入社当初からずっとインバウンドの担当で、今年で入社5年目になります。インバウンドはアウトバウンドと業務内容が異なるうえ、学生時代に総合旅行業務取扱管理者資格を取っていなかったので、旅行業界に関する知識に長けていたわけではありません。入社2年目に上司から、今の業務範囲では旅行会社全般の幅広い業務知識が掴みにくいからという理由でT/Cを勧められました。
T/Cは求められる知識の範囲が広く、業務時間外での勉強はかなり大変でした。でも、勉強してみると改めて自分がインバウンドの知識はあっても、アウトバウンドについては知らないことが多いことに気づきました。また、インバウンドのお客様は海外にいますので、基本的なやり取りはメール。普段からパソコンに向かって仕事をしていることが多いため、「コミュニケーション・スキル」やITリテラシーの勉強などができたのはよかったと思います。それと、旅行地理の教材などはとても役立ち、今でも活用しています。 |
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実際の業務に役立ったと実感したのは、自分にとってはインバウンドでも、海外の取引先にとってはアウトバウンドであるという視点が持てたこと。取引先がどのような視点や手順で自分たちと取引をするのかがわかり、今ではそれを踏まえて提案をするようにしています。そういう意味では日々の業務に追われる中、自分で目標を立てて取り組むよい機会でしたし、そういう意味でもやってよかったですね。
T/Cを先に取得したので思うのですが、勉強する範囲が総合旅行業務取扱管理者と重複する箇所があります。T/Cの資格を持っていると総合旅行業務取扱管理者の試験の一部が免除されるなど考慮があると嬉しいですね。また、「販売実務」は主に店舗カウンターでの販売を想定した内容と思いますが、カウンター以外の販売業務の内容もあるとよいと思います。 |
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