも、観光マーケットのみならず、ビジネスマーケットでも、大きな打撃を受けていると伺っております。今後も航空会社といろいろ話をして行きたいと思います。
 第2点は、若年層の海外旅行離れ。若い人たちに、もっと海外旅行をしてもらいたいという 業界全体の思いがありますが、青少年海外交流など、若い人の目を外に向けるような官民あげての大きなプロジェクトの立ち上げなど、国の施策として検討していただければと思います。
 第3点は、羽田空港の国際化。羽田空港は、“東京国際空港”であり、単に関東地区にある空港ではなく日本の空港です。今、地方と中央、東京の格差問題が出ておりますが、日本におけるアジアのゲートウェイとして、さらに多くの国際線が飛ぶようになれば、地方からの海外旅行にも行きやすくなり、そのメリットも大変あるのではないかと思います。
我々業界として、地方マーケットをどう改善するかという問題がありますが、羽田の国際化につきましては、あらゆる努力をお願いしたいと思う次第です。

 いずれも難しい問題ですが、こういう問題から手をつけていかないと、現状の下で、なかなか観光立国、旅行市場の拡大と申しましても、非常に難しいのではないかと思いますので、そういう政策的な、抜本的な問題に対しても、これからJATAとして発言していく必要があるのではないかと思う次第であります」

 

来賓挨拶(要旨): 本保芳明国土交通省総合観光政策審議官

 「10月1日の観光庁開設に向け動いておりますが、最近のトピックに消費者庁の設置があります。それに伴い、旅行業法を消費者庁に移管する話があり、JATAの幹部の皆様とも相談しながら対応してきたところですが、これまで国土交通省だけで対応させて頂いておりました旅行業法の策定が、来年からは消費者庁も関与してくるということで、下手をすると二重行政になりかねないという懸念もあり、その弊害が出ないように、協会ともよく相談しながら対応して行きたいと思っております。

 燃油サーチャージは、旅行会社、航空会社、消費者、それぞれが負担を負う問題で、簡単には整理ができません。佐々木海外旅行委員長を筆頭に、航空業界とどういった形でこの問題に対応し、整理していくかいう議論をしてきて頂き、航空業界も理解を示し始めたということで、その努力を高く評価しています。ただ一方で、時間がだんだん経ってきているということも否めない事実。総額表示、あるいは個別表示するにしても、例外的に燃油サーチャージの金額が出るような対応をお願いする通達を出すつもりでおりますので、ご理解をお願い申し上げます。

 VWCのお話もございましたが、需要創造的な形に業務を転換してやって行こうとしている。特に、若年層への対応も重視して行くということで、全面的に応援していきますし、私どももできることをやって行きたいと思っています。若年層の問題は、一産業界、旅行業界の問題ではなく、もっと大きな国の将来に関わる問題なのではないかと考えています。力を合わせて取り組みたいと思っております。

 最後になりますが、、観光庁の設立する10月1日に向けて東京はもとより、各地で産業界の方々、一般の方々から意見をお聞きして、一緒になって観光立国に向けた盛り上げをして行きたいと考えており、さまざまな形でご協力いただければありがたいと存じます。新町会長に改めてお礼と感謝の意を示しまして、また、皆様の事業のますますの発展を祈念しまして、私の挨拶とさせて頂きます」


新町光示
JATA会長

本保芳明
国土交通省総合
観光政策審議官

第1号議案:「2007年度(平成19年度)事業報告(案)及び
                          同収支決算報告(案)並びにその承認の件」

報告者:奥山隆哉JATA事務局長

パワーポイント画面による第1号議案 「平成19年度事業報告(案)及び同収支決算報告(案)」が報告され、その承認がなされました。

>> 第1号議案「2007年度(平成19年度)事業報告(案)及び同収支決算報告(案)
(PDFファイル・約4MB)


奥山隆哉
JATA事務局長

第2号議案:「2008年度(平成20年度) 事業計画(案)及び
                              同収支予算(案)の審議承認の件」

報告者:梅田春実JATA理事長

同じく、第2号議案 「平成20年度事業計画(案)及び同収支予算(案)」が報告され、承認・可決されました。

>> 第2号議案2008年度(平成20年度)事業計画(案)及び同収支予算(案)
(PDFファイル・約3MB)
平成20年度事業計画の主な柱
1. 需要創出に主体的に取組み、強力に推進
2. 海外・国内・訪日旅行の構造的諸問題への取組みの強化
3. 社会の一員として存在感を示す業界活動の強化
4. 会員サービスの強化・向上

梅田春実
JATA理事長

第3号議案:「役員選任の件」

今年は役員改選の時期に当たり、役員の大幅な変更とそれに伴う委員会委員長・副委員長の交代が一部行なわれました。3期6年、会長職を務めた新町光示会長が退任。替わって、金井 耿新会長が就任されました。
また、梅田理事長も任期満了に伴い退任され、新理事長については7月中旬に着任する予定です。

新町前会長と金井新会長

向かって左から、退任された梅田理事長、佐々木副会長、
古木副会長、新町前会長
>>


>>
社団法人日本旅行業協会 役員一覧
(2008年6月13日/PDFファイル)


社団法人日本旅行業協会 各委員会 委員長・副委員長一覧
(2008年6月13日/PDFファイル)

「意見交換会」

挨拶:金井 耿JATA会長
祝辞:冬柴 鐵三国土交通大臣
乾杯:中村徹(社)日本観光協会会長


 総会終了後、午後5時30分から意見交換会が開催され、会員会社、また、旅行・観光関係、政府観光局やメディアの方など、多くの方々が出席されました。

 金井新会長「我々が切望していた観光庁が今年10月に発足すると伺っています。観光に従事する関係者が力を合わせ、この観光庁が円滑に促進、充分に機能するよう、取り組んでいくことが必要です。このような変化の中で、我々はこれまでと違った形で、観光全体、施策としての観光立国というものに貢献できるかということが、今問われているのではないかと思います、新しい内容、新しい形で、全体としての盛り上げを図るために、皆様と力を合わせ、業界全体の力をフルに発揮し、貢献して参りたい所存です。ダーウィーンという学者が、“強いものが生き残ったのではない、変化に対応していったものだけが生き残った”と言っていますが、我々の今の状況にぴったりの言葉ではないかと思います。この言葉を噛み締めながら、業界全体の活動、活性化に向け、がんばりたいと思います」と挨拶。

 来賓の冬柴鐵三国土交通大臣は「第51回という長い歴史を刻まれた日本旅行業協会ですが、、金井新会長のもと更なる発展を願います。国内におきましても、2006年の訪日外国人旅行者数は733万人、昨年の2007年には835万人と100万人の増加を見ました。観光立国推進基本法にも掲げられた“2010年に訪日外国旅行者数1000万人”の目標達成に向け、協会の皆様のお力をお借りし、目標達成に向かってがんばりたい。併せて、“2010年に海外旅行者2000万人”というビジット・ワールド・キャンペーンも4月からスタートさせ、皆様方の国内外の観光推進への取り組みに、大変心強く思っております」と激励と感謝の言葉をかけられました。

 「業界の中でも一番近い関係にある団体、日本旅行業協会と日本観光協会ですが、今後、一層その関係を強めていきたいと思います。国内海外、双方向での観光交流が大切にして参りましょう
」と、乾杯の音頭をとられた中村徹(社)日本観光協会会長。

意見交換会は午後7時30分に終了。 これをもって、第51回通常総会は無事終了いたしました。


金井 耿
JATA会長

冬柴 鐵三
国土交通大臣

中村 徹
日本観光協会会長


左より金井会長、
古木副会長、佐々木副会長


冬柴国土交通大臣(左)と
金井会長(中)、古木副会長(右)

迎える側から…
新町前JATA会長(左)


意見交換会会場


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