■プログラム
9つのセッションテーマを設け、各セッションにおいて基調講演、パネルディスカッション、インタビュー、国内外の著名人による特別講演や、参加者全体による討議を行う予定。
仙台会場(ウェスティンホテル仙台)
4月17日
1. 復興:日本、他国からの教訓
2001年の9.11から2011年の3.11まで、危機対応がツーリズム産業の常態となった感がある。東北を中心とした日本の経験、知見、更には他の危機に見舞われた世界の他地
域のケースも踏まえ、危機管理のあり方を探る。
2. アジアマーケットの状況-アジアの中から
アジアにおけるツーリズムの現状と課題、その世界的な位置づけなどを探るとともに、その将来を探る。
3. 世界から見たアジアマーケット
アジアの旅行・ツーリズムを世界がどのように見ているのか、どのようにアジアを捉えるのが正しいのかを討議。
東京会場(グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)
4月18日
1. 日本の今、そして未来
東日本大震災が日本のツーリズムに及ぼした影響を評価し、回復への道筋を探るとともに、世界三位の経済大国である日本の未来を議論する。
2. 急激に変化する世界
世界の政治、経済、産業の地殻変動がおきつつある。その大きな潮流を把握することで、ツーリズム産業への影響を把握し理解する。
3. 航空業界−その役割と変化
ビジネスモデルの変化、様々な規制強化、高騰する燃料価格など、ツーリズム産業の主要な構成要素である航空産業は様々な課題を抱えている。ツーリズム産業全体が健全に発
展するために、どのように航空産業を支えることができるかを探る。
4. 我々の声をひとつに
ツーリズム産業に対する各国政府や国際機関の理解と協力を強めるため、ツーリズム産業が幅広く連携するこの重要性を議論し、東京宣言(Tokyo Commitment)を採択する。
4月19日
5. 将来の消費者
進化する消費者のニーズをいかにして把握し、その求めるものを提供するかを、商品およびテクノロジーの両面から議論する。
6. 明日へのツーリズム
他産業の事例に学びつつ、社会、地球環境、利潤をいかに調和させ、産業の健全な発展を遂げるかを、イノベーションやサプライチェーンなどを切り口に討議する。
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