表敬訪問 5月13日 (月)、中国・湖南省張家界市の劉革安書記が
JATA池畑理事・事務局長を訪問

更新日:2024年05月14日


贈呈された旗を手に劉革安書記(画面右)と
池畑理事・事務局長

5月13日 (月)、中国・湖南省張家界市から市のトップである劉革安書記が池畑理事・事務局長を訪問されました。
今回は、5月14日(火)ニューオータニ東京で開催する観光プロモーションへの協力に対する御礼もかねての表敬訪問でした。
劉革安書記より、武陵源・張家界の概要説明があり、ユネスコの世界自然遺産で、7000種類に及び動植物も沢山生息し、また45の少数民族が共存するなど、 民族文化も豊かであることや、ヘリコプターからウイングスーツジャンパーという世界で最も標高の高い天然の鍾乳洞「天門洞」をくぐり抜けるスポーツや綱渡りに似た「スラックライン」といった珍しいスポーツを紹介されました。
また張家界のその他の優位性として、アクセスの良さもあげられました。
日本との自治体との交流では、2005年には北海道の乙部町と友好樹の提携、そして2011年には徳島県の鳴門市、2018年には滋賀県の甲賀市とも友好都市となっていると述べられました。


懇談の様子 JATAからは池畑理事・事務局長、海外旅行推進部の千葉副部長も同席

一方、コロナ前の2019年には日本から36000名の観光客が来訪したものの、コロナ後の現在は日本人観光客が激減していることへの懸念を示し、今後の対応としてはキャッシュレス決済の拡大、体験型コンテンツの充実化などの改善もすすめているので、是非、再び日本人観光客にも張家界へお越しいただいきたいと訴えられました。


懇談後、全員で記念撮影

池畑理事・事務局長は、「航空路線の復便の遅れ、燃油サーチャージの高騰、円安、地上費の高騰で日本からのアウトバウンドは全体的に遅れている。為替の影響が少ない韓国、香港、タイ、ベトナムはもどりつつあるが、中国については、査証問題がまだもどっていないことがネックだ。中国は非常に大切な市場と考えており、日中韓首脳会談も再開される見通しで、これを契機に日中交流が深まることを切に望んでいる」と述べられました。