会報誌「じゃたこみ」 【沖縄支部活動報告】
環境保全活動
沖縄の自然・文化・食を通じて「サステナブルな観光」を学ぶ

更新日:2026年02月10日


2026年2月3日(火)、JATA沖縄支部は、環境保全活動への取組として、環境に配慮したサステナブルな観光についての研修を実施しました。

多様な観光資源を持ち、国内外から多くの観光客が訪れる沖縄。観光業は重要な産業の柱の1つでもあります。今回、JATA沖縄支部では、研修として「あまわりパーク」「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」を訪問。沖縄の自然・文化・食に関する視察や講話を通し、観光素材の保護や継承、新しい旅の価値の可能性について学びました。

JATA沖縄支部からは、会員会社より10社/22名、取材1社/1名、JATA沖縄支部より1名、 計24名が参加しました。(参加会員会社10社 : EGLOKINAWA、沖縄JTB、沖縄ツーリスト、近畿日本ツーリスト、国際旅行社、JALJTAセールス、ジャンボツアーズ、T-LIFEパートナーズ、東武トップツアーズ、リウボウ旅行サービス 取材1社:沖縄観光速報社 ※五十音順)

(参加者全員で集合写真)

参加者は、市内よりバスでうるま市の「あわまりパーク」へ。世界遺産・勝城城跡を含むパークの見学と、沖縄文化芸術振興アドバイザーの平田大一氏による地域(歴史・文化)資源を生かした取組について説明がありました。平田氏からは、年々高まる観光需要に応えるため、世界遺産・勝連城跡とその一体を整備する「勝連城跡周辺整備事業」として、公園・歴史文化施設・商業施設などから成るあわまりパークの整備が進められており、メイン施設である歴史文化施設では、市の歴史や文化について、展示だけでなく演技パフォーマンスで体感できるライブシアターなど、楽しみながら学べる新感覚ミュージアムであることなどが紹介されました。

(左:平田氏による「あわまりパーク」説明の様子、右:上/勝連城跡、下/あわまりパーク)

午後は、「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」へ。”ウェルネス&サステナブルが創る新しい旅の価値”をテーマに、昼食と講話が行われました。昼食は、直営農場の有機野菜や無投薬・平飼い卵など沖縄産の旬の食材を中心に自然素材の発酵調味料を使った彩り豊かなトロピカルランチを体験。その後のリゾート副総支配人の前川幸輝氏による講演では、国内外で注目されるウェルネスツーリズム、サステナブルツーリズムがもたらす旅の付加価値向上や商品展開のヒントについて、食品ロスの低減・心身を整える食の在り方・地域循環型のライフスタイルなど、環境と経済の両面から新しい旅の可能性について考える興味深い内容が語られました。

(左:前川氏による「ウェルネス&サステナブルが創る新しい旅の価値」講話の様子、右:参加者が体験したトロピカルランチ)

参加者からも以下のように様々な意見や感想が寄せられ、今回の研修が有意義であったことが伺えました。
【あわまりパーク】
・文化財や遺産と観光の関わり方は課題・話題になるので、ぜひ今後もこのようなツアーを実施して欲しい。
・説明を聞いて、知らなかった文化や自然がまだまだ多いと感じた。今後もこのような形で知識を増やしていきたい。
・うるま市、北中城村の地域の取組が体系的に聞けて良かった。
【暮らしの発酵ライフスタイルリゾート】
・”ウェルネス&サステナブル”のコンセプトは、価値観やニーズも変化する中で時代にマッチしている感じたので、もっとPRしていきたいと感じた。
・これからの旅にこの要素は増えていくと思う。特に、教育要素として、学校・学生の学習に活かせそう。
・観光と環境を今後どのように結び付けていくかを考えるきっかけになった。

JATA沖縄支部では、観光・旅行産業の発展に向け、今後も様々な事業や施設に対する知見の深化や相互交流による推進を図ってまいります。