9月号インデックス特集 1特集2│特集3│VWCニュース Cafe de JATA 添乗員のための旅行医学バックナンバー
   VWCニュース
P4 【特集2】



 政府は財政出動なき内需拡大策として観光、特にインバウンドを成長戦略のひとつに掲げています。しかし、本来はお金も手間もかけ、観光を国家ブランドの柱として売り込めば、日本ファン、ひいては投資も増え、円滑な外交につながるものと思います。
 セッションでは経済同友会の「Yokoso! to Branding Japan」研究会座長で、広告代理店アド・コムグループの社長でもあるダンネンバーグ氏を招き、日本のブランドイメージを確立できる方法を提言してもらいます。
 また、13年間にわたる台湾からの訪日客受け入れの実績をもとに日本ブランドの純和風旅館を台湾北投温泉にオープンする加賀屋の小田禎彦会長と、観光先進国でインフラづくりの先達でもあるニュージーランド政府観光局長のジェイソン・ヒル氏を招き、すばらしい日本の地方の素材をどう掘り下げてブランド化していくかについて語っていただきます。
(モデレーター:近畿日本ツーリスト(株)越智良典専務取締役)

 大都市圏を除くと、日本人の出国率は一桁台で推移しています。つまり、地方の出国率を高めることが、海外旅行需要を拡大するための重要な課題です。10月末の羽田国際化による羽田ハブ空港構想、仁川経由国際線、LCC乗
り入れ、チャーター便拡大と、今後、地方を取り巻くアウトバウンドの環境は大きく変わります。
 パネリストの国土交通省 田口芳郎氏には日本の成長戦略におけるオープンスカイと羽田国際化、地方発国際線需要、アシ
アナ航空の玄東實氏には外資系航空会社の地方発国際線の展開、ハワイ・ツーリズム・オーソリティのマイク・マッカートニー氏には観光局として地方でのデスティネーション・プロモーションを通じた集客、西鉄旅行の横山達男氏には地方発の海外旅行の現状について、それぞれの立場から語っていただきます。その上で、地方発アウトバウンド需要を拡大し、旅行会社の収益性を高めるための問題提起、具体的方策などを徹底的に討論します。
(モデレーター:(株)航空新聞社 石原義郎取締役・編集長)




JCBインターナショナルとして今年初めて旅行博のサポートをさせていただくこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
私達にとって旅行博に参加させていただく意義は、クレジットブランドとしてのブランディング・プロモーションとしての目的は基より、それ以上の価値が旅行博にあると考えたところにあります。それは、旅行博にご参加される日本の旅行関係者の皆様や海外を含めたサプライヤー様とのB to Bの関係強化です。旅行博は、それを実現する最高のステージです。
 JCBは様々なブランド価値を提供することで、JCBカードを発行いただいている各カード会社様をはじめとするパートナー企業
様の事業に資するブランドでありたいという想いをもって様々な取組みをしています。特に旅行博のテーマである「海外旅行」は、ブランドとしての価値をご提供できる領域の多い分野と考えており、今回旅行博にご参加される旅行関係者の皆様や海外からの出展者の皆様をパートナー様として認識し、皆様の事業に資する展開をするために皆様とより良い関係を結んで参りたいとの願いから参加を決めました。
 JCBでは、カードホルダーの皆様にもっと海外へ、楽しく安心して旅行をしていただくためのサービスやキャンペーンを展開し、今後更なる価値の開発に取り組んで参ります。そしてこれらの活動はご参加企業様の事業のバックアップになるものと考えておりますし、更に価値のあるサービス開発のためには皆様との関係強化は大変重要なものと考えております。旅行博ではより多くの皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

 旅行博はメキシコの魅力をアピールする重要な場です。日本人観光客に人気なのはカンクンなどのビーチリゾートですが、メキシコには世界遺産のチチェン・イツァなど古代から続く歴史、文化から自然、グルメまで見どころが数多くあります。そこで旅行博では、メキシコの近代建築をイメージしたブースに、古代遺跡やメキシコの文化など歴史を感じられる展示で多彩なメキシコを表現。同時に、メキシコ観光のモデルコースも紹介します。そのほか、伝統的な音楽隊マリアッチやダンサーを現地から招き披露します。ぜひ、ブースにあふれるメキシコの陽気さ、ホスピタリティを感じて、お客様に伝えてほしいですね。


チチェン・イツァをはじめ数多くの世界遺産がある

 バーレーンは5000年以上の歴史があり、美しいビーチや美味しいシーフードがある島国です。ホテルなどの観光のインフラも整い、紀元前2500年に興ったとされるディルムン文明の遺品、1200年前のモスクなどの歴史的遺産が豊富にあるうえ、海のシルクロードの要所として栄えたためフレンドリーでホスピタリティに溢れる国民性です。わが国ではアウトバウンドにも力を入れており、日本は旅行先としても高いポテンシャルを持つ国。当日は、イン・アウト双方の観点から多くの旅行会社とお会いしたいです。来年には多くの観光関係者も来日するでしょう。日本の方々に中東市場へもっと目を向けてほしいと願います。


アラビア湾岸地域で最古のモスクと言われるアルハミース・モスク

 旅行博はメキシコの魅力をアピールする重要な場です。日本人観光客に人気なのはカンクンなどのビーチリゾートですが、メキシコには世界遺産のチチェン・イツァなど古代から続く歴史、文化から自然、グルメまで見どころが数多くあります。そこで旅行博では、メキシコの近代建築をイメージしたブースに、古代遺跡やメキシコの文化など歴史を感じられる展示で多彩なメキシコを表現。同時に、メキシコ観光のモデルコースも紹介します。そのほか、伝統的な音楽隊マリアッチやダンサーを現地から招き披露します。ぜひ、ブースにあふれるメキシコの陽気さ、ホスピタリティを感じて、お客様に伝えてほしいですね。


最近人気が高まるアパートメントホテル(客室)



◆参加国一例 略称(8月11日現在)
アルバニア、エルサルバドル、キプロス、コスタリカ、サンマリノ、ジャマイカ、ハイチ、バヌアツ、バーレーン、フィンランド、モナコ、ヨルダン、ラオス、ラトビア、リトアニア、ルーマニア など約25カ国・地域が参加予定。

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