会報誌「じゃたこみ」 【研修・試験部】
2026年度「JATA旅行未来塾 ~新入社員基礎研修~」を開催しました

更新日:2026年05月13日


2026年4月3日(金)、6日(月)、17日(金)、「社会人としての心構えと求められるビジネスマナーの習得」を目的に、新入社員(主に入社3年未満の比較的社歴の浅い方)やコロナ禍で学習機会が少ないままとなっていた若手社員、またはキャリア採用で旅行業が初めての方などを対象としたマナー研修を実施しました。
毎年好評のこの研修は今年は初めて大阪でも開催され、計3回の研修で約100名の参加者が集まりました。
研修は集合形式(リアル対面型)で行われ、講義と実践の両方の内容で進められました。

<カリキュラム>
講師 : 大嶋 博子氏 ((株)リードポテンシャル 代表取締役)  ※プロフィールはこちら
開催日時 ・場所: 4月3日 (金)<東京>、6日(月)<大阪>、17日(金)<東京> / 各日共通10:00~18:30

(1) 今の時代に求められる社会人の心構え
(2) EQを活用して、意欲と能力の発揮力を高める
(3) 人間関係のスタートをスムーズにする印象付け
(4) ビジネスコミュニケーション(言葉遣いとメール)
(5) 電話応対を身につける
(6) ビジネス力の基本~報告・連絡・相談~

(研修の様子/午前:講義の後、グループワークで意見を出し合いそれを発表し全員で共有)

午前の部は自己紹介から始まり、「社会人の心構え」について講師による「働く目的」や「対価(給与)の本質」といった問いかけに対し、受講者が各自の考えを述べる対話形式で進められました。
その後、「社会人としてこれから大切だと思うこと、まだ足りないと思うこと」をテーマに3~4名のグループに分かれてディスカッションを実施し、ディスカッションした内容について各グループの代表者が全体に向けて発表しました。
グループディスカッションでは相互サポートの重要性を、発表内容の全体共有は、他者の視点に触れ学生と社会人の意識の違いについて、深い気づきを得る機会となりました。

(研修の様子/午後:電話応対や名刺交換などを実践形式で学ぶ参加者のみなさん)

午後の部では、事前課題のEQ診断(※)を活用し、自身の心の状態を客観的に把握することからスタートしました。新入社員として今の自分に不足している要素を認識させるとともに、EQを高めることが感情のコントロールや周囲との良好な関係構築に繋がり、ひいては自己の能力を最大限に発揮させる鍵であることを学びました。
また、円滑な対人関係の基礎となるビジネスコミュニケーションとして、「敬語」や「ビジネス用語」の習得に取り組みました。2人1組のペアワークでは、日常語をビジネス敬語へ変換する相互クイズを行い、実践的な理解を深めました。その後、挨拶・名刺交換・電話応対といったビジネスマナーの基本動作について、ひとつひとつ演習を通じて身に付けました。
研修の締めくくりとして、ビジネスの基本である『報告・連絡・相談』について、具体的な事例を用いたグループディスカッションを行いました。「相手・タイミング・方法」を多角的に検討し、各班の発表を比較することで、職場での的確な実践に繋がる「報・連・相」のあり方を学びました。

受講後の参加者アンケートでは「EQ診断を通じて自分の強み弱みを知れたことが印象的だった。仕事への取り組み方を調節したり、モチベーションを保ちやすくなると感じた」「”学生と社会人の違い”をチームで考えたことが印象に残った。自分たちのグループだけでなく、他グループの意見も大変勉強になり、非常に良い時間となった」「グループワークを通して同じ旅行業の他企業の方と交流する貴重な経験になり、良い刺激を受けた。講義は実践的な内容が多くとても参考になった」など、リアル対面で実践する形式ならではの声が聞かれました。

JATAでは、「JATA旅行未来塾」を通して、様々な階層の方々に、業務と会社間を超え、お互いに刺激を与え成長し合うことができる交流の場を提供しています。会員会社の皆様におかれましては、人材育成やスキルアップ等、積極的にご活用くださいますようお願い申し上げます。