日本旅行業協会(JATA)の基本情報
主要活動報告
情報公開・規約・広報
社会貢献/環境問題・CSR
社会貢献/復興支援
サステナブルへの取組み
各支部の情報と活動報告
女性の活躍推進
観光産業共通プラットフォーム
旅行全般インフォメーション
コンプライアンスとリスクマネジメント
JATA会員と旅行業の基本情報
会員・旅行業者向けサービス・事業
JATA主催のセミナー・研修
消費者苦情や相談対応
経営改善・資金繰り支援
要望活動報告
速報・ニュースバックナンバー
JATA会員の入退会一覧
新型コロナウイルス感染症 関連情報
安心・安全で快適な旅のための情報
消費者相談や弁済について
さまざまな旅行事情
その他 お知らせ
令和6年度総合旅行業務取扱管理者試験
試験の実施結果
よくあるご質問
過去5年間の試験問題・正解
合格証の再交付申請について
我が国のクルーズ等の動向について
旅行業のデータ・トレンド
さまざまな旅行業の数字
海外渡航・観光地情報
更新日:2023年01月11日
2007年7月2日 (社)日本旅行業協会環境対策部会
JATA環境対策部会(糟谷部会長)は、“環境と観光の両立”を目指し、「JATA環境基金」による市民活動や小学生の環境学習への支援助成、サステイナブルツーリズムに関する各種セミナーを開催しています。また平成14年から日本を代表する自然を有する地域でのボランティア活動や、世界遺産に登録された知床や熊野古道を訪れ、現場の関係者との意見交換も行っています。 今回は、ごみ拾いと実地研修を兼ねて富士山麓と青木が原樹海を訪ねました。
ゴミの問題は、富士山登山道の問題なのか、山麓の問題なのかを整理しておく必要がある。
(埋まっているゴミを掘り起こして回収)
根場は富士山を望む茅葺き集落で、日本一美しいといわれていたが、昭和41年の台風で甚大な被害を受け、ほとんどが消失した。平成15年の町村合併を機に茅葺きの集落を西湖いやしの里根場として再生させた。これからの河口湖町の観光地として期待される。
富士河口湖町の小佐野町長、富士河口湖町役場の渡邊観光課長、富士山クラブから舟津理事、佐藤氏が出席して意見交換を行った。 小佐野町長が河口湖周辺の観光の現状、観光振興への取り組み、「エコツアー」の現状などについて説明。旅行会社からは「河口湖周辺の最大の観光資源は富士山。富士山をいかに見せるかがさらなる観光客増加につながるのでは」等の意見がだされた。
青木が原樹海は9世紀頃の富士山大噴火で流れ出した溶岩流上に形成された原生林。ツガやヒノキなどの針葉樹が多く、緑の木が1年中海のように見えることから「樹海」と名づけられた。溶岩大地に森がある様は不思議で、驚かされる。環境学習的なエコツアーが数多く実施されている。
「JATA環境基金」による助成は平成13年にはじまったが、その第1号が富士山クラブである。当時の富士山は「トイレ」が大きな問題になっていた。当協会は、富士山クラブが富士山頂上にバイオトイレを設置するプロジェクトに対して助成した。その成功により、その後環境省や静岡県、山梨県、山小屋が協力しあって、各登山道にバイオトイレが設置されている。
富士山クラブは、富士山周辺の環境保全に対して、率先して汗をかくNPO法人である。今回ゴミ拾いに参加した方々からも、その熱意に対して共感を覚えたという意見が多数寄せられた。舟津理事や事務局の佐藤氏の「熱き思い」に圧倒され、また、参加者の必死な思いにも驚かされた。人間ひとりではできないが、集まれば何かができる、と嬉しい思いに浸った2日間だった。
富士山クラブ 山梨事務所(富士山クラブ もりの学校) 〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2870 TEL(0555)20-4600 FAX(0555)20-4601 E-Mail jjimukyoku@fujisan.or.jp https://www.fujisan.or.jp/About/history/morinogakko.html
最新のニュース
月別ニュースアーカイブ
年別ニュースアーカイブ
広告掲載のご案内