オフ・シーズン企画

ペトラ・トゥ・ロミウ海岸
美と愛の女神アフロディーテが降り立った
と伝わるペトラ・トゥ・ロミウ海岸
© Cyprus Tourism Organisation

世界で唯一分断された首都をもつ
地中海、伝説の島 キプロス8日間

  • 分野:島
  • 国名:キプロス共和国
  • 期間:11月〜4月

企画概要

「およそ1万年前の集落、古代ギリシャ神殿、ローマ劇場、ビザンチンのモザイク、十字軍の城、中世キリスト教のフレスコ画、中世ゴシックの教会、そしてヴェネツィアの要塞からオスマントルコのモスクまで全部あります。」と紹介されるほど歴史深い国キプロスを、8日間というコンパクトな日程で効率よく周る。

企画内容詳細

ナギア・クリソポリティッサ教会


ナギア・クリソポリティッサ教会
© Cyprus Tourism Organisation

地中海の東に浮かぶキプロスは、愛に満ち溢れた魅惑の島。ギリシア神話によるとアフロディーテ(ヴィーナス)は、この島のペトラ・トゥ・ロミウ海岸近くで、海水の泡の中から誕生したと伝えられている。

キプロスの国土は日本の四国の半分程。だがこの島には、およそ1万年前の集落から古代ギリシャ神殿、ローマ劇場、ビザンチンのモザイク、十字軍の城、中世キリスト教のフレスコ画、中世ゴシックの教会まで、そしてヴェネツィアの要塞からオスマントルコのモスクまで、見どころがギッシリと詰まっている。

観光のベストシーズンは5月から10月。12月から3月にかけては平均最高気温が約16〜19℃と少し落ち込むものの、10月には最高気温が27℃を上回り、11月でも平均最高気温は21℃と快適だ。雲一つない青空の乾燥した日が続く夏と比べ、12月から2月にかけては時々降雨も見られるが、温暖で穏やかな気候であることから年間を通じて観光が楽しめる。そこで、今回オフシーズンの企画アイデアとして提案するのが、歴史深い国キプロスを8日間というコンパクトな日程で巡る旅だ。

ポイントは「グリーンライン」

キプロスの主な観光素材には遺跡、ギリシャ神話伝説の場所、ビザンチン教会・修道院、バードウォッチング・フラワーウォッチングなどの自然観察、サイクリング、地中海クルーズ、沿岸クルーズ、ビーチリゾート、クラビングなどが挙げられあるが、やはり目玉となるのはキプロスにある3つの世界遺産。また、女神アフロディーテが降り立ったペトラ・トゥ・ロミウ海岸は、アフロディーテを崇拝する人々の聖地となっている。この浜辺にあるハートの形をした石を見つけると恋愛運UPと言われており、多くの観光客がここでハートの形の石を探している。これも若い女性うけしそうな観光素材の一つといえるだろう。

だが、キプロスツアーにおいて大きなポイントとなるのが「グリーンライン」の存在だ。
このグリーンラインとは南部のギリシャ系住民が支配する地域と分離独立を求めている北部のトルコ系住民との衝突を抑止するため、1974年に国連が引いた全長300キロに及ぶ緩衝地帯を指す。
首都のニコシアもこのグリーンラインによって分断。現在、国連平和維持軍によるパトロールが行われているが、パスポートのみで簡単に南北キプロスを行き来することができる。

今回提案する8日間の行程(以下にモデルコースを紹介)では、首都ニコシアや新旧遺跡群全体が世界遺産に登録されているパフォス、新石器時代の遺跡ヒロキティア、トロードス地方にある壁画聖堂群の3つの世界遺産に加えリマソル、クリオン、アポロン、ネオフィトス、アヤナパやラルナカ、そしてレフコシア、ギルネ、ファマグスタといった南北の見どころを、グリーンラインを縫うようにしながら巡る。


キプロスの食卓


食卓に並ぶキプロスの伝統料理
© St. Gerardi


若い女性をターゲットにした新素材の提案

この日程にトッピングするテーマの一つとして、キプロスのワインと美食が考えられる。
キプロスは古代からワイン作りを行ってきた国の一つで、その歴史は5,000年以上にも及ぶ。

2004年にはレメソスの西、エリミ村にワインミュージアムがオープン。3階建てのこぢんまりとした建物だが、ここには考古学研究から証明されたキプロスワインの歴史資料、ワイン壺などの発掘品、オモドス村のブドウ搾り器など、キプロスのワイン作りの歴史を垣間見られる。
地階にはテイスティング・バーも併設されており、ワインのテイスティングや販売が行われている。石壁に並ぶのは、キプロスの中でも特に優れた35のワイナリーから集められた自慢の逸品。バーの皿に盛られてたブドウジュースを使った素朴な味わいの伝統菓子も興味深い。

また、長い歴史と伝統を誇るキプロスでは、自国の食文化に誇りを持ち、心のこもった料理を提供するレストランに対して、2008年から「ヴァキス賞(VAKHIS AWARD)」というプロジェクトをスタートさせた。
これはいわゆるキプロス政府の“お墨付き”伝統料理レストラン振興策。毎年審査が行われ、ふさわしいレストランに証明書を与えている。この「ヴァキス」という名は、紀元300年頃古代都市キティオンに暮らした有名な料理人、ヴァキスに因んで名付けられた。その他、若い女性をターゲットにした青空市場の散策や、1日から数日の料理教室などをオプションで用意してみるのも良いだろう。

なお、キプロス政府観光局(本局)のウェブサイトでは、キプロスのワイン街道やキプロスの美食に焦点を当てた旅作りに役立つ英語版電子パンフレット(Eating Guide)の閲覧も可能となっている。興味があれば是非参照してみて頂きたい。

ポイント

キプロスにある3つの世界遺産を巡る
美と愛の女神アフロディーテが降り立ったと伝わるペトラ・トゥ・ロミウ海岸
グリーンラインを縫うようにしながら巡る旅
島に残る数々の遺跡、ビザンチン教会や修道院など
キプロスのワインと伝統料理
企画可能な期間 1年中設定可能だが、花の開花時期のベストシーズンは3月〜6月。また、8月は年間でも一番暑い月となるので注意が必要。
ロケーション トルコの南、シリアの西の地中海に位置する。地中海ではシチリア島、サルディーニャ島に次いで3番目に大きな島で、四国の半分程の大きさ。
アクセス

出典:CYPRUS Information Service

キプロスにはラルナカ(LCA)とパフォス(PFO)の2つの国際空港があり、ヨーロッパ、中近東諸国の各都市と37社以上の国際線で結ばれている。日本からの直行便はない。 なお、島内の主要な町のほとんどはバスで結ばれている。詳細は各町にあるCTOで確認で可能。(出典:CYPRUS Information Service)

移動区間:飛行時間(目安)
アムステルダム:約3時間30分
アテネ:約1時間40分
ドバイ:約3時間
フランクフルト:約3時間30分
ロンドン:約4時間30分
パリ:約3時間30分
ローマ:約2時間25分
ストックホルム:約5時間
ウィーン:約3時間
モスクワ:約4時間30分
ホテル事情 キプロスにはリゾートで優雅に過ごせる5ッ星ホテル、キッチン設備のあるホテルアパートメント、民家や農家を改築したキプロスならではの田舎暮らしの雰囲気を味わえるトラディショナルハウスなど、政府観光局に登録されているものだけでも900軒以上の宿泊施設がある。
世界遺産 パフォス
パフォスにある新旧遺跡群全体が世界遺産。その中でも、ディオニュソスの館にあるモザイクは必見。

トロードス地方の壁画聖堂群
トロードス山脈にあるギリシャ正教11の聖堂と一つの修道院が対象。ビザンチン様式の美しいフレスコ画は、その外観からは想像もできない程美しい。

ヒロキティア
新石器時代の遺跡。紀元前7千年紀から紀元前4千年紀のもの。さほど大きな感動はないものの、キプロスの歴史を感じることができる世界遺産だ。
モデルコース
地中海・キプロス8日間


1日目 成田空港発、エミレーツ航空夜便にて、ラルナカへ(ドバイ乗継)

(機中泊)

2日目 ラルナカ着後、首都のニコシアへ
ニコシア市内観光(考古学博物館)、ホテルへ移動

(ニコシア泊)

3日目 ニコシア市内観光(聖ヨハネ教会、イコン博物館)
観光後、グリーンラインを越えて北キプロスに入国
レフコシア観光(セミリエ・ジャミイ、ビュック・ハン)
観光後、ギルネへ移動
ギルネ観光(ギルネ城、ベラパイス修道院)
その後、再びグリーンラインを越えて南キプロス側のニコシアへ移動

(ニコシア泊)

4日目 ≪世界遺産≫トロードス地方へ
トロードス観光(聖アシヌ教会、ポディトウ教会、聖ニコラス教会)
観光後、キッコー修道院を観光。その後、ワインの産地としても知られる、オモドスの村散策し、リマソルへと移動

(リマソル泊)

5日目 リマソル市内観光(コロッシ城)
その後、クリオン(クリオン遺跡)、アポロン(アポロン神殿)
愛と美の女神アフロディーテ誕生の地、ペトラ・トゥ・ロミウ海岸へ立ち寄り
その後、ネオフィトス(聖ネオフィトス修道院)へ
パフォスへ戻り、パフォス観光(ディオニソスの館、聖パウロの柱、パフォス城)

(リマソル泊)

6日目 ≪世界遺産≫ヒロキティア観光
その後、レース刺繍で有名なレフカラ村散策
アヤナパ観光(海の洞窟、アヤナパ修道院)

(ラルナカ泊)

7日目 グリーンラインを越えて北キプロスのファマグスタへ
ファマグスタ市内観光(ララ・ムスタファ・パシャ・ジャミイ、オセロ塔、サラミス遺跡)、再びグリーンラインを越えてラルナカへ
ラルナカ市内観光(聖ラザロ教会、ハラスルタン・モスク、塩湖)キティ村(聖母天使教会)

観光後、空港へ。エミレーツ航空にて帰国の途へ(ドバイ乗継)

(機中泊)

8日目 午後:成田空港着

注意事項 占領地域への入域については、以下の点に注意が必要となる。

徒歩の場合(クロスポイントは1ヶ所)
Ledra Palas (レフコシア市内)
車の場合(クロスポイントは4ヶ所)
Demokratias street, Agios Dometios (レフコシア市内)
Pergamos, near Pyla village(ラルナカ地区)
Strovilia, near Vrisoulles village(ファマグスタ地区)
Zodia, near Astromeritis(レフコシア地区)
全てのクロスポイントは24時間開いている
パスポートは必ず携行
キプロス共和国の出入国を行なう空港及び港はラルナカ国際空港、パフォス国際空港、ラルナカ港、レメソス(リマソール)港、パフォス港、ラッチ港。トルコ占領地域内から第三国への出入国は認められていない
関連・参考サイト http://www.visitcyprus.com
http://www.cyprus-info.jp
http://knossostravel.com.cy
現地コンタクト キプロス観光局(Cyprus Tourism Organisation)
E-mail: cytour@visitcyprus.com

クノッソストラベル (Knossos Travel)
Ms. Daniela Theodotou
E-mail: daniela@knossostravel.com.cy(英語)
問い合わせ先 コックス・アンド・キングス・ジャパン
G2 Travel Japan
クオニイ グループ トラベル エキスパート
ミキ・ツーリスト
トラベルコーポレーション・ジャパン
ツムラーレ コーポレーション
更新日 2013年4月26日