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更新日:2025年12月04日
2025年11月4(火)~6日(木)ロンドンにて開催された「WTM Minister’s Summit」に、JATA国際関係部・谷村部長が参加し、視察・聴講をしました。
今年のテーマは “Reimagining Travel in a Changing World”、パンデミック後、観光が世界のGDPの20%にあたる経済効果や新しい雇用を生み出す一方、次世代の観光人材不足、女性の活躍の場のさらなる拡大、AIに代表されるテクノロジーの活用などの課題も生まれており、環境が大きく変化する観光業界において、どの分野に重点的に投資活動を行い、観光の革新を起こしていくかという点について議論が行われました。
サミットでは20を超える国の観光大臣・副大臣、UN TourismやWTTCなどの国際関係機関、政府観光局代表がパネリストとして参加し、BBCのキャスターがモデレーターを務めました。モデレーターが順次指名し、複数のテーマ・課題について並行的に織り交ぜながら質問を投げかける形で進行され、闊達で有意義な意見交換となりました。集まった約80名ほどの聴講者の中には、10年続けて聴講をしているという参加者もあり、熱心にディスカッションに耳を傾ける姿がみられました。
JATAでは今回の視察内容を踏まえ、次回のツーリズムEXPOジャパンで開催予定の「観光大臣会合」の運営に活かして参ります。
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