世界の構造転換は日本に大きく影響しています。貿易・人流において相手国は米国中心からアジアへシフトしており、アジア大移動時代を迎えるいま、海外との相互補完も視野に入れた観光立国の構造的戦略が求められます。その潮流の中で、ツーリズム産業はどう社会的使命を自覚して対応すべきか、また現実的な視点でどのようなパラダイムシフトを図っていくべきか、などの諸課題を読み解きます。

　　パネリストは、海外からツーリズム先進国代表としてドイツ観光局、高い品質と催行率を誇る英国系旅行会社トラファルガー社、国内から今期から企画商品の大改革を進めているJTBワールドバケーションズ、堅実で安定的な集客と経営を行うワールド航空サービス、そして常に多彩な切り口で旅行ジャーナリズムを牽引する文藝春秋社クレアトラベラー誌を招きました。旅の質とは何か？業界と消費者が求める質とは何かを、グローバルな視点で議論します。（ファシリテーター：（株）ジェイティービー本社　古澤徹国際部長）。

モンゴルセミナー　13:00〜14:00
今年4月から査証免除になり、旅行がしやすくなったモンゴル。7月に実施されたマスコミ各社を対象とした研修旅行の参加者より、最新のモンゴルをご紹介いただきます。

インドセミナー　14:30〜15:30
女性に人気のアーユルベーダを中心にしたセミナー。「アーユルベーダとは」「手配に当たってのヒアリングポイント」「手配上の注意事項」など、実体験に基づいた取材を中心に、映像を使ってご紹介いたします。

ポーランドセミナー　16:00〜17:00
5月にツアー企画造成担当者、オペレーター計8社が参加した商品企画調査団によるプレゼンテーション。トルン、マルボルク、グダンスクなど、今後商品造成の可能性が高いと思われる世界遺産や地方都市の最新情報を、ホテル・食事・観光等のテーマ別に紹介。

バルカン諸国セミナー　17:30〜18:30
6月に実施した、バルカン諸国（アルバニア・マケドニア・セルビア）商品企画調査団のレポート。インフラの整備状況、世界遺産、想像以上に良好な治安など、3カ国の商品造成時における留意点等も含め、参加した4社がそれぞれの視点からプレゼンします。

　昨今、メディアにも取り上げられるようになり、少しずつ一般に認知度が高まってきたパラオ。以前からダイビングのメッカとして、ダイバーにはその海の魅力は広く知られていましたが、手つかずの豊かな自然、ゆるやかに流れる時間、日常を離れて癒しのひととき…を求め、ハネムーナーやファミリー層にも選ばれるようになってきました。
　旅行博ではパラオとしてブースを出展していますが、より多くの旅行会社にツアー造成・販売をお願いいたしたく、マーケットプレイスへの参加を決めました。マーケットプレイスは今回初めての試みということで、大変期待しています。パラオの「遊ぶ・見る・食べる」の最新情報をお伝えすると共に、専門店ならではの観点から、お客様の旅行目的、年齢層、家族構成に沿ったモデルプランを創り出し、より多くの皆様とお会いして、今後の企画の参考にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

　旅行博は情報入手や複数のランドオペレーターとお話しできる非常によい機会です。当社の取り扱いの中心は海外旅行。企画旅行などの相談を受けたときには何か答えられるよう、多くの国の情報を仕入れておく必要があります。また、チャーターを取り扱っていますが、今はツーウェイが基本。これからはインバウンドを積極的に取り扱いたいと考えていることから、旅行博に出展される各国の観光局や旅行会社の方々との商談を楽しみにしています。
　毎年、旅行博に行きますが、ブースにいる方々が現地のエージェントなのかホテルの人なのかよくわからない時があります。また、旅行を企画するために情報を収集している中で、「後日メールで…」という対応ではお客様への提案の機会を逸することも。できるだけ、その場で情報をまとめてくださると助かります。その時は、モデルプランを元に、移動時間や日数が想像しやすくしていただけると嬉しいですね。

業界日のみ設定の、旅行業を支援するIT企業の出展コーナー。出展企業各社が、旅行業システムや会計システムなど、導入・見直しを検討している会員旅行会社の相談にのります。また、同日はステージBで、（株）ジェイティービー　野々垣典男IT企画部長を講師にお招きしたITセミナーを開催します。

◆参加企業 （50音順）
・アクセス国際ネットワーク
・アマデウス・ジャパン
・トラベル・エボリューション
・トラベルデータ
・日本システム開発
・ブロードリーフ