
◎原因はトイレ、水分の我慢
飛行機内の冷えや乾燥、トイレを長時間我慢することが原因で急性膀胱炎を起こすことがあります。機内は湿度が低いため、体表から水分が奪われ、結果として尿量が減り、自浄作用が低下するためです。
また、尿が近いからといって水分の摂取をひかえた場合も、血栓症とともに膀胱炎の危険が増えます。のどが渇いたと感じたら、水分が不足しているシグナルです。尿の色と量、皮膚の張りや乾燥の具合も渇きの目安。渇きに応じて摂取しましょう。
◎対症法は飲んで出す
膀胱炎は一般的に女性に多い病気です。排尿時、特に排尿終わり際の痛みや残尿感、尿の混濁といった兆候が見られたら、短時間に350〜500ml程度の水分を取り、排尿量を増やして細菌を洗い流します。
普段から膀胱炎を繰り返す人は抗生物質を携行しましょう。市販薬の痛み止めで、一時的に症状を和らげることもできます。
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