素材研究

シードル
© J.F.Lefevre

シードル

  • 分野:食
  • 国名:フランス
  • 地域:ノルマンディー地方
  • 種類:ドリンク

概要

他の地方に比べ雨の多いノルマンディーで、ワインの代わりに造られてきたのが微発泡のリンゴのお酒「シードル」。甘口から辛口まであり食前酒として最適である。ペイ・ドージュ地区には、観光ルート「シードル街道」もある。

素材研究詳細

シードル© CDT Calvados

他の地方に比べて年間雨量が多く、1年中牧草が茂っていることで酪農が盛んなノルマンディー地方。最も有名な名産品と言えば、カマンベールなどが代表されるチーズだが、そんなチーズと切っても切り離せないのがリンゴである。

ノルマンディーの気候はブドウ栽培には適していないため、この地方ではその代わりに昔からリンゴのお酒が造られてきた。その代表的なものが「シードル」である。これはリンゴを発酵させたお酒で、アルコール度数は3〜5%程、微発泡で甘口から辛口まであり、食前酒として最適である。ワイン程アルコール度数が高くないため、飲みやすいお酒として女性に人気である。一方、このシードルを蒸留させ、アルコール度数を上げたのが蒸留酒の「カルヴァドス」。こちらのアルコール度数は約40度で、蒸留した後にオーク樽で熟成させる必要がある。

ノルマンディーでは、昔からシードルを造る際に出たリンゴの搾りカスを、牛に飲ませることで上質なミルクができると言われている。さらに、その牛の糞から堆肥を作ることで、化学肥料を使わずとも肥沃な地となり、そこからまた美味しリンゴができることから、ノルマンディーにとってチーズとシードルは切り離せない『おいしい関係』にあると言える。

ペイ・ドージュ地区の「シードル街道」

シードル
画像提供:フランス観光開発機構

この地方のペイ・ドージュ地区には「シードル街道」と呼ばれる観光ルートがあり、街道沿いにはシードル製造業者が建ち並び、試飲を兼ねた見学も受け付けている。また4月には、リンゴの花が楽しめる。
この街道の途中には「フランスの最も美しい村々」のブヴロン・アン・ノージュがあり、毎年10月の最終の週末にはシードル祭りが催される。地元品が並べられたマルシェが設置される他、民族衣装を着た人々が踊り、昔ながらのリンゴ搾り機を使って町中でリンゴジュースがふるまわれる。
ノルマンディーに足を運ぶなら、この地方の文化に深く根付いたシードルを、お客様にお楽しみ頂いてはいかがだろうか。

料理または食材を食することができるレストラン情報

ノルマンディー地方のレストラン
 
アクセス

提供:フランス観光開発機構
関連・参考サイト http://www.larouteducidre.fr/fr/circuits-decouvertes.html
現地コンタクト ノルマンディー地方観光局
Valérie JOANNON
Tel:(+33) 02 32 33 94 12
http://www.normandy-tourism.org
問い合わせ先 フランス観光開発機構
コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2014年10月1日