
新人訓練時に17時間、航空医学や機内における傷病対応を学びます。低気圧、低酸素という機内の特別な環境下で起こりうる症状などが主な内容。AEDや人工呼吸などの蘇生術も習得します。さらに年1回2時間の訓練を全員が受け、実際に起きた病気のケースなど、より実践的な内容を学びます。
ただし客室乗務員が行えるのは初期対応まで。医療従事者ではないため、直接医療に携わることはできません。

機内の救急箱には解熱鎮痛薬、酔い止め、胃腸鎮痛鎮痙薬、下痢止め、点鼻薬、消毒薬、湿布、痒み止め(塗り薬)、熱冷却シート、応急ばんそうこう」など市販されているものを常備しています。搭乗者が軽い体調不良を起こした場合、この中から必要なものをご自身で選択して使用します。

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